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泳げ!ナマケモノくん/間違い雑学シリーズ03【アシモフの雑学トリビア・豆知識】


1. カメは遅い動物

誤解の由来
カメは常に遅く、のろのろと動く動物だと一般的に信じられています。このイメージは童話『ウサギとカメ』にもよく描かれています。

実際の事実
カメの動きは種類や状況によって異なります。例えば、陸亀はゆっくりとした動きが特徴ですが、ウミガメは水中で非常に速く泳ぐことができます。ウミガメは時速35キロメートル以上の速度で泳ぐことができると言われています。

2. ミミズが二つに切れると二匹になる

誤解の由来
ミミズを二つに切ると、両方の部分が再生して二匹になるという誤解が広く信じられています。

実際の事実
ミミズの再生能力は種類によりますが、多くのミミズは体の前部が切り離されると再生する能力があります。ただし、後部は再生しません。したがって、ミミズが二つに切られても二匹にはなりません。

3. 蜘蛛は昆虫である

誤解の由来
一般的に、クモは昆虫だと考えられています。

実際の事実
クモは昆虫ではなく、クモ類(Arachnida)に分類されます。昆虫は6本の脚を持っていますが、クモは8本の脚を持っています。さらに、クモには昆虫に見られる翅や触角がありません。

4. ナマケモノは常に遅い

誤解の由来
ナマケモノは非常にゆっくりと動くため、「怠け者」という名が付けられました。

実際の事実
ナマケモノは主に食物の消化に多くのエネルギーを費やすため、エネルギーを節約するためにゆっくりと動きます。しかし、危険を感じた場合や水中では驚くほど速く動くことができます。水中では、ナマケモノはかなり速く泳ぐことができます。

5. オオカミは人間にとって非常に危険である

誤解の由来
オオカミは人間を襲う危険な動物だと多くの人が信じています。このイメージは童話や映画などで強調されています。

実際の事実
オオカミは一般的には人間を避ける動物です。人間に対する攻撃は非常に稀であり、通常は病気や餌の不足などの異常な状況でのみ発生します。多くの場合、オオカミは人間を避け、逃げる傾向があります。

これらの誤解もまた、広く信じられている情報が必ずしも正確ではないことを示しています。正確な知識を得るためには、科学的な研究や信頼性のある情報源を参照することが重要です。


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