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楽しさの肯定

楽しいんです。最近。
とても素敵な人々が周りにいて、やっぱり人間は人間と関わっていくしかないんだなあと実感に実感を重ねる具合で時間が過ぎていきます。しかしなぜ、こんなにも釈然としないのでしょうか。
私は人といるのが好きで、人が好きです。その割には選り好みがあるような気もしますが、とにかく人が好きで、だからこそ寂しさが浮き彫りになるわけです。人と会っている時、話している時、共に何かをしている時、それはそれは素敵に楽しい気分で過ごしていますが、ひとたびそこから離れると、なにか大きなものを喪失したような感じがむくむく生まれてきて、別の世界に隔絶されてしまうかのように感じます。これはこれは一体なんなのでしょう。

もちろん答えは見つからないわけですが、世界にはそんな風にならない人々も多くいるわけでありまして、それらの人々を嫉妬とまでは行きませんがやはり羨ましいなと思うわけです。しかしこれは本当にそうなのかしら、実は皆さんもそういった沢山の暗い穴を抱えていらっしゃるのかしら。やっぱり皆々様も他人とあっている時は基本的に元気そうに見えるけれど、ひとりになればずっぽりとそういった穴に落ちていったりもするのでしょうか。もしそうでないとしたら、そこに文学はないのではないかと思ってしまうのです。どっちがいいのか、私には分かりません。苦しさを抱えて美しさを見る人(やはり美しさは苦しさを伴って)とそうでない人。ここには優劣なんて無いのかもしれませんね。

雑然とした文章になってしまいましたが、要するに最近とても楽しくて、でもやっぱり寂しくて、これは一体どうすりゃいいのだという事です。いややっぱり、楽しいって、人生で一番価値のある事だと私は思うので、そこに寂しさがあれなんであれ、楽しいってことは本当にとんでもなく素敵ではないか!!


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