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拝啓、ワタクシ、事故りました。/⑥

⑥6日目後半:初めての全身麻酔と手術

ひとしきり泣いて気持ちが落ち着いた後、とうとう手術の時間となった。
看護師に案内されて手術室へ移動し、事前確認を行っていく。

その後入室して、手術台に横たわり、酸素マスクを着ける。

「これから麻酔をマスクから出しますので、普通に呼吸してくださいね」

眼を閉じて普通に呼吸をしていたと思ったら、意識が途切れた。

「青小人さん、分かりますか?手術は終わりましたよ」

え?終わったのか?
呼吸を再開しようとすると上手く呼吸ができない。
咳き込み、軽いパニックになった。

ゆっくりと深呼吸をすることで、どうにか意識が戻ってきた。
真ん中からバッキリと骨折した左鎖骨へのプレート埋め込み固定手術は終わったらしい。


異物が入っている違和感と傷周辺の腫れの熱さと術後の痛みを感じながら、手術は麻酔のおかげであっという間に終わるという体験をした。

ちなみに手術室に行ったのが14時、終わって部屋に戻ってきたのが16時だった。

※そんな意識が不安定な中、上長さんから「シェーバーの刃は、こちらで弁償させてもらうことになったので安心してくださいね」と言われた。

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