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給食の壁

新学期2日目。
娘は、やはりかなり頑張ってるのだろうなぁと伝わる日だった。

途中まではやや厳しそうな場面がありつつも、まぁまぁ楽しそうに過ごしていたけれど、3時間目から雲行きが怪しくなり、教室に入れなかったり椅子に座れなかったりし始める。

4時間目まで何とか頑張り、給食は無理で早退した。

気持ちが乱れてきた時、口頭のやり取りより、筆談の方が落ち着いてやり取りできるようなので、今日はひたすら筆談でやり取りをした。

色んなハードルがあるようだけれど、中でも給食のハードルが高いよう。

みんなと同じ場所で食べるのが嫌だと。
理由までは説明できないようだけれど、おそらく偏食が激しいので恥ずかしいのかなぁ。

残してもいいんだよ、食べられるものを食べていいんだよと何度も伝えてはいるものの、どうにも難しいようだ。

娘と相談し、給食だけ別室で食べさせてもらえないか相談してみようかという話になった。

やはり日々色々あるけれど、1学期は何が嫌かを伝えられなかった事を考えると、何が嫌か発信できるようになっただけでも、ものすごい成長だなぁと思った。


教室は娘だけでなく、本当に毎日色々ある。

今日は図書の時間に、私にバッタの絵本を読み聞かせしてくれる子が出てきたので、バッタについて詳しくなった。大人になるまでにそんなにたくさん脱皮するなんて初めて知った。

セミの本を見て、ミンミン鳴き出す子供達。
ミンミン鳴いてるだけでどんどん楽しくなってきて、次々集まって増えるセミたち。
私の背中にとまるセミたちもいつのまにか列をなしていた。

特に意味とかないけど、声出したりじゃれあってるだけで楽しいんだよね、と思う。

そんな微笑ましい場面が山ほどありつつも、弱肉強食だなぁとか、大人社会の皺寄せや縮図みたいなやり取りもチラホラ見かける。

コイツはいじっていいやつと思うと、攻撃がエスカレートしていく男の子たち。
すぐにバトルが勃発する。
一人一人は優しいいい子でも、集団になると調子に乗ってしまったりするんだなぁと感じたり。
意地悪してるのが、またかわいらしい顔立ちの、大きくなったらさぞかしモテるだろうなぁという男の子たちなのもなんだか複雑な気持ち。
恵まれてる立場の子ほど傲慢になってしまうのだろうか、、などと思ってしまった。

明らかに多動で、椅子に座っていられずにずっとウロウロしたり寝転がってる男の子。

話してると、「僕は勉強が嫌いだけど、ポケモンは好きでたくさん覚えられる。あとはお母さんのご飯が好き」と笑顔で言うのでホッコリした。
お母さんは給食を作る仕事をしてるというので、ご飯が美味しいんだろうな。


いつものことだけれど、我が家は給食が食べられずに帰宅したので、娘も私もお腹ペコペコ。
娘もお腹すいた〜!と何度も言いながら重いランドセルを背負ってクタクタになりながら帰宅。

そんなにお腹空くなら給食食べればいいじゃん!と思うけれど、そんなに空いても食べられないくらい嫌なんだろうな。

帰宅後適当な昼食を食べるも、空腹すぎて疲れてしまい、私は食後にバタンキュー。
久々に昼寝で2時間ほど寝た。

朝が早いだけで毎日クタクタである。
ほんと、生きてるだけで皆100点満点だよ、、と思いながら、今晩も取り留めないですがおやすみなさいまし😴



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