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台湾から日本帰国の調査 その3

2.PCR検査陰性証明書

さて日本帰国空港、隔離場所が決まれば、帰国日程を決定し航空券を購入する必要がある。この際、日本の空港検疫では、発地でのPCR検査陰性証明書が必要なので、検査が可能な病院、検査日予約を同時にする必要がある。PCR検査は、出国前72時間以内の検査証明書が必要である。時間を計算しなければならないのだ。

検査証明書の提示について 厚生省

有効な「出国前検査証明」フォーマット 外務省

●また、有効な検体、検査方法等が記載された検査証明書のみ有効と取り扱います。・有効と認められる検体及び検査方法等の所定の事項を十分にご確認願います。・ 検査証明書の記載内容に記入漏れ等の不備がないか十分にご確認願います。

これを十分に考慮せねばならない。運用開始当初は、不備の場合、日本入国拒否もあり問題になった。台湾の病院は、日本向け検査書類にもなれているのでさらっと問題なく発行してもらったが、絶対に自分でも内容項目をチェックすべきである。

では、どの病院で検査が可能で、予約できるのか。いくらなのか。証明書は発行してもらえるのか。帰国日本人どうし情報交換をしているのだが、結果的には、ここを見るのが一番であった。

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に関する最新情報
日本政府(厚生労働省)所定のフォーマットによる検査証明を発行可能な医療機関(重要)
上記にある、不定期更新なので探してください。

台湾の衛生福利部疾病管制署ホームページに掲載されている「自費檢驗指定醫療院所」を基に確認した結果、台北事務所及び高雄事務所の管轄内において、厚生労働省所定のフォーマットによる検査証明の発行が可能な医療機関は以下のとおりです。
・台北事務所管轄内(8月X日時点)
・高雄事務所管轄内(8月X日時点)





病院によって検査値段が異なる。自分の条件にあった病院を選択する必要がある。私は、この表からなぜか消えた、アクセスと値段重視で台北市隣の新莊にある台北醫院を選択。ネットで簡単予約、駅チカ、最安値、そして実は台湾に来たときの勤務先の真ん前なのだ。なぜ消えてしまったのか、よくわからないが、値段以外はどの病院も同じであろう。

順序は、おおよその帰国日チケットを決定。病院にて72時間以内の予約が空いているか確認、そして予約。予約解約は無料だから先に検査予約すべし。その際「通常(翌日証明書発行、安価)」「快速(当日証明書発行、高価)」の選択。私の場合は「通常予約」を行った。8/2帰国便予約に対して、二日前の7/31の午前検査予約、前日の8/1の夕方、陰性証明書取得とした。そして航空券を購入した。

必要な書類としては、航空券予約のコピー、病院指定問診票、パスポートと居留証のコピー、日本政府指定陰性証明書をした。病院のサイトを見て、必要な資料を確認し持参すること。

検査自体は簡単。病院到着後、看板を見て検査場が設けてあるので並ぶ。資料の確認をしてもらう。資料を渡し、検査費用の支払。その際、日本用証明書が必要で有ることと発行費用を別途加算して支払う。陰性証明書発行受け取り日時の確認と領収書等をもらう。次に鼻に棒をグリグリの日本政府指定検査を受けて終わり。時間にしたら10分程度である。そして翌日、証明書を受け取りに行った。ちなみにメールでも送ってくれるのだが、紙にハンコが載った証明書を念の為にもらった。

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