アイデア出しには「パス」もある
「みんなで会議室に集まってアイデア出しをしよう。」
なんて言って集まって、本当にすごいアイデアが出たことってありますか?
大きな会社で働いていた頃の僕には、ありませんでした。
でも、TENTでは毎日のようにこれが起きてます。
最初は人数が少ないからかなと思ってたんですけど、最近は6人から8人くらいでやってても、奇跡のようなアイデアが出ちゃうんです。
もちろん個々人の能力はあると思うんですけど、それだけではなくて、わりとコツがあるかもと思ったのでここにメモしますね。
成果を出すアイデア出し会議のコツ
よく言われてる「否定しない」とかのルールではないんです。マッピングするとかファシリテーションとか、そういうものでもないようです。
何をしてるかって言うと一つ一つの発言がシュート(良いアイデア)なのかパス(何かに繋がるヒント)なのかを全員が認識できてて
シュートだけじゃなく良いパス出す人も賞賛されるという文化ができているから「とにかく多くのパス出そう!」という意識が全員にある。
ここが、もしかしたら、コツなのかなと。
そうだとしたら、その意識ってどうやって出来ていくんでしょう?
ファインプレイをリプレイする
スポーツ番組で「今のシュートまでの流れをリプレイしてみよう」みたいなやつ、あるじゃないですか。
あんな感じで「あの時のあの発言が最高のパスだったよね」とか「その前の雑なアイデアからそのパス始まってたよね」とかとか、めちゃくちゃ笑いながら話します。
決定打となった一つのアイデアを称賛するのではなく、そこに至るチームの動きを称賛する。もちろん、シュート決めた人も称賛される。
そういう清々しい環境づくりがジワジワ効いてきてるのかなぁと思ってます。
アイデア出しには「パス」もある。
まずはそれを認識することが、チームで良いアイデアを出すための第一歩なのかなと思いました。
ちなみに、今回書いたことは、下記の2つの貴重な文献から学びとったことで実践された気がしてます。
マンガ大好き!
良い作品を、ありがとうございます。
TENTでは、アイデア出しにこの道具を使ってます。ものすごくオススメです。
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