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コーヒーを待つ瞬間のゆとりの大切さ【心理学】

函館に帰省してた時にGoogleマップで調べて、適当な喫茶店に入ったんです。

函館といえば海が見える喫茶店やレトロなアンティーク調のカフェがたくさんあって、おすすめがたくさんあるんですが、夜も少し遅く空いてる店がなかったんですね。

お店の前に横付けできる駐車スペースに停めて、すごく趣のある内装のお店に入りました。

そこで飲んだコーヒーが結構美味しかったんですね。いい時間を過ごせたなと感じました。

その店は、自分で豆を挽いて入れてくれるスタイルでした。

今の技術では、機械だけでも美味しいコーヒーが飲めますよね。私の自宅のコーヒーマシンも豆から勝手にコーヒーを挽いて入れてくれるタイプで、それが結構美味しいんです。

将来、すぐに美味しいコーヒーが飲めるようなお店も増えると思います。今ですら、スタバやタリーズや美味しいコーヒーを飲めるお店はたくさんあります。

例えば、5秒でコーヒーが出てくるお店が出来て、ICチップ認証で自動支払いが完了するような世界も来るかもしれません。

そうすると、タイパを重視する人にとってはめちゃくちゃありがたいお店になるのかなと思います。

一方で、私はコーヒーを待つ時間や、誰かが手をかけて入れてくれるコーヒーの価値もむしろ上がるのではと思います。

自分の最近ですが、移動中にも動画撮影することが増えてきて、時間を有効活用できるのは良いことなのですが、そのぶんすきまの時間が短縮されてきています。

それがいいこともあれば、そうでもないこともあります。

コーヒーを待っている5分や10分で考えたり、新しいアイディアが浮かんだりすることがあります。

オートメーション化が進む中で、すきた時間を意識的に作ることの価値が高まるのかもしれません。

なので、将来的に「コーヒー出てくるまで10分かかりますが、よろしいでしょうか?」と問われる店も増えるかもしれません。

効率を求める人には、その10分が無駄に感じるかもしれませんが、すきま時間を大切にしたい人と、時間を効率的に使いたい人とで、二極化していくのかもしれません。

そういった時間の棲み分けを選べるくらいには、豊かな世の中になったなと思いますが、時間の使い方は画一的ではこの先の生き方が手詰まりになってしまいそうな気がしています。

ずーっと働きすぎもしんどいし、休みっぱなしでもしんどくなる。うまい時間の使い方が、これからの人生を彩ってくれるんだろうなと思っています。

それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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