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なぜか上海 中国
2010年2月から3月にかけての、5泊6日だったか、4泊5日だったか忘れましたが、中国では春節祭のあとの頃だったと思います。中国ってこんなところだったんだ!と驚きの多い旅でした。
ちなみに、ツアー代金は3万円台だったように記憶しています。全食事付きですよ。あまりに安くて、正直こわかったですけど、思い切って行って良かったと思います。上海・杭州あたりの盛りだくさんのツアーでした。
中国がこんなにもキラキラした国(ほんの一部ではあるけれど)だとは思いもしませんでした。かなりのショックでした。ただ、そのキラキラのすぐ横には壊された古い建物の瓦礫があったり、労働者が自動車道を平気で歩いていたりと、移動のバスの中からでも、かなり大きな格差が垣間見られたことを思い出します。
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反対に、歴史が止まっているかのような情緒豊かな風景も残っていました。今はどうなっているのでしょう。大事に保存されていると良いのですが。
メモする時間も無く、中国人のガイドさんの言葉が早くて聞き取れず、どこの写真だったのかは不明なんです。
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食事の話。激安ツアーで、約5日間、ほぼ全食事が付いていたので、贅沢は言えません。メニューはすべて決められていて、量も少なめ。中華料理ですから、丸テーブルを囲んで、みんなで大皿料理を取り分けて食べるわけです。
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ツアー参加者の中で一番年齢の低かった私たちの前に料理が回ってくるころには、美味しい料理のお皿はほぼ空っぽ。楽しみの食事がなんとなく気まずい雰囲気になってしまいました。朝食は、日本のホテルにもあるようなパンとコーヒーと玉子料理、そんな感じだったので気兼ねなく食べられました。
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全食事を通して、食べられないようなものはほとんどありませんでした。泥臭い湖の魚以外は。思ったほど油もひどくなく、お腹をこわした人もいなかったように思います。ただ、旅行中は水と買い食いには注意するようにと言われました。コンビニのような店でお菓子や珍しい食品などは買えましたけどね。
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そんなこんなの中国旅行、観光地の風景は映画の中の風景のようでした。水は濁っていましたが、水路の風景もなかなか情緒がありました。
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集団行動は慌ただしく、あまりいい写真が撮れませんでした。素敵な場所はたくさんあったんですけどね。もっとゆっくり歩きたかったです。
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中国へ行こうと決心したきっかけは、ツアー代金の安さだけではありません。その頃、ネットの動画で「三国演義」「水滸伝」「西遊記」などの中国ドラマにはまり込んでいたからです。あまりにも面白くて、今までの漠然とした中国への偏見を取り払うだけの魅力がありました。諸葛孔明が大好きになり、好漢に憧れ、中国という国への興味が高まっていたのです。
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古いものと新しいものが混在していて、なんともいい具合にお洒落でした。なんて言えるのは観光客だからなのでしょう。富裕層もいれば、生活のきつい人たちもまだたくさんいたはずです。空港では荷物を狙う視線をいくつも感じました。
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柔らかい木漏れ日が、とても心地よさそうな場所で、心が癒されました。風水的に優れた街づくりがなされているのではないかと思います。水の濁りは気になりますが。許されるなら、心行くまでぼんやりと橋の欄干に腰かけていたかったです。
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雨もまた、風情があるものだと思います。遠くかすむ風景も大好きです。諸葛孔明や好漢たちには出会えませんでしたし、食事の時間がちょっとストレスでしたが、とても良い旅が出来ました。
今、その国を離れて日本で暮らしている中国人が、私の身近だけでも何人もいます。日本は食べ物もおいしいし、自分の国より好きだと言います。私の知らない、いろいろな事情があるのだろうと思います。
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上海博物館では写真撮影禁止ではありませんでした。今はどうかわかりませんが。
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政治的には難しい面が多々あるようですが、文化や歴史遺産や自然など、価値のあるものが溢れるほどある国なのだろうと思いました。
また新しい旅に出たいです! よろしくお願いします_(._.)_