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【海外で働く】ラーメン屋さんと日本語教師のとある一日

前回のnoteに書いたが、わたしの本業はバロック歌手である。

しかしまだまだ学生の身で、歌い手一本で稼ぐのはかなり難しい。

なので、今はラーメン屋さんのアルバイトと日本語教師をしつつ音楽院で勉強をしている。

今日はそんなわたしの夏のとある一日を紹介しようと思う。

いまは8月半ばで、音楽院はまだ絶賛夏休み中

なので朝はゆっくり起床して、彼と毎週木曜日の朝市へ買い物に行く。

ぜんぶ山羊のチーズ

新鮮たまごとヤギのチーズを購入

バールで軽く朝ごはんを食べて、わたしはそのままラーメン屋さんへ


Yume Ramen Verona

ここがわたしの働く Yume Ramen

オーナーはイタリア人で、内装やコンセプトにかなり凝ったお洒落ラーメン屋。
日本人店員はわたし一人で、初めてお客さんとして食べに行った時にオーナーにスカウトされて働き始めた。

お客さんの書いた”Yume”

テーブル前には紙と鉛筆が置いてあって、ラーメンを待つ間にお客さんは自分の《夢》を書いて壁に掛けることが出来る。

このお客さん達の十人十色の夢をみるのが楽しい。

涼しい季節は外に長蛇の列が出来るくらい繁盛していたけど、この暑さのせいで今は割と落ち着いてる。

ワンオペなので自分のペースで働けるし、お客さんとのコミュニケーションも楽しい。

もちろんラーメンも美味しい🍜

12時から15時までのシフトを終えて一旦帰宅。

移動は基本自転車。
ヴェローナは坂がほとんどないので快適。

家に帰って一時間ほどお昼寝したら、また自転車で街へ戻る。

次は日本語レッスン

プライベートレッスンは、オンライン、または生徒の自宅か街の図書館カフェでやっている。

今回は図書館カフェで、来年日本へ留学予定の男の子のレッスン。

日本語教えてると、つくづく日本人に生まれて良かったと思う。

外国人として生まれてきて日本語習得するの、絶対にムリだから笑

難しい言語なのはよくわかるので、生徒にストレスをかけないように、いつも楽しみながら授業をするように努めてる
宿題とかやってこなくても全然怒んない!

あとで痛い目みるのは君だからね!笑
(特にひらがなカタカナを最初にサボると、だいたい後に痛い目見ることになる😅)


2時間授業を終えて、また自転車で帰宅。

Piazza Erbe

図書館カフェから自宅へ帰る道に観光名所のロミジュリのジュリエットの家があるので、この季節観光客が死ぬほどいて人を掻き分けながら自転車で帰るのがめちゃくちゃ大変。


帰宅してすぐに晩ごはんの用意。

今日のディナーはナスのグリルのオイル漬けと、朝市で買ったベーコンとたまご、ヤギのチーズとサラミとトースト。

ナスは家を出る前に用意してたから、ベーコンエッグ作るだけの時短メニュー。


こうしてわたしの一日は終了。

学校が始まるとこのスケジュールにプラスで授業やレッスンも入るので忙しくなるけど、好きなことで生きてるって毎日実感できてる。

あとは貯金もできたら完璧だぁー!

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