ときにはゆっくりするのも必要だよねって話【心理学者の雑談】
就職の面接に行くのに、みんなに置いて行かれてしまい、しかたがなくタクシーに乗りました。なかなかの遠くの面接会場です。
なぜか、、、タクシーの運転手さんが寄り道に寄り道を重ねて、カフェに寄ったり、海に寄ったり、もう面接5分前じゃん、もう5分じゃつかないのにどうすんの!
って言ったときにタクシーの運転手さんは
「こころに余裕がないんだから、もう少し余裕を持ちなさいよ。」
と言っておられました。
そういう夢を見たときは、こころにゆとりがないと自覚してゆっくり休むのも必要かもしれません。
こころにゆとりがないと
こころにゆとりがないといろいろなことがうまくいかなくなります。頭の中が考えることでいっぱいになるので、注意散漫になります。
注意散漫になると仕事でもミスが増えてきます。そうすると失敗することによる自責感が出たり、うまくやれるんだろうかという不安が出てきて、頭の中を余計に圧迫するかもしれません。
ひととの関係のなかでは、じぶんも余裕がなくなるので、相手のことをきづかえなくなったり、イライラすることも増えてしまいます。
物理的に時間を取る
こころのゆとりのなさは、時間のなさです。仕事を詰め込み過ぎると、考えたり、のんびりする時間が減ります。そうすると必要なリラックスタイムが取れません。
時間のすきまがないと、イレギュラーな仕事にも対応できなくなります。そうするとただでさえ忙しいのに、頭の中パンク状態に陥ります。
少しの時間でもいいので、生活の中に時間の余白を用意するようにしましょう。睡眠時間を削っててでも、イレギュラーに対応すると余計にパンクします。
仕事ばかりでは疲れる(疲れた)
やることがないから仕事に打ち込んでいるという方もいるでしょうし、考え込んでしまうので、仕事を詰め込んでしまうこともあるかもです。
仕事も仕事でいいのですが、そればかりだと、それがうまくいかなくなった瞬間にすべて崩れ去ってしまいます。
生活の余白では、仕事以外のことに何か打ち込むのがいいかもです。少なくとも、いまの仕事以外の仕事のこと、新しい勉強などでもいいと思います。何かリフレッシュできることをしたほうがいいなあと思います。
さいきんなにか忙しくて時間のゆとり感があまりないような気がしたので、自戒の意味も込めて。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。
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