50代の自分へ
初老とは数え年の42歳のことだったようですが、最近では寿命も延びて50代からを呼ぶことも多くなっているようです。
50代の初老女性として思うことは「さまざまなことから解放されて楽になった」ということです。
毎月訪れるものもなくなり、見た目で扱いが変わる世界からも脱却、セクハラ・モラハラにびくつかず、最近は白髪を染めることもやめました。
それでも清潔感は失いたくないので、ナチュラルと無精を履き違えないように自分なりのバランスで過ごしています。
男性のみなさん、「若く見える」と言えば女性は喜ぶと思っていませんか?
もちろん嬉しくないわけではありませんが、そこじゃないんです。
若さは素晴らしいです。それだけで美しいし、前に進む力もある。うらやましくないと言ったら嘘になります。
でも、無くなっていくものを追いかけるより、残っているものを磨くほうが自分らしくいられる気がしませんか?
わたしは「若い」より「かっこいい」と言われたい。
なぜなら、かっこいいには憧れが入っているからです。
若くはなれないけど、かっこいいおばあさんにはなれるかもしれない。
初老は老いの始まりであり、本来の自分の始まりでもあるかもしれません。
さて、かっこよく人生を楽しみますか。
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