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じぶんはどこから来た誰になるか?【研究者日記】
じぶんは心理学研究者であるというアイデンティティがあるわけですが、じぶんが最終到達地点にどう向かおうとするのかについてよくわかっていないし、最終到達地点がどこなのかもよくわかっていない。
目標を見つけてから進むのはなかなか難しい。幼少期に学校の先生になりたいと言っていた夢はなぜか叶っているが、その当時、学校の先生になってなにをしたいのか?は考えていなかった。
この環境になったことによってきっかけをつかんで、たまたまそれが面白くて進むというのもありうるし、教育していて面白いというのはもちろん今はある。
なので、最終到達点が見つからなくても、なにかをしていると自然と到達目標に向かって進んでいるということがある。つまり、現時点では到達目標があってもなくてもいい。
とはいえ、最近どこに進むかがぶれてきていて、いろいろとやりたいこともある。研究もしたいなあと思いつつ、情報発信に特化するも面白そうだし、当たりを生むにはもう少し手広くやったほうがよさそうかと思い、法人を作ったり、カウンセリング屋さんの運営を手伝ったりをやってみたいなあというのもある。
一方、手広くしすぎてガチ凸になってしまうというのもあって、いろいろな人と話していても実感としても、コロナ禍で広げた風呂敷はそろそろ畳んでいったほうがいい。大学院のころに指導教員に教えてもらっていた時も、研究するときは最初は風呂敷を広げて色々なものを吸収し、作品として完成させるときは風呂敷をだんだんと畳んでいくという話をされた。
このころは修士論文を書くことが目標であったのだが、この時の話は今も変わらない。数十年たって、40歳ももうすぐかあとなってきて、がむしゃらにやってるだけではちょっと潰れてしまうのかもしれないと思い始めてきている。畳む風呂敷は畳んで、新しいことは吸収するけれども、スタンスはぶれないというのが必要になってきたのかなと思う。
そのスタンスが、もっと研究や教育を頑張る大学を軸にしたものなのか、情報発信を頑張るディレクターやnoteを中心にするライター的な立場なのか、心理学を中心に据えてどこかの展開にするか、心理学をやる人としてなのか、それともほかのなにかを中心にすえて心理学を応用するなのか、どっちなんだろか。
という葛藤です。最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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