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派遣王女☆ウルスラ / 第1話(6,637文字)


■第1話■


戻ってきたぞ


扉絵


1頁 地上にでたぞ


東の果て、イグアラン島
城の裏手の森

ずぽっ!!

古井戸から老婆の手が出、縁をつかまえ、山の姿をした老婆がでてくる
カラスは古井戸の縁に止まってしゃべる
「古井戸から山のBBAがでてきた。シュールだ」

「ぷはーッ!!」

「うっさいわ!!」

カラスは左右の羽を腰にあて
「ほれ、もう少しだ、ウルスラ!! がんばれっ!!」

ウルスラ、さけぶ。
「助けんかいッ!! それでも父親かッ!! 魔王を倒した勇者かッ!!」
カラスは旗を左右に大きくふって応援する
「そうだけど。なにか!?」


2頁 カラスの抜刀


ウルスラ
「このイケズ!!」
カラス、ラーメンを啜りながら、
「勇者だから助ける。父親だから助ける。社員だから助ける。ぜんぶ別問題だろ」

昼すぎ
森に、太陽の数珠となった光がさしこむ
ずず、ずず、老婆の山は古井戸に引き摺り込まれるように沈んでいく
カラス、足を組んで、読んでいる本のページをめくる
「止まってるぞ。筋肉がぷるぷるいってる。ぎゃはっは」
ウルスラ、片足を縁に引っかけて、古井戸からでてくる
「ぢぎじょぅ…勇者の娘になんか生まれるんじゃなかった…」

数時間後
ウルスラ古井戸から地上にはいでる
「ぜえぜえ…し新鮮な空気をもっと… 空気が足りん…」

シートを広げて弁当を食べるふたり
カラスはペラペラとマンガをめくる
ウルスラは昼寝をする
「どっこい昭一」
カラスは羽で膝をついて起きあがる。嘴でウルスラをつつく。
起きあがったウルスラに勇者は腰に差した木の枝を剣豪のごとく抜刀して凄まじい速さでふりおろす


3頁 時獄錠を斬る!


パリンッ!!


4頁 ウルスラ、現る!


音を立てて、山の姿をした老婆の両腕にかかる手錠は壊れる
山の老婆にかかった呪いは解けて、十五の美少女が現れた
少女は両手をほほにあてる
「もどったぁ〜!! 何百年も老いつづける呪いから解放された!!」

「チッチッチ」
カラスは木の枝をタクトのようにふる
「それはちがう。時間は止められていたのだ」
ウルスラは訊く
「どういうこと?」
カラスは黒板にチョークで書くように説明する
「魔王は止めた時間にウルスラを閉じこめた。それと…」
カラスはいうと、ウルスラはおうむ返しする
「それと?」
「そもそも魔界には時間の流れはない」
ウルスラは驚愕して、顔を震わせる
「…ということは、いまって!?」


5頁 今はアリスの結婚式


森にそびえる城の、鐘楼の鐘が、勢いよく鳴る
「カーン、カーン、カーン、カーン」

イグアラン城内は盛大に盛りあがっている。
放送が聞こえてくる
「グランディア帝国のカフカ王子とルーミック公国のアリス王女の婚礼の儀が始まりました!! 全世界から盛大な祝福が届いております!!」
ウルスラは青ざめ、魔界で手鏡で見ていたあの風景を思いだす
「こちらロングアイランド島から生中継でお送りしております」
カラス、枝の先でウルスラの額をつつく
「ココに無間地獄のトラウマを見させつづける。奴のやりかたさ」

城の大広場からヌッと巨大ビジョンが現れる
「それでは、世紀の美男美女のおふたりに誓いの、キッスを!!」
「ワーッ!!」

「ぎゃあ〜〜〜〜ッ!!」

6頁 ウルスラの記憶


森の奥からでも空を見上げるような高さの超大型ビジョンに映るカフカ王子とアリスとの熱いキスをみて、ウルスラは思いだす
皇女派遣学院の卒業式の後、派遣する日になって、こいつは魔女だと密告され、地下牢に連れていかれ、異端審問、略式宗教裁判、処刑、なぜかナダル王が現れ、呪文を唱え、穴に突き落とされ、闇をまっさかさまに落下、それらが走馬灯となって頭をめぐる

7頁 地球の景色



「ちょっと島の様子をみよう」
カラスは羽を嘴につけ、口笛を鳴らす

ピューイッ!!

山裾の向こうに、黒雲ができあがる。
黒雲は迫りくる。
カラスの大群だった。
ウルスラは、カラスの大群の真っ黒なじゅうたんに乗る。

黒い絨毯は高くたかく舞いあがっていく。
ウルスラが乗る絨毯は黒い点だ。地平線が見える。

「わあぁ〜すごい景色ッ!!」

8頁 島を見おろす勇者と娘



火山の火口に立って、イグアラン島の全景を見下ろす。


9頁 変わり果てた世界


変わり果てていたイグアラン島。
幻獣が港を踏みつぶし、火を吹く。街のそこかしこで炎が上がり、戦車は教会に乗りあげて銃声が聞こえる。中央広場では強盗が、西の時計台では殺し合いが、駅では決闘があふれかえっている。街は戦時下のように荒んでいる

ウルスラは絶句する

「パパ………な、なにこれ」

おま、いま初めて、パパって言った? と羽で自分の顔をさすカラス。言葉を継ぐ
「おれ、魔王を倒さなかったほうが良かったのかな」
カラスはぼやく。ウルスラは首を傾げる
「どういうこと?」
 カラスは東の空を見あげる

1

10頁 元勇者の回想(1)


(このページは影絵で表現)

魔界
魔王と勇者の死闘
海、雲海、火山、滝、翼竜の翼、溶岩の上、雨、嵐、雪、極北、砂漠、大都市、さまざまな場所で魔王と勇者は戦いを繰りひろげる
その末、魔火山の頂に浮かぶ巨大な心臓に剣を突きさす勇者の影

ピカッ!!

落雷!!

両手で剣と盾を持った勇者のガッツポーズをする姿(誇張ぎみ)


11頁 元勇者の回想(2)


魔界の酒場では宴が
魔王城では悪魔や魔獣たちが涙を流して喜ぶ
魔界の空が晴れあがる
石切場ではたらく魔界の奴隷たちは空を見あげる
魔界中ではたらく民が空を見あげる
「グギャアアアアアアアアアアアァ〜!!」
魔王の断末魔のさけび声とともに魔界は晴れ渡る

魔界、大喝采

魔界のほうぼうの街で勇者は礼をされ、魔界草だんご、魔界まんじゅう、魔界たまごなどをもらう
大きなリュックを背負って、天に通ずる崖を登っていく勇者
途中、魔界を見下ろす勇者
下から手を振る魔界の民、奴隷たち、山脈に座って勇者に手を振る巨人たち、海が盛りあがって現れ手をふるリバイアサン、魔界の空からは地獄鳥が黄色い炎を吹いて勇者の魔界脱出を祝福する

「魔界を救ってくれて、ありがとう!! 勇者さま!」
勇者は涙ぐみ、手を濡らす
「気をつけてお帰りを!!」
勇者は手を大きくふりかえし魔界の天上の穴に手をかけたその瞬間に、手をすべらした
「ぎゃッ!!」
魔界の民、みな凍りつく
「やぁーめぇーてぇッ!! お願いだから、そのまま出ていってぇ!!」
勇者、落下する

12頁 勇者が新魔王に


ウルスラは両腕を抱え、横目でカラスを見る
「で、それでパパは魔界の新魔王になったわけだ」
カラスは羽の先で鼻をほじほじさせて
「世はそういうシステムだ。魔界も人界もおなじだ。首相や国王が死ねば新たなのに代わる」
「道理だわね」


13頁 親子の別れ


カラス、三度笠を被る。服装は縞の合羽に腰に脇差をさし、股引の無宿渡世人の姿になっている
「じゃ、おれは古き友に挨拶まわりという名の、9億2000万デーモンの借金をしにいくから、ここで別れだ」

ズコーッ!!

ウルスラはズッコケる

14頁 ボッチ登場


ウルスラは捨てられたターバンを拾い、ボロ布を纏って貧乏少女に変装する
「えっへん!!」
ウルスラは自分の美貌に見惚れる。小鳥も鹿も猪も蝶も木々もウルスラの美貌に見惚れる。が、みな挙動がおかしくなる。まわりに咲く花は一気に咲き乱れ、すぐに萎れていく。
池から、大きな渦を作りだし、ザッシャーッ!! と巨大な魔物が現れる

「ぎゃー!!」
ウルスラは目を飛びださせる

「ウルスラ嬢!! 私でございます!!」
魔物はしゅるしゅると小さくなってバック宙をすると、頭に鉢巻を締め、えんぴつをさした悪魔になった
「ボッチ!!」
「はい!! お嬢!! ボッチです!!」
えんぴつを舐めてメモに「ぼっち」と書く
「魔王城の準二級執事を預かるボッチでございます」
ウルスラはボッチを抱きしめる
胸に埋めた顔を赤らめるボッチ、読者に向かってピースをする
「嬢、私が来たからには安心ですぞ!!」
「百人力ね!!」
「百・魔・力です」
「百・悪・力じゃないの?」
ボッチは悪魔辞典を取りだして、舌を舐めてページをめくる
「百・魔・力です」
「善を破壊する度合いは百魔力」
「で?」
「善を滅ぼす度合いは百悪力」
「はあ」
「これは執事試験三級の問題で出題されました」
ボッチは池に手を当てる。池の水が燃えあがった


15頁 賑わうバザー


ボッチはタキシード姿になっている
ウルスラは頭にターバンにボロ布を纏っただけの姿
ふたりでバザーの仲店通りを歩く

「嬢!! おいしそうなにおいです!!」
「私、もらってくる」
「嬢、それでは強盗になります!!」
「魔界では殺しても構いませんが」
「どうすればもらえるの?」
「銀貨と交換です」
他の屋台ではシチューを買う人が銀貨をさしだしている
「お金ないわ」
ボッチはえんぴつをにぎって芯をクイっとさせる。パン屋の屋台に積まれたパンがひとつヒューッと人混みにまぎれてとんできた。
「うま!!」
ウルスラが歩く姿をふりむく市民
「美少女だな」
「ターバン巻いてるぜ」
「乞食みていに汚ねえぞ」
「奴隷で売りゃあ、2デナーロにはなる」
「自分で楽しんだあとな」
「ひゃっひゃっひゃ」
ウルスラは子どもが集る屋台に向かって指をさす
「あれ!! 欲しい!! お化け戦隊めげれんじゃいだ!!」
ボッチは葉っぱを紙幣に変えて買ってくる
ウルスラはお面を被って見せる
真っ黒な面に中央に渦巻き穴が空いているだけだ
ボッチはお面を被った少女を指さす。読者に顔を歪ませ笑う


16頁 あれはテレビジョンです


王宮広場

「ワッー!! カフカ王子さまぁ〜!! アリス王女さまぁ〜!!」
さまざまな服装が遠方から、世界各国から集まっている。
巨大ビジョンには玉座の前にナダル王がいる。その横で集まった歓声をあげる民衆に手をふるカフカ王子とアリス王女
アリス、画面を直視する
「ドキッ!!」
ウルスラはアリスと目があう!?
「お嬢、この城にはあの王子とアリスはいませんぞ」
「え? なんで?」
「あれは巨大なテレビジョンでございます」
「テレビジョン?」
ボッチ厚紙をだす。念でお化け戦隊めげれんじゃいの紙芝居をやり始める
三角座りをして夢中になるウルスラ
ボッチ
「この紙芝居とおなじ原理で、あれは光がうごくただの絵です」
テレビジョンにナダル国王が映しだされる。ぎろりとウルスラを睨む
ウルスラ、体を震わせる
「じゃじゃあ、私を魔界に落としたナダルもここにはいないのね」
ボッチ
「そうでございます」
ウルスラ
「ふうー」
肩を落とす
「で、嬢。本題でございます」
ボッチはメガネをブリッジを指で押しあげる


17頁 魔界に帰りましょう


「嬢、買ってまいりました。抹茶味とチョコバニラです」
「私、チョコがいい」
中央噴水の縁に座ってソフトクリームを食べるふたり
ウルスラはチョコとバニラ味、ボッチは抹茶味を食べる
「とっかえっこ」
といって、コーンだけをボッチに渡し、抹茶ソフトを奪いとるウルスラ
「嬢、大人気ない」
「こどもだもん!! こどもでいいもん!!」
「それでは嫁に行けませぬぞ!!」
「私、世界皇女選別女学院は主席で卒業しました!!」
「なんと!!」
「どこの王国にも嫁ぐワールドトップライセンスをもってます!!」
「ボッチ、嬢はここ最近、富に美しゅうなったと…」
ウルスラ、白目をむいてボッチを睨める
「ささ、抹茶ソフトが溶けてしまいまずぞ」
ウルスラ、ソフトクリームを食べる
「これ、抹茶じゃない!!ピスタチオ味!!」
「抹茶とはどんなお肉ですか?」
「まったくもうどんな舌してるのよ」」
ウルスラはソフトを頬張る
「嬢!!」
「ぎゃッ!!」
ズッコケるウルスラ
「どうしたのよ急に」
「帰りますぞ魔界に!!」
「なんで!?」
「エリさまが泣いておられます!!」
「そうよねえ。パパと私が一緒にいなくなっちゃったんだもの」


18頁 門兵との会話


ふたり中央広場から城門へと歩く。
ボッチは抜き足であるき、手をウルスラの耳にあてる
「それで、お嬢、ここだけの話」
「なになに!?」
ウルスラもまねて差し足であるく
「魔界の入り口はこの城の地下牢の古井戸になっとります」
「え!? 声が小さくて聞こえないよ!!」
「お嬢! ここは王宮、声が大きゅう(王宮)ございます」
「ぎゃははは!!」

ドンッ!!

「ぎゃッ!!」

ウルスラとボッチは転ぶ。目の前に槍を持つ巨体の近衛兵がたつ
「どこが魔界への入り口だあ!?」


19頁 秘技、この面さげて!


「貴様ら、王宮の宝を狙う、侵入者だな!!」
背の高いとっぷりとした巨体の近衛兵は右端に立つ門兵にさけぶ
「阿吽よ、侵入者だ!! 退治するぞ!!」
阿吽と呼ばれた門兵は、二十尺(6メートル)ある大薙刀を構えて立っている
「涅槃よ!! わかり申した!!」
ウルスラはボッチに
「ここだけ雰囲気、ちょい違わない?」
「テイストっていうんでしょうか?」
迫りくる巨人のような門兵の阿吽と涅槃
「きさまらあ、どの面下げて、ここに入ろうってんだ!」
「この面です!!」
「ぎゃ〜!!」
阿吽と涅槃は、ひっくり返って門の下でのびた
ウルスラは真っ白な面を被っていた。面の中央には穴が空いており、穴はしゅ〜しゅ〜と音を立て渦巻いていた


20頁 城内に潜入


赤い絨毯のうえをドカドカと歩くふたり
「嬢、時間がないです!! 急ぎましょう」
「えー帰るのぉ〜。でもナダル怖いしなー」

王宮の中で、ボッチはコンパスをだす。くるくるを回る。
「おかしい…時空が歪んです」
ボッチはいう。ウルスラは指をさして笑う
「ぎゃはは!! 歪んですって」
「ボッチはしかと『歪んでます』と噛まずにいいました」
「ということは」
「時空が一瞬、歪(ひず)んだのです。レコードの針が飛ぶように…」
それからふたりは急いで、王の間、秘密の書斎、地下牢、数々の開かずの部屋に現れる幽霊を目撃しある部屋で、ある影を発見する
外は夜になる
落雷
「お嬢、危ないですぞ。前魔王の強力な気配がします」


21頁 ナダルの影


部屋で鏡を見つめる男の影、部屋に散らばった無数の鏡で世界各国を監視しているようだ。
その部屋は天井がなかった。
夜空を見上げる影、落雷が影に落ち、雷鳴が轟く

ピカッ!!

ガッシャーン!!


22頁 ゴッドとの契約


黒雲に目が光る
「はい、わかりましたゴッドさま」

影はふりむく

ピカッ!!

雷は男の影を照らす

ナダル国王だった


21頁 ナダルの影(2)


「キサマら!! どうしてここに!!」
ナダルはさけぶ
ボッチは十字架と藁人形とダッコちゃん人形とバービー人形と赤色、黄色、青色、黒色、白色、ピンク色のお化け戦隊めげれんじゃいを胸にかかえ、ぶるぶるとふるえる
「魔界の前魔王です。嬢のパパ勇者アウレリャノが倒したはずの!!」


22頁 ウルスラ、見つかる


「闖入者だ!! だれかコヤツらをとらえよ!」

二人の影が現れる。
ひとりはステッキを突いた老いた黒人だ。
もうひとりは背中に二本の剣をたすきに掛けた美男子の剣豪だ。
ナダルはウルスラを睨めて静かにいう
「カルマ、ドグマ、どちらでもいいぞ」

カルマはステッキのポッチを押すと、ステッキは鎌になった。
「歳でね、防犯用に、最近テレフォンショッピングで買ったんです」
ナダル
「カルマの趣味は拷問だったな」
ドグマはいう
「拷問など無用だ、おれがこの場で一刀両断だ」
そういってドグマは背中から剣をぬく。疾風のごとく向かってくる

ボッチ、震えながらウルスラに
「もう、ダメです。観念したしたがいいです」

「私! あなたの、ナダル王の妃に立候補します!」
ウルスラはさけんだ

「なんと!?」
カルマは驚嘆した
ドグマは動きをとめた。カルマはいう
「世界皇女保護法第二十五条。妃のライセンスを持つもの、勝手にその命を奪うべからず」
ドグマは二本の剣を鞘に剣を収める
「フンッ、勝手に殺せんってわけか…」
ナダルは大声でさけぶ
「ウルスラ、きさま落第者じゃなかったのか!?」

23頁 派遣皇女が逆指名!!


ウルスラは
「第二十四期、世界皇女選別女学院を主席で卒業!!」
ウルスラは呪文のように自分の卒業IDとライセンス番号を諳んじた
すると闇に光のかべが現れる。声が聞こえる
「世界皇女選別女学院の主席の称号を持つものよだれだ?」
ウルスラは左手で腋を押さえ、右手をピンと挙げる
「はい、ラウルスラ・エクリプスここに!!」
「どこの王国にも嫁ぐワールドトップライセンスのなかのトップライセンス、その唯一の権限をいえ」
カルマは笑って
「なにか面白いショーでも始まるのかな?」
ウルスラは大声で宣言をする
「第二十四期、世界皇女選別女学院を主席で卒業、その権限を行使し、私ウルスラ・エクリプスはナダル国王の第五妃を逆指名します!!」
「ズコッー!!」
ナダルとカルマとドグマは三人でズッコケる




第2話へつづく





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