「なんで?」が新人の仕事
春です!
就職や転職なんかで、新しい環境についたばかりで緊張してる人も多いかと思います。
今日はそんな方に向けて、僕が18歳の頃、オムライス屋のアルバイトしてたときに店長から言われたことを話したいと思います。
新人は「何でですか?」って聞くのが仕事
初めての環境は分からないことだらけ。覚えることは無限にある状態で、やり方を聞いたらメモをとるだけでも精一杯ですよね。
でも、そんな時に大事なのが「何でですか?」って聞くこと、だそうです。
これがなぜ「仕事」なのかっていうと、新人だけじゃなく教える側にとっても学びが生まれるから。
仕事に慣れてきてる先輩にとって「AのときはBをする」は頭を使わなくても当たり前にできること。でも逆にいえば、改善の余地があるかもしれないのに頭を使わなくなっちゃってる可能性がある。
新人からの「何でですか?」という問いは、先輩を含むチーム全体が改善するための貴重な投げかけになるんだよー、という趣旨だったと記憶してます。
そしてこれ実は、新人に限った話じゃないことに後から気づきました。
外部デザイナーも「何でですか?」が仕事
TENTを結成してから、幅広いジャンルの数多くの会社さんと一緒に製品作りを行ってきましたが、依頼をしてくれる担当者さんにとって当たり前の事でも、僕たち外部のデザイナーにとっては分からない事が一杯あります。
そんな時には知った様な顔をせずに「何でですか?」の質問をする。
そこから双方にとって重要な気づきを得た経験は、何度もありました。
当たり前のことに「何で?」を何度も重ねる。
そのためには
知っているようでも「知らない」と思ってみる。
そんな「アイドントノウする」精神は、新人だからこそ、外部だからこそ、素人だからこそやりやすいのかもしれません。
新人の仕事は「なんで?」を聞くことなんだ。
これを前提に持って、面倒くさがらずに問いに答えられるチームが作れたら嬉しいなあ、なんて思いました。
春からの新生活にお役立ていただけると嬉しいです。
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