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少子化の日本で何ができるか?~2020年総括と2021年の展望~

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2020年の始めに決めた目標もコロナであっという間に到達が難しくなり
3月から協会のメイン事業だったリアルイベントの企業案件が全滅。
一時期、前年度比7割減。

ひとりだったら何とかなったかもしれないけど箱がふたつあり、従業員がいて、講師の活動場所もなくなりさあどうする?と協会総動員で考え続け、考えている暇もないのでとりあえず新しい事業を同時に何本もスタートさせてから軌道修正、今まで協会が禁止してたことを協会自らぶち破り数ヶ月で全てのことがオンラインで完結する仕組みを作り上げてあっという間に一年が終わりました。
2020年はずっと、ゼロイチを考えていた一年でした。

協会のフェーズは明らかに変わった感覚があります。
でも子育て支援は変わりません。
私は常々、自分の事業を子育て支援からブレないようにしたいと思っているんだなと痛感し、今年いっぱいでプレーヤーでいる事を降りるためスタジオを閉じて、より自分の使命にシフトしていきたいと思いました。

年間の赤ちゃん撮影人数は例年5万人、これを倍にするのが協会のひとつの目標でしたが今年はさすがに9000人程となりました。
ただ、それでも1万人近いお客さまに来て頂いたこと、講師の皆さんがしっかりと感染防止対策をして(協会のガイドラインがあるから安心出来るとお客さまに言われました)細々と活動を続けてくれたおかげです。
それだけのママと赤ちゃんが元気になれる場所を提供できた。
まずはそれを喜びたいと思います。

そして、お取引先の企業様の言葉に何度涙したかわかりません。
撮影会が復活できそうなタイミングで、何十件も契約してくれた企業さまや真っ先に弊社を再開させてくれた企業さま、全く新しい形で協会に投資しジョインしてくれた企業さま、お名前は出せませんが本当にたくさんの方が再開を待ってくれている事を知りました。
秋口から徐々に再開をしており、まだまだ全盛期の頃には戻らないまでも問い合わせが増えるたびに「忘れられていないし、期待してもらっているんだ、まだ大丈夫」と勇気づけられます。

コロナで業績悪くなるのは経営者の実力不足。
そうかもしれません。それで淘汰されるなら、私たちがやってきた事は子育て支援でも何でも無かったと、すいませんでしたと頭を下げるのかもしれません。
それでも信じているものがあって、まだ抗っていたいです。
ママたちの心が救われたと言う事実をないものにしたくはないです。

今年もまだ苦しい時期は続きますが、安心安全第一で楽しんでいただける場を提供できるよう協会一丸となって取り組んでいきたいです。

苦しい時も私の心が保てたのは家族の存在がとても大きいです。
特に夫が私を人生に必要としてくれていたから誰かのために生きていようと思えることができました。

新しく作った家族写真プロジェクトは、そんな風に思える人を大切にしていくために何を積み上げていくのか?を元にして作りました。

家族の歴史を刻むことは人生の歴史を刻むこと。
ノウハウはないし関係性は人それぞれ積み上げていくものだからこそ、取り組みがいがあると感じています。

今年はそんなことを考えています。
今年もよろしくお願いいたします。

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