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「火を囲む」ファシリテーション△キャンプ  〜 ともす・くべる・見守る〜満席御礼

みなさん、こんにちは。淡路島在住のファシリテーター・青木マーキーです。
以前、友人たちとファシリテーションやワークショップの源流をたどる勉強会を重ねたことがあります。そのなかで気がついたのは「火を囲む」が、一番古いファシリテーションなのかな、ということです。

野生生物と人類の大きな違いは「火を囲む」ことにあります。私たち人類は、火を扱うことで、寒さをしのぎ、身を守り、食事をつくり、集落をつくってきました。火を囲むと、自然と人々は円形につどいます。互いの顔をみつめ、暖を取り、ゆらぐ炎をみつめながら「あのマンモス、どうやったらとれるかな」とか「おたくの息子、たちの悪い咳がつついているけど、滋養のあるものを食べさせて元気つけてあげなきゃな」とか話し合っていたんじゃないのかな、と思うのです。

そこで、この度、「火を囲む」ファシリテーション△キャンプを開催することに致しました。2日間かけて、えんえんと火を焚こうと思います

まずは火起こしから。火口(ほくち)を集め、小さな火だねを育て、大きな火をつくるプロセスを楽しみましょう。

写真;焚き火1

いったん火が起きても、適切な薪を適切なタイミングでくべないと火は死んでしまいます。そして、よき炎が育ったなら、それをじっと見守りましょう。火を囲みながら静かに、深く、語り合いたいと思います。

また、体を動かせる方は、薪割りもしてみましょう。斧を正しくふりかぶり、適切に振り下ろすことで、太い木々を薪のサイズに割ってゆくことができます。

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このキャンプでは火をつかって、三度の食事をつくってゆきます。温かい食事は、私たちの元気の源です。温かい汁物と、美味しいご飯を炊きましょう。

写真:アウトドアミーティング食事

天気が良ければ、夜、冬空に星が沢山見えるでしょう。希望者は寝袋で屋外睡眠も可能です。寒いですが、ゆっくりと空を見つめることで、流れ星をみつけることができるでしょう。朝日を拝むポイントや、夕陽を眺めるのに適した場所も、徒歩圏内になります。「大きな火」である太陽の動きを味わいましょう。

写真:夕暮れ

いずれの行為も、ひと昔の日本人は、日常のなかでやってきたことです。自分自身の軸を鍛え、大地に太く根っこを張るような人物をつくってきたのではないかと思います。

僕自身の理解では、火を扱うことがきちんとできるというのと、ファシリテーションができるということは、とても近い行為のように思います。湿った薪や、湿気を帯びた土の上でも火を起こすことは可能です。モチベーションが低い参加者と対峙して場を作ることの難しさと、湿った薪に火を付けるのとは、とても近い。

焚き火はいじりすぎるとうまくいかなくなります。ファシリテーターとして過度な関わりをつつしみ、適切に場を見て、必要最小限に動く。そんな関わりを学ぶには、火を焚くのが一番です。

この2日間で様々に体験するものは、いずれもファシリテーションの「ルーツや根本」であり、それぞれのファシリテーターとしての根っこを育む時間になろうかと、僕は思います。

寒い冬。温かい火のありがたみを味わいながら、深めてみたい方は、ぜひご参加下さい。「ファシリテーションの根っこを育む3時間」で事務局をつとめてくれたごくちゃんと、その愛犬エールとともに、皆様をお迎えしたく思います。

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■日時:2022年1月8日(土)10時30分ごろ開始 9日(日)15時半ごろまで
■参加費:3万円(プログラム費、食費含)

■定員:7名
■会場:淡路島内の古民家(参加が決定した方に詳しいアクセスをお知らせします)
■アクセス:自家用車の方は直接会場まで起こしください
公共交通機関の方は、以下のみなと観光バス淡路島特急(神戸三宮9時発)にお乗りください。バス停までお迎えにゆきます。帰りは翌日の16時のバスに乗れるように送ります。
https://minatokankobus.com/express/

■持ち物:焚き火や野良仕事で汚れてもよい服。寝袋、軍手、ヘッドライト、マイ箸、マイカップ、マイ食器など。
使い慣れたキャンプ道具がある方、炭火で炙って食べたい食材や飲みたいお酒類の差し入れ等は持参歓迎です(任意)。
※寝袋をお持ちでない方は追加1000円でレンタルできます。
※テント泊あるいは電気・ガス・水道が通っていない古民家での寝袋泊となります。(そういうのは無理!という方は、近隣の旅館を自身で予約して、日中のみ参加も可能です。申込時にご相談下さい)
※古民家にお風呂はありません。希望者は車で10分の温泉に出ることは可能です。

■お申し込みは:
事務局担当 ごくちゃんこと 中島さゆり <sayuri0artist@gmail.com> まで
お名前/お住まい/電話番号/メールアドレス/交通手段(車か電車&高速バスか)/寝袋レンタル希望の有無/食事制限やアレルギー等があれば/参加にあたって一言 をお伝え下さい。


事務局を担当するごくちゃんと愛犬エールより

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エールの「場を読み、場をゆるますチカラ」は、すごいなぁと、常々感じています。その場を一瞬で温める速さは、凄腕のファシリテーターでも、かなわないでしょう。私はパートナーの彼のおかげで、どれだけ気楽に、沢山の仲間を増やしたことか!

エールは、いろいろ場所で活躍しています。
東日本大震災の被災地の皆さんに、まさにエールを送りに行く「エールキャラバン」を毎夏行ったり、東京の子供たちが自主的に外で遊ぶための冒険遊び場「プレーパークせたがや」で、お世話役・遊び役として、「プレードック」と呼ばれ、
親しまれていたり、淡路島の山伏修行に特別参加させてもらったこともあります。

私たちの祖先は、古代から、犬と生活を共にし、犬を連れて、世界各地を旅したと言われています。「火を囲む」周りにも、犬がいたはずです。

今回の淡路島での「火を囲む」時間に、
ナチュラルファシリテーターのエールが満を持して特別参加させていただきます。

お楽しみに〜!!

エール(お父さんがビール好きのため、Ale BeerのAleから命名)

6歳オスのゴールデンレトリバー。 日本初の!?ドッグパーソナリティーとして、オンライン有料配信コミュニティ・ビタミンラジオ局に出演中。
極ちゃんがロンドン在住時、運命の出逢い。1歳までロンドンで暮らし、その後はるばる日本にやってきた。 極ちゃんと共に、人々を癒す修行の真っ最中。
特技は、背中に抱きつかせる治療法で、これまで1万以上の人を癒してきた。
沖縄のユタには、「もうじき人間になる」と、言われている。

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