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そろそろ疲れてくる時期じゃないですか?【心理学】

福島県の医学部で学生教育をしながら、心理カウンセラーをしたり、研究をしたり、YouTubeの運営をしたりしてるあおきしゅんたろうです。

この記事を書いているのは金曜日なんですけど、金曜日はnoteの記事書いてないんです。

代わりに17時からばっちこい心理学のラジオが流れますので、それに記事にかえて投稿しているという感じなんですね。

noteも毎日書くの楽しいんですけど、1日くらいは余白時間があると少し気が楽なので、金曜日はあえてラジオだけにして記事を書かないようにしています。

なにごともそうなんですが、こんつめるとちょっと疲れてきますよね。

年明けてから2~3週間ぐらいそろそろ経つんですけど、正月が明けて仕事を始めてから少し時間がたってきて、だんだんとストレスを自覚してくる頃だと思います。

今日の記事では「ストレスがかかってから、こころとからだに反応が出る出るまで、少し時間がかかりますよ」という話をしたいと思います。

そもそもストレスってなにかっていうと、

ストレスの原因になることがまずあって、ストレスの原因によって何らかの心と体に反応が出てくる、というのが1連のストレスということになります。

ですので、仕事をするというのは、ストレスの原因になること、そして、ストレスの結果、岩野さんみたいにスパークしたりとか、具合悪くなったりとか、吹き出物が出てきたり、というのがストレスによる心と体の反応ということになります。

このストレスって厄介なのが2つあってひとつが悪いものばかりがストレスになるわけじゃなくて、いいものもストレスになるということなんです。

年末やクリスマスあるいはお正月家族と過ごしたっていうことも一般的にプラスのことだったりすると思うんですけど、いつもと違う環境にいるっていう意味ではマイナスのことにもなり得るってことなんです。

環境の変化というのは、人間にとってネガティブに働き、負荷がかかることです。

それによってストレスによる心と体の反応が出てくるというのが一つあります。

なので年末とかにかけて、ご家族で過ごされたり、いつもと違う体験していると思うんですが、それもそれでリフレッシュできるんですが、疲れも溜まってストレス反応としてでてくるということが一つあります。

もうひとつは、少し時間がかかってからストレス反応が出てくるということなんです。

例えば誰かにぶん殴られたとかであれば、すぐ打撲の跡になったりとか、あざができたりとか、あるいは血が出てきたりというので、その体はすぐ反応しますよね。

なのでその場合はわかりやすいんですけど、ストレスってそうではないんです。

一撃必殺ですごいストレスがかかることもありますが、トラウマの反応もすぐ出てくるものもあれば、少し時間が遅れて出てくるというものもあるんです。

トラウマになるようなストレスとか、あるいは生活の中で大きい変化、例えば誰かが亡くなるとか、自分自身が引っ越すとか、そういうものは少し1発で大きい変化になり得るんですけれども、それだけじゃないんです。

日常的にじわじわくるデイリーハッスルというストレスもあって、そのストレスの場合も仕事で失敗したからといって、ストレスですぐきお腹痛いみたいな感じにはなかなかならないんですね。

そもそも時間をかけてそのストレスの原因が蓄積されていて、身体の中に何かストレスが溜め込まれている状態になり、その状態でちょっと仕事すると、お腹いたいなみたいな感じになったりしてくるんです。

どれくらいの期間で、そういうストレス反応が出てくるというのは人によりますけれど、じわじわとストレスが溜まって心と体に出てくるようになるということを押さえておいてもらえるといいかなと思います。

疲れに気づかなかったりとか、何か自覚しなかったりするとなると、その溜まっているストレスっていうのに気付くことがなかなか難しいと感じになります。

そうするとドカーンと1発スパークみたいな感じになってきます。

このnoteでも休み明けの過ごし方とか何か年明けどういう風にメンタルを持っていたらいいか?をお話しているので、それを見てもらえればと思います。

ぼちぼちで正月明けてからストレスの蓄積が溜まるにはいいぐらいの時期になってきています。

5月病っていうのも言いますけど、新しく仕事を始めてから1か月とかたってくると、少し体に不調が出てきたりするということもあります。

そろそろ皆さん身体にお気を付けいただければいいかなと思うところです。

私もちょっと何か疲れたなという感じがするので、リモートワーク少しリフレッシュしましたけど、やっぱり職場に行くというだけでもなかなか疲れます。

皆さんも休み休みしながら生活してもらえればいいかなと思います。

それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。

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