見出し画像

心理学者が考える食と日常。

昨日の夜、ご飯を作って家で食べたんですけど、やっぱり自分で作ると美味しいですよね。家にいない日が続いていたので、食事は普段のものを食べていなくて、そうすると普段食べているものが食べたくなるものです。

レシピ通りに作るのに、プラス一手間加えると、自分のアレンジしたっぽくて美味しく感じるんです。カレーとか、レシピ通りに作った方が美味しいと言われますけど、一味足したくなるのが人間の性なのかなと思います。慣れ親しんだ味の方が美味しく感じるっていうのはあると思うんですよ。

醤油とか、自分の慣れ親しんだ醤油の方が美味しく感じるし、お米とかも、自分の慣れ親しんだ土地のお米の方が美味しく感じるのではないかと思います。

私も料理は嫌いじゃないです。私が物づくりが好きなんだと思うんですが、料理は実はものづくり。いろいろなものを組み合わせて新しい味を作る感じ、それは工作と同じですよね。

そして、アート性がある。クリエイティブとものづくりは、結構近いものがあると思います。パティシエやシェフは、創造性溢れる食事を作ります。フランス料理とか見て、これはアートだなと思います。

感覚刺激の中でも、舌を満たせる芸術は、料理しかないと思うんです。音楽や視覚的なアートとは違い、料理は香りや味があります。人間の基本的な欲求を満たすものは、食事だと思います。だから、シェフが色々な料理にアーティスティックな感じを持ってるなあと思います。

特別な日に食べるフランス料理やイタリアン、中華料理のフルコースなど、それはアートです。

でも、普段は食べ慣れた味を食べたいですよね。

海外旅行に行くと、現地の食事も楽しいけど、日本食やアジアンフードの方が、今は優先して食べるかなと思います。

私の1週間の食事は、だいたい決まっています。刺身やカレー、シュウマイ、しゃぶしゃぶ、麺類など。1日は外食し、もう1日は適当な惣菜を食べます。

だから、特別な日じゃない限り、イレギュラーなものはあまり食べません。

高級な温泉やサウナもいいですが、家の近くのサウナで適当に入るのが一番いいなあと感じることがあります。

食事は特別なアートな食を食べる日があってもよし、そして、普段の普通の生活のためには普通のものを食べるのがいいとなんとなく思った日なのでした。

それでは最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?