不安との向き合い方
「子どもが育つ魔法の言葉」という本を旅先の宿で手に取った。
冒頭の「子は親の鏡」という詩の中に、「不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる」という一文があり、あ〜まさにこれだなぁ!と思った。
ここ数日授業に付き添っていると、娘の不安の強さに気付かされる。
新しい事に取り組む時、とにかく不安そうで、取り組むのを嫌がるし、特にそれが競う系のものの時は尚更顕著だ。
思い返せば私の幼少期もとにかく不安が強かった。子どもというのはそういうものなのかなぁとも思ったけれど、福祉の仕事に就いて、子どもたちを見ていると、不安の強弱にはだいぶ個人差があるように感じる。
それは育ちからくるものもあるのかもしれないけれど、見ている限り、生まれつき持っている性質に由来する部分が大きいように感じる。
子どもの頃、こんなに泣いてばかりで、大人になったら泣かずにちゃんとできるのだろうかと不安に思ったけれど、社会人になっても、他の人よりも職場で泣いていたし、客観的にみても不安が強かったと思う。
娘を見ていると、遺伝なのかなんなのかやはり他の子たちよりも不安が強い。
子は親の鏡!まさに!
しかし不安が強くてもなんとか私もここまで生きてきているのだし、環境によってはまぁまぁなんとかやれている。
こういう時、昔だったら自分の不安になりやすさを責めていたと思うけれど、不安になりやすい性質自体は意識によって多少マシになったりしはしつつもなかなか変えられない部分でもあるので、不安になりにくいように環境を調整するか、不安になった時の対処法、それは私の場合瞑想などだけれど、を身につけていくしかないのだろうなぁと改めて思った。
結果を考えないよう意識する事で以前よりもだいぶ不安になりづらくなったし、瞑想などを通じて、以前よりも不安というものに向き合えるようになったけれど、完全に克服できたというわけではない。
ただ完全に克服する必要もないと思うし、克服しなくてもまぁ何とか生きていけてるしな、と思うと、娘の不安に対しての向き合い方もなんとなく見えてきたような気がした。
先週は土曜も授業があったので、今週月曜は振替で学校が休み。明日からまた授業が始まる。
念願のマッサージも、夫に子どもをみてもらって時間を何とか捻出し行けた!
身体の痛みは先日行ったスーパー銭湯でましになった気がしていたが、身体を触ってもらうとやはりどこもかしこもものすごく張っているとの事。
確かに揉んでもらうとあちらこちらでコリコリしていて老廃物が溜まっているようだった。
じっくり揉んでもらい、至福の時間だった。
子育ての悩みも親身に受け止めて頂き、ありがたい事この上ない。
母なら誰もが通る道、明けない夜はない、と言葉をかけてもらった。
明日からまた1週間、何がどうなるかわからないけれど、無理のない範囲で一日一日を楽しんでいきたいな。
読んでくださったみなさま、ありがとうございます。皆さんおつかれさまです。
皆がぐっすりと眠れますように。
おやすみなさい😴
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