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リハビリ、びりびり。/②身体の貯金、チャリンちょきん。

リハビリ、びりびり。/②身体の貯金、チャリンちょきん。

私のリハビリを担当してくれるのは、若い30代男性の先生。

まず週2回、40分間、自重を使った腕全体の運動や、先生のマッサージによる曲げ伸ばしを行う。

先生もレントゲンやCTスキャンの画像を見て、骨折箇所の多さに驚いていたが、それ以上に私の体の柔らかさに驚いていた。

「40代でこんなに柔らかい人は回復も早いだろうし、歳とってから困りませんよ、凄い貯金ですね」

先生曰く、私の体つきは教科書通りの理想的な感じらしい。

施術中に「30台の私よりも可動域が広い・・・」「人体模型より凄い」「術後一か月でここまで動くとかオカシイ」「リハビリ1年生が青小人さん担当したら『私(施術が上手く)デキルッ!』って勘違いするわ」と患者さんというよりレアな検体っぽい扱いだ。

私の人生で自分より年下の知り合いはあまりおらず、上が多いのだが皆年齢以上にアクティブな方々が多いので、「私なんてまだまだ」と思うことが多く、自分が平均からどれくらい外れているか?が図れない(笑)

ただ今回の入院で(もちろん怪我の程度にもよるのだろうが)自分の身体の価値が分かった気がする。やっぱり健康はお金で買えないから、しっかりメンテとトレーニングはしないといけないと再認識した。

「転ばぬ先の杖」「後悔先に立たず」である。

あ。後「こんなに丈夫な身体に産んでくれた両親に感謝」です。

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