拝啓、ワタクシ、事故りました。／⑨終

⑨１３日目：RTB

退院当日の朝、最後の入院朝食を食べ、身支度をして親を待つ。
既に退院後に飲む薬、書類と画像データ諸々の受領、退院前に行く受付の話は終わっている。

結果的にはHCUからの移動は無かったが、私の部屋は私以外で一人一般病棟へ移動、二人退院が居た。
他の部屋はもっと慌ただしかったので、かなり大きい大学附属病院だが、恒常的に怪我人や病人って居るんだなぁ・・・。

父親が迎えに来てくれたので、着替えをし、部屋で仲良く？なった方にお別れの挨拶をして、HCUを出て、退院の手続きを終わらせた。

自宅に帰る前に、私は川越ICのETCレーン内で転倒したので、事情聴取を行うため所沢ICの交通警察隊に出向き、事情を説明。

・事故は単独
・知人の車両と追随してETCレーンを抜けようとしていたが、「魔が差して」知人と並んで挨拶しようとレーンを直前で変更
・挨拶はできたが車体が左側に流れてしまい、減速したが制動が間に合わず、レーン内で縁石に乗り上げて転倒、その時にバイクが上から乗っかったらしい
・NEXCOからは物損なしとの連絡あり、なので「私の車両が破損したという物損事故」扱いとなった。

途中昼食を食べ、お昼過ぎには自宅に到着。
同居人に世話を頼んでいたウサギも元気で、身体はまだ痛むが自宅に帰ってこれたことが素直に嬉しい。

さて、これからリハビリの病院に行くとか、保険の処理とか、バイクの修理とか、ヘルメットやインカムの状況確認とか、社会復帰までもう少し時間がかかりそうだが、頭や背中、四肢が無事だったのは不幸中の幸いだろう。

今回は（も）自爆なので、バイクに対しての怖さは無い。
治ればバイクにまた乗れることを喜ぼう。

拝啓、ワタクシ、事故りましたが帰ってきました。

※リハビリの話や、バイクの話も短いながらまとめていこうと思う。