見出し画像

行動すると自信が出る、何もしないと言い訳が出る【心理学】

福島県の医学部で学生教育をしながら、心理カウンセラーをしたり、研究をしたり、YouTubeの運営をしたりしてるあおきしゅんたろうです。

ばっちこい心理学の岩野さんが日本縦断旅の最中にわんこそばを100杯食べました。

この岩野さんという人は本当に少食で普段は全然食べないんですが、その岩野さんがよく食べたよという感じです。

この旅の道中、特に福島から盛岡に移動の道中では、岩野さんは過去の愚痴ばかり申していたのですが笑、このわんこそばチャレンジのあとは、自身に満ち溢れた背中をしていました(詳しくは動画で見てみてください)。

よく食べた、絶対よく食べた。100杯食うとか全く思わなかった。結構食ったな。あと5杯とか言われて、5杯は結構ね、勝負だった。あときつかった、さすがにきつかった(笑)

と言いながら、良い顔、ピンと背筋を立てて歩いていました。

今回の旅で勲章をいただきました。

ただただやることも見つからずに札幌に帰宅するだけの道中では、過去の嫌なことや将来の不安、そして愚痴なんかが出てきてしまいます。

どうしてもやらない言い訳がでてきて、行動が抑制されることもあります。

一方で、なにかができた!という経験をすると次も同じようにチャレンジできる!という思考が出てきます。

岩野さんの場合は、チャレンジを達成する前までは、まさかわんこそばを100杯食べれるとは思っていませんし、わんこそばはいいだろと消極的な態度でした。

しかし、チャレンジ成功すると、次も100杯食べれるんだという考えが出てきますし、この行動をうまく行えるという感覚が自信(自己効力感) というものです。

行動なくして自信は出てきません。行動してみて、うまくいった経験を重ねてもらって、うまくできないときは次行動するときのブラッシュアップの材料にできたら良いのかなと思います。

自己効力感(self-efficacy)とは、人々が特定の行動を実行する上での自己の能力に対する信念のことを指します。アルバート・バンデューラによって提唱されたこの概念は、個人の行動、思考パターン、感情に大きな影響を及ぼすとされています。
自己効力感を高めるためには、まず小さな成功を積み重ねることが重要です。これにより、自信を持ってより大きな課題に取り組むことができます。
また、他者の成功を観察し、彼らから学ぶことも効果的です。成功した人々の行動や戦略を模倣することで、自分自身も同様の成功を収められる可能性が高まります。さらに、ポジティブな言葉や肯定的なフィードバックを受け入れることで、自己効力感は強化されます。このように、自分自身の経験と他者からの学びを組み合わせることで、自己効力感を高めることが可能です。

ChatGPT先生

それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました!

もし記事に共感していただけたら「スキ」ボタンを押してくれたらうれしいです。サポートしていただけたらもっと嬉しいです、サポートいただいたお金は全額メンタルヘルスや心理学の普及や情報発信のための予算として使用させていただきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。

そのほかのあおきの発する情報はこちらから、興味がある方はぜひご覧くださいませ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?