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◯◯マンになれる道具

「あれを手に入れて、新しい自分になるんだ!」

そんな事を、中学生の頃に楽器屋でエレキギターを眺めるたびに思ってました。

その後エレキギターとアコースティックギターを買ったことで僕の何かが大きく変わったわけではないのですが、人をそういう気持ちにさせる道具が今でも好きで、できれば自分もそういうものを作りたいと思ってます。

たとえば「明日から俺はアイデア出せるマンになるんだ」って思ってもらえるような、アイデアアスリートのための道具を標榜して作ったのがHINGEです。


「明日から俺は自炊マンになるんだ!」って思ってもらえるものを目指して考案したのがフライパンジュウだったりします。

利便性だけじゃなくて読書が好きなことを象徴するような。本が好きマンのための道具が欲しくてBOOK on BOOK を作りました。


一人ぼっちでも楽しく体を動かして、健康な時間を過ごせる。そんな大人になりたくて。ソロスポーツマンを標榜してFLIKCUBEを作りました。




ただの「綺麗なフォルム」「便利な機能」だけでは満足できないんです。
「明日から◯◯マンになれる」ような、少なくともそれを期待できるような道具を作りたいと思ってます。


で、ふと思ったんですけど。
スマートフォンをはじめとする多機能な家電を買う時って、そういう気持ちになりにくくって。

どっちかっていうと「一眼レフカメラのレンズを買う」みたいな。用途がかなり絞り込まれてるときの方が、そんな気分になれる気がしました。


そういえば昨年末にこんなnoteも書いてました↑


シンプルだったりミニマルだったりするものに何故かワクワクするのは、そういう部分もあるのかもしれないですね。



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