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直観的な情熱

久しぶりにカレーライスを作りました。
数日前からカレーの気分でしたが、コンディションとタイミングの兼ね合いで上手く噛み合わず、だらだらと先延ばしにしてしまいました。
もう今日はこれでもかと言うくらいカレー欲が膨張してしまい、もしカレーを食べなかったらどうなっていたか分かりません。

そして単にカレーと言っても色々ありますね。
人の数だけカレーがある、みたいに。
今日の気分は、具の大きいゴロゴロカレーでした。
もうね、大きければ良いのです。
でかい人参が恋しくなる、そんな季節なのかも知れません。

材料は極力シンプルに。
ジャガイモ、玉ねぎ、人参、鶏胸肉。
それぞれある程度のでかさに切ります。
玉ねぎは、普段はトロトロにするのですが、今日は少し火を通しておしまいに。
いつものような溶けてなくなる状態では、今日の自分は納得しないと思ったのです。

野菜と肉を適当に炒め、バター、塩コショウ、ウスターソースで味付け。
1時間ちょっと中火で蓋をして煮込み、しっかり火を通しました。
最後にカレールーを溶かして出来上がり。
シンプル、まさにカレー、しかしそれが良い。

何の変哲もないない料理ですが、やはりこれですよ。
これが食べたかったのです。
ただ肉と野菜を煮込んだだけのに、とんでもない美味さだ。
情熱と家族への愛こそ最高の調味料です。
なにより自分の食欲への執念。

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