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シン・エヴァンゲリオン(ネタバレしかない)

注意:ネタバレしかないので観てない勢はご遠慮下さい。

ストーリーと思ったこと、ツッコミいろいろあるから

めっちゃ、長いですwww



映画館の予告が終わる。


そろそろ、エヴァだ!!

ん・・・?マリの歌声?マリが歌ってる?

海外のビルの上で、マリがエヴァに乗りながら

釣り糸?ピアノ線?が、ちょっと気になるwww

マリは、歌いながら敵と戦ってる。


その下では、仁王立ちのりっちゃんと

ノーパソをカタカタしてるマヤたち。

着てる服は、どうやらプラグスーツだ。

りっちゃんのヘルメット猫耳のカタチだよね?

やっぱり、りっちゃんといえば猫なのかwww


敵のよくわからない集団をマリがぶっ壊し

パリの街中に、エントリープラグをでかくしたような

黒い土管?みたいなのが刺さった瞬間

街が、綺麗に再生されて行く。


え!!!!

ちょっと、待って!!!!

そのでかい土管?は、なんぞ???

何で出来てるの?中に何が入ってるの?

下から栄養分でも流れてるの?

そんな技術あったの?誰が考えたの?

「Q」では、すごい貧乏でプラグスーツを

ガムテで貼ってたのに?

この技術の偏りは何???


そして、舞台は変わって

アスカ、シンジ、黒波が歩くシーンへ・・・

私が、予告から気になっていた

赤い世界の線路で、シンジが遅れてうなだれながら

歩いて、黒波が気にして振り返るシーンが

きちんとある。

よかった、よかった。カットされなくてよかったw


そして、シンジと黒波は懐かしい声の人物のところに連れてかれ

大人になったトウジが現れる。

シンジは、ずっと声も出さず膝を抱えている。

出された食事も手をつけない。

大人になったトウジは、大人になったヒカリと

結婚していて赤ちゃんもいた。

そして、大人になったケンスケが現れる。

シンジは、俺のところで引き取った方が良さそうだと

シンジは、ケンスケの家に行くことになる。


ケンスケの家に行くと、先にアスカがいた。

アスカは、ケンスケをケンケンと呼んで

かなり裸に近い格好でリラックスして過ごしてる。

シンジは変わらず・・・

シンジは、アスカの首のチョーカーを見ると

吐き出してしまう・・・

まだ、カヲルくんの死のショックから立ち直ってなかった。

そして、2回ほど吐くシンジに

アスカは、イライラしながら


「あんた、メンタル弱すぎ!!!!」

「そんなメンタルだったら、最初からエヴァに乗らないで

ほしかったわ!!!!」


そして、ケンスケの用意したカンパンみたいなクッキー?を

アスカは、無理やりシンジの口にねじ込む。

そして、シンジ家出。


トウジの家では、味噌汁のみの食事だったけど

ケンスケの家では、カンパンみたいな食事で

かなり、この村が貧困してることがわかる。


アスカは、ケンスケに

シンジの口に食事をねじ込んでやったと報告すると

え、ひどいなぁ、とかでなく

ケンスケは、アスカに

「ありがとう」

と、言うんだよね。


トウジの家に残った黒波は、ヒカリに

「これはなに?」

と、わからないことばかりだから質問しては

ヒカリが、きちんと答え

黒波は、知識を得ていく。

ヒカリは、悟りでも開いたかのように

めっちゃ穏やかだし何でも答えられるwww


村で、農作業をしているおばちゃんたちと一緒に

黒波も一緒に働くことになる。

自分は、綾波じゃない。

そう思ってる黒波は、ヒカリや村のおばちゃんたちから

「そっくりさん」と呼ばれる。


知識と感情を得ていく黒波は、猫たちを見て

知らずに笑顔になってたり

農作業する時も、ずっと黒いプラグスーツ着てるの?www

と、ちょっと笑ってしまうけど

さすがに、みんなと一緒にお風呂に入る時は注意され

プラグスーツを脱いで、お風呂に入る。

お風呂は、ココロの洗濯よ♪ Byミサト


まぁ、この時、私はひとりニマニマしてましたねw

なぜなら、すべての綾波レイ大好き愛してる氏は

「うん。綾波かわいい、うん。かわいい。」

と、思ってるんだろうなぁーとwww


家出したシンジのところに、黒波が通う。

シンジの持ってたウォークマンを渡そうとしたり

影から、アスカもシンジの様子を見てるけどねw


トウジと、ケンスケは、大人になっても

変わらずシンジの友達で

今の状態のシンジを、ほんとに心配してる。

シンジが、今、つらい状態で

少し休んでいいよって思ってるくらい優しい。


トウジは、シンジをひとりにした方が心配だと

ケンスケは、たまにはひとりになりたい時もあるよと

ふたり、それぞれの心配の仕方があり

どっちもそれを尊重してる。

ふたりとも大人になったんだな・・・と感じた。


シンジに、村を案内するケンスケは

あれのおかげで生活できてると

やっぱり、パリにあった

あのでかい土管が刺さってた。

だから、あの土管なんなん???www

めっちゃ、気になるんだけどwwwww


そして、シンジは、ケンスケから

リョウジくんを紹介される。

彼の名は、加持リョウジだった・・・

え、加持さん???

加持さん子供になっちゃったの???

と、思ったら違ったwww

「破」で、どうやらミサトは加持さんの子を

妊娠してたらしい。

加持さんは、あの後、死んだことが明かされる。

両親を知らないリョウジくんは、とてもいい子な

14歳だった。


予告で、顔写ってないけど、絶対、レイで

制服のリボンを誰かに結んでもらってるシーンがあったから

あの土管が、日本にも刺さってて

日本も再生されてて、なんなら前の第三新東京市に戻ってて

学校に通えるくらいにはなってるのかも、と思ってた。

でも、学校どころか、昭和感ある田舎の村だった。


いつも、プラグスーツ姿の黒波に

ヒカリが昔の服を出して

おばちゃんたちと黒波着せ替えショーしてて

たまたま、中学の制服を着せられ

めっちゃ、かわいい、かわいい言われて

照れる黒波。

かわいいwww


そして、黒波が、この村が好き。この村にいたい。

そんな感情を持った時・・・

黒波が、ここでは生きていけないカラダなのだと悟る・・・


シンジに新しい名前をつけてほしいと頼んでいた黒波が

シンジのところに来る。

シンジは、やっぱり綾波は綾波だから・・・

と、答え

黒波は、好きって感情を知ったこと

ここに、ずっといたいと思ったことを告げて

黒いプラグスーツが白くなっていき・・・

あ・・・黒波が・・・消えちゃう・・・

と、思うと

シンジの目の前で、パンとオレンジの液体になって消える。


ええーーーーー

カヲルくんの死を乗り越えてないのに

黒波まで目の前で死んだら

もう、シンジ、ダメになっちゃうんじゃないの???

シンジ、立ち直れないんじゃないの???

そんな、心配をよそに

シンジは、アスカと共に

ミサトたちのところに戻ると言う。


もうね・・・

黒波が消えた瞬間、私は泣いた・・・

いろんな感情を知ったのに、ここにずっといたいと

思ったのに・・・

それが、黒波には叶わぬ夢だったのか・・・

もう、ここですでに泣くとは・・・


ミサトのもとに戻ったシンジ。

「Q」で、散々、ミサトがエヴァには乗らないで!

もう、何もしないで!の真意を知ったシンジは

ミサトに、リョウジくんに会ったよ。すごく、いいやつだったよ。

と、言い

父、ゲンドウを止めるためにエヴァに乗ることを決める。


ところどころに、加持さんが残したという

いろんな植物を保存した保管室みたいなところに

ミサトがいるんだけど

ミサトが手にしてる保存された箱?に

「スイカ」と書かれてて

スイカwww

やっぱり、加持さんって言ったらスイカなの???

ミサトは、スイカの文字見て、どう思うの???

しかも、3回くらい、そのスイカの文字出てくるけどwww


そのあと、よくわからないりっちゃんたちが乗る船と

冬月が乗ってる船の攻防戦?が繰り出されるんだけど

りっちゃんが、さすが冬月副司令官とか言うけど

ごめん、ちょっとここよくわからないwww

シンジがゲンドウに会いに行くのを

冬月が足止めしてるのは、わかるんだけどw

えっとね、このどんちゃんは庵野監督の趣味的な?www


ミサトは、自分の子供リョウジを、りっちゃんに託す。

え!!

ミサトは自分は母親になる資格ないわとか言ってたけど

りっちゃんて、私の知るところでは

ミサト以上に、女よ?www

ゲンドウの息子が現れても、平気でゲンドウと情事する女よ?www

大丈夫?

ミサト、りっちゃんにまかせて大丈夫???

りっちゃん、突然、猫が死んだんです・・・とか

意味不明なこと言う女よ?

それとも「Q」で、ゲンドウと決別して

女捨てたわよの髪型なの???www


せめて、ヒカリに託した方がよくない?

そんな話をしてると

すべての綾波レイ大好き氏から

日向さんにまかせるわけにはいかないじゃん?

なぜに、日向さんwwwww

しかも、自分の恋敵の息子だし

なんなら、恋敵の名前だしwww

日向さんは、ないだろーーーーwwwww

どんな嫌がらせーーーーーwwwww

日向さんだけ補完されないやんwwwww

じゃあ、青葉さん?

青葉さんーーーーーーーーwwwww

1番カンケーない人やろーーーwwwww

そしたら

「リツコは、ミサトの親友だから」

と、言われて、しょうがなく納得w


まぁ、りっちゃん、女捨ててたとしても

科学者だから、めっちゃ仕事してそうw

リョウジくんと一緒にいるってことは

あの村だよね?

そしたら、村のおばちゃんたちが、いつも仕事してないで

たまには、お風呂でも入りなって

わちゃわちゃ来るだろうから

あの村にいる限り、リョウジくんは大丈夫そうだwww


シンジが、ゲンドウとエヴァ同士で戦う。

あの予告であった、ちょいニヒルなエヴァは

誰が乗ってるの?

あんなポーズ取るのカヲルくん以外いなくない?

と、思ってたら、まさかのゲンドウだったwwwww

エヴァ同士、ぶつかり合って、どんちゃんするんだけど

ミサトの部屋の中で、どんちゃんしたりw

レイの部屋で、どんちゃんしたりw

え?これはギャグですか?www

私が、今、この部屋でエヴァ同士がどんちゃんしたら

迷惑だから外でやれ!!!!と言いますよwww


まぁ、結局のところ、エヴァ同士じゃ決着つかないんだよね。


で、やっと、ここで、シンジが

「父さんは、何がしたいの?」


エヴァあるあるの、電車の中のシーンで

ふたりが向かい合う。


これまで、ずーーーーっとエヴァ見てた勢なら

ゲンドウの目的は、わかってるんだけど

息子のシンジは、まぁ、知らないよねw

きちんと聞いたこともなかったよね。


ゲンドウって、どのエヴァでも

まったくブレないの。

ずっと、ユイに会いたいだけなのwww

どの世界線でも、そこだけはブレないのwww


ゲンドウは、ひとりが好きだった。

他人に興味がなかった。

でも、ユイに出会ってしまった。

ユイだけは特別だった。

そのユイを失ったら、もう、しんどくてしんどくて

つらくて、つらくて・・・

ユイに会いたい。

そのために、レイを、いっぱい作った。

レイを、いっぱい作ったところで

ユイの魂のあるレイは作れなかった。


ユイは、どこだ?

ユイに、会いたい。

ああ・・・また、レイか・・・


ごめん!!!!

ゲンドウ、自分でめっちゃたくさんレイ作っておいて

また、レイか・・・は、ないだろwwwww

いい加減、ユイの魂のあるレイは作れないって

悟ってくれよwww


そして、ここで

「旧劇場版」で、シンジが他人とまた傷つけ合うかもしれない。

でも、僕は他人のいる世界を選ぶよ。

と、シンジが選択しなかった他人のいない世界を

ゲンドウは選んだと言う。


ゲンドウとシンジが、似た親子だってのは

ずっと、わかってた。

ゲンドウもシンジと同じで

ウォークマンを聴いてる時は外と遮断されるから

自分の世界を守れるからと言う。

そのウォークマンが必要なくなったのは

ユイと出会ったから。


ゲンドウは、自分のキモチを吐き出して

最後は、ユイに会えてユイと共に消える。

それを、見届けるシンジ。

ゲンドウルート回収。


あ、これは・・・

庵野監督が、エヴァを本当に終わらせる気でいる。


あと、アスカとマリの新しいプラグスーツが白だったのを

アスカが、死装束だと言ってた。

だから、黒波も、黒いプラグスーツが白くなって消えたのか・・・

白いプラグスーツに、そんな意味合いをもたせたのか・・・


アスカは、もう死ぬってわかってて

シンジに

「私、あんたのこと好きだったわ」

と、過去形の告白をする。


あと、槍がなければ作ればいいってミサトが言うけど

むき出しの背骨みたいなやつで、どうやって槍にするの???

と、思ったら、きちんと槍になって

シンジのもとに届くんだけど

え?槍って、もっと、エヴァが持つくらいでかいと思ってたら

シンジの手のひらサイズなの???

そんなに、小さいの???www


そして、アスカの回想シーンで

予告で、アスカに似た小さな女の子は誰だろう?と

気になってたら、アスカだったwww

遠目に、小さなシンジが両親に愛されてるのを見て

私は、ひとりで生きるの。

と、強がるアスカ。

でも、本当は、誰かに頭をなでてほしかったと

本音を言った時

アスカの赤い人形のアスカよりでっかい人形が

アスカの隣に座る・・・

え?めっちゃ、コワイんですけどwww

これ、アスカの妄想なら、この妄想めっちゃコワイよ?www

と、思ってたら、その人形着ぐるみだったらしく

頭を取った・・・

そしたら、大人のケンスケが、小さなアスカの頭をなでる・・・

ああ・・・ケンスケなのか。


ずっと、不眠で眠れなかったアスカは

ハッと起きて、私・・・寝てた?と目を覚ますと

そこは「旧劇場版」の最後のシーンだった。

そう、「旧劇場版」で、他人のいる世界を選ぶよと言ったのに

アスカの首を締めて、アスカから気持ち悪い・・・と

言われて終劇した、あのシーンだ!!!!


アスカの隣に、シンジがアスカが起きるのを待っていた。

そして、シンジは

「好きだって言ってくれて、ありがとう」

お礼を言う。

「僕も、アスカのこと好きだったと思う」

こちらも、過去形の告白。

アスカにケンスケと幸せに的な感じで

アスカルート回収。


そっか・・・

今回は、アスカではなかったか・・・


そして、TV版で最初にカヲルくんと出会ったシーンで

シンジとカヲルくんが、ふたりきりになる。

カヲルくんは

「僕は君に似ていたんだね。だから君に惹かれたんだ」

と、言う。

ごめん、カヲルくん。

フツーはね、自分に似てる人を好きにならないと思うw

自分にはない人を好きになると思うよ?

そして、シンジが

「カヲルくんは、父さんに似てたんだ」

ん???

はい???

どこが???

ゲンドウめちゃくちゃユイ以外好きじゃないやん?

ユイさえいればいい人やん?

カヲルくんはコミュ力おばけですよ?

人間大好きじゃんよ?

どこが似てるって言うの???

と、めちゃくちゃ映画観ながら

私が、全否定してたんだけど

全否定したままだと、話が進まないから

ひとまず、ゲンドウに似てたということにしておきましょう。

と、飲み込んだwww


カヲルくんは、シンジくんを幸せにしたかったけど

ほんとは、自分が幸せになりたかったのかもしれない。

そして、カヲルくんがいたであろう

棺のような箱が、たくさん並んでるシーンで

ああ、やっぱり、カヲルくんは

どの世界線でも存在してたんだ。

繰り返しの世界だったんだ、やっぱり、と思った。

そして、カヲルくんルート回収!!


シンジは、初号機の奥に入ると

そこには、めっちゃ髪がバサァ伸びまくった

2番目のレイがいた・・・

「破」の時、助けたレイがいた。

「Q」の時、散々、シンジが初号機の中に

綾波がいるはずなんだ!!!!と叫んでいた

あの綾波が、やっぱり初号機の中にいた!!

いたんじゃんよー!!!!

髪伸びちゃうくらい、長いこといたんじゃんよー!!!!

「碇くんが、エヴァに乗らなくていいようにする」

ああ、そうだったね・・・

「破」のまま、レイは、ずっと、そう思ってたんだね。

シンジは、そんなレイに

もうエヴァに乗らなくていいんだ。

もうひとりの綾波は、自分の居場所を見つけたよ。

だから、綾波の好きなところに行っていいんだよ的なこと言って

レイルート回収。


ああ、ほんとに、どんどん、見事に回収されていく。

すべてのエヴァから見事に終わっていく・・・


散々、庵野監督は、風呂敷を広げるのは得意だけど

畳むことができないと叩かれてたけど

庵野監督の本気を見た!!


正直、今回のシン・エヴァが駄作だったとしても

庵野だしwと、広い寛大なキモチはもってたwww

でも、庵野だからこそ、という期待もあった。

どっちにしろ、エヴァの映画を観る以外の選択肢は

なかったんだけどねwww

どんなエヴァでも受け入れる準備はしてますw


アスカも去った。

カヲルくんも去った。

レイも去った。



と、その時、マリが迎えに来たよーーー!!!!と

現れる。


えっとね、この時の私のキモチ的には

「FateZERO」の衛宮切嗣が

ああ、誰もいなくなってしまったな・・・と

思ったら、セイバーがいたことに気づき

ああ、こいつがいたか・・・

の心境wwwwwww


確かに、マリは、シンジに迎えに行くと言ってた。

でも、それはサポート的な意味合いだと思ってたし

アスカを姫と呼んでたから

アスカとシンジの橋渡し的な?

と、思ってた。


こんな、すべてが終わった頃に

めっちゃ遅れて迎えに来たよーのマリ登場。


そして、エヴァずーーーーっと見てた勢は

このシン・エヴァで、シンジがマリを知らなかった。

屋上で、ちょっと会ったくらいで

ちょいちょい会ってはいたけど

自己紹介もしてないから、マリの名前さえ知らなかった

事実を知るんだよね。

ずっと、マリ出てたから、てっきり、もう

シンジもわかってると思ってたら知らなかった。

そして、マリは、シンジに

「胸のでかいいい女」くらい言ってほしいにゃーと言う。


もう、エヴァに乗らなくていい世界。

もう、エヴァがない世界。

駅のホームに、レイとカヲルくんが一緒にいる。

多分、ふたりは電車に乗るのだろう。

その光景を、反対側のホームで座って見てるシンジがいる。

ああ・・・シンジ、ひとりなのかな。

と、思った瞬間

シンジが、目隠しされて、だーれだ?

マリの声だwww

そして、シンジが

「胸のでかいいい女」と言うんだけど

シンジの声が、変!!!!!

緒方じゃない!!!!!

どうしたの?シンジ、声が!!!!!

神木隆之介くんになってるよ!!!!!wwwwwww

わざわざ、このセリフだけ言わせるためだけに

神木隆之介くん使うんかいーーー!!!!www

ジブリからも、新海誠からも、そしてエヴァまでも

神木隆之介くん好きかよwwwww

神木隆之介くん愛されてるなwwwwww


成長したシンジと化粧をしたマリ。

マリが、シンジを引っ張ろうとすると

逆に、シンジがマリを引っ張ってホームから

駅の外へ飛び出す。

そして、リアルな町並みを見下ろす感じで

町が映し出されて・・・

エンドロールに宇多田ヒカルの歌が流れ出す。


マリなのか。

どうして、マリだったんだろう。

アスカじゃなくて、どうしてマリだったんだろう?


あと、個人的には、最後に映し出された町を

めっちゃガン見したんだけど

ここは、どこですか?

ビジネスホテル以外なんもない町・・・

寂れた町・・・

ここは、庵野監督のゆかりの地ですか?

ここが新しい聖地巡礼する場所だとして

このビジネスホテルに泊まったとして

観光的なものがないように思うのですが?

そして、めっちゃオシャレしたシンジとマリは

この町に繰り出したけど

どこに遊びに行ったんですか?

遊ぶようなところあるんですか?

カラオケとか?

マリは、カラオケ好きそうよねw

よく歌ってるしwww

でも、ほんと、遊ぶようなところが見つからないんですが?w

レイとカヲルくんは、電車に乗ったから

別の場所に行ったんでしょう?

シンジとマリは、何して遊ぶの?????

この町で??????


あとから、友達から

あの町が、山口県だと聞かされ

ああ!!

庵野監督の出身地じゃないですかwwwww

なるほどね!!!!wwwww


そして、宇多田ヒカルの新曲と共に

ああ・・・この歌詞は、すべてのエヴァファンの

キモチを代弁している。

歳をとっても忘れられないこと。

こんな長い長いあいだ、ずっとエヴァが好きだった。

忘れたくない。忘れるわけない。

終わってしまうのが寂しい。

ああ・・・エヴァの喪失がこの先やってくる。


そして、エヴァ初日の夜

エヴァを観た友達と深夜までエヴァを語った。


まず、友達は、レイとカヲルくんは

たまたま一緒にいただけで深い関係ではないと思ったと。


違うと思う。

まず、レイはユイのクローンだった。

そして、カヲルくんがゲンドウに

似てるとしましょうと飲み込んだところに繋がる。

カヲルくんがゲンドウに似ていたら

レイとカヲルくんが惹かれ合うのは

すごく、納得のいくことじゃない?

それを、遠くでシンジが見ていたっていうのは

過去、若い頃のユイとゲンドウがそうであったように

現在の、レイとカヲルくんが重なるようにしたんじゃない?


めちゃくちゃ、友達は納得してくれたw


そして、どうしてマリだったのか?


友達は、レイはクローンだった。

アスカは、使徒になってしまった。

唯一、マリだけが人間だったから。


人間だったから?

そんな理由だけで、エヴァファン納得するかな?

少なくても、私は、それでは納得できない。


多分、あの世界では、みんな人間になってると思う。


レイは、ないだろう。

だって、レイを選んだら、きっとゲンドウと同じ道に行く。

レイ以外いらない人生になる。


じゃあ、どうして、アスカはダメだったのか?

幾度となくアスカルートを見てきた。

シンジとアスカは、惹かれながらも傷つけあった。

そして、今回も。

例外なく、シンジとアスカは傷つけ合う。

アスカは「Q」から、散々、シンジをガキ扱いしてた。

友達は、アスカの恋愛は

加持さんは憧れ、シンジは同級生への恋

そして、ケンスケとは大人の恋愛だと言ってたけど

大人の恋愛?

ごめん、アスカは、自分で大人になったって言うわりには

私から見たら、ガキにしか見えない。

シンジに対して、イライラしたり感情をぶつけたり

きっと、アスカは、そんな自分のことキライだと思う。

シンジの前だと、キライな自分しか出せないのがアスカだった。

メンタルが弱いシンジに、メンタル弱すぎ!!とアスカは怒るけど

メンタル弱いのは、シンジだけじゃなくアスカもだよね。

そして、そんなふたりが支え合うのはムリだ。

アスカが、頭をなでてほしかったとか、褒めてほしかったとか

その願望は、子供が持つ感情だ。

だから、精神的にも大人なケンスケだったんだろう。

ケンスケの前だったら、きっと、アスカは

キライな自分じゃなくいられるはずだ。

だから、アスカではなかったんだ。

散々、アスカルート見てきたからこそ、わかる。

アスカじゃダメだったんだ。


じゃあ、どうして、マリだったのか?

友達と電話で話しながら、頭の隅で

ずっと、それを考えていた。


マリは、貞本版マンガのエヴァの番外編で

描かれてるけど、それは映画には反映しないと思ってた。

ところが、ゲンドウをゲンドウくんと呼んだり

冬月教授と呼んだり・・・

ああ、あの番外編も使うことにしたんだね。


エヴァのマンガ読んでない勢は

きっと、エヴァの映画だけ見てたら

ゲンドウに絡んでるマリの姿で

ゲンドウのことが好きだったんだろうと思うよね?

違います。

マリは、ユイのことが好きだった。

それも、かなり素直じゃないカタチで

ユイを好きだった。

ゲンドウのことも、なんでユイさんは

こんな男が好きなの?と思うくらいは

よく思ってなかった。


マリが、シンジを好きになるのは

その経緯からも、わかると思う。

ユイの息子だから。


そして、なんどなくシンジの匂いをかぐけど

最初は、LCLの匂いがするのかな?と思った。

でも、初号機に、ずっとユイがいたのなら

ユイの匂いがシンジにしても、おかしくないな、と。


じゃあ、シンジは、どうしてマリだったのか?


「旧劇場版」で、すでにシンジは他者のいる世界を

選んでた。

選ぶところまでは、きちんとできた。

レイに、もう大丈夫と言い。

ユイとも、さよならできた。

でも、リアルに他者であるアスカが隣に現れたら

首をしめてた・・・


そして、突然、気づいた。

レイも、アスカも、カヲルくんも

昔ながらの旧知の仲だろう。

昔から知ってる友達といるのは心地よいし楽だ。

小中と、ずっと一緒だった友達といるのは楽しい。

でも、高校で別々になる場合

初めから、また新しい友達を作らなくちゃいけない。


だとしたら・・・

シンジにとって、マリが知らない他人との

最初の一歩ではなかったのか?

そして、そこから新しい人間関係が広がっていくのではないか?

「旧劇場版」で、選択したけどできなかったことを

「シン・エヴァ」では、歩き出すことができたんじゃないか?

そしたら、マリだった選択に

私は、納得する。


と、友達に言ったら

ああ、きっと、それ正解ですよ。

と、言われた。

正解も不正解もないだろうけど答えもないだろうけど

そんな理由なら、私は納得するって話。


そして、友達が

シンジは、すべてのキャラを救った。

あのシンジが、救うくらい成長したと言ってた。

うん。

たしかに、すべてのキャラを救った。


でも

黒波だけは・・・救えなかったよね。

きっと、レイがふたりいる世界はダメなんだろう。

いつも、そう。

レイがいなくなったら、新しいレイが現れる。

だから

もしもの話を考える。


黒波が、生きてたらの世界。

もうひとりのレイはカヲルくんと一緒にいたけど

黒波は、あの村にいる。

そして、村のヒカリやおばちゃんたちから

愛されながら生活してるんだよ。

そんな日常の中

村の誰かからの紹介で、リョウジくんと知り合う。

ふたりは、真面目で素直で、お互い惹かれ合う。

リョウジ

「ずっと、そっくりさんのままなの?

名前ないと不便じゃない?」

黒波

「・・・あなたにつけてほしい」

リョウジ

「・・・ミサト・・・は、どうかな?」

リョウジくんは、もちろん、母親の名前を知らない。

ほんとに、奇跡的に、その名が浮かぶ。

黒波

「うん。それでいい。」


なんて、同人誌ネタみたいな妄想をしちゃうくらいには

黒波に生きててほしかったよ。

本当にね。


そして、ずっと、疑問に思ってた

あの土管は、なんぞ???

再生機能がある、あの土管は、なんぞ???

その昔

私は、ガンダムを、ちょっとだけ知ってた。

ちょっとだけしか知らない私でも

ガンダムの素材が、ガンダニュウム合金であることは

知っていた。

多分、これって、ガンオタが

「ガンダムって何でできてるの?」と

思った人が、かなり、いたんじゃないかな?

多分、それに富野がガンダニュウム合金と

答えたのかもしれない。

私にとって、ガンダムの素材なんて鉄でも超合金でも

なんでもいいよw

めんどくせーな、ガンオタはw

と、思ってたし

エヴァだって、人類補完計画とはなんぞ?とか

いろいろ謎のままやん!!と言われてることに

別に、なんでもいいやんよw

めんどくせーwww

と、思ってたのに

あの土管は、なんぞ???なんぞ???

と、気になった自分を

ああ、私もめんどくせーエヴァオタになっちまったなwww

と、思ったwww


映画を見た次の日

予約していた宇多田ヒカルのCDを取りに行った。

ああ・・・

これは、深夜にひとりで聴いたら

絶対、泣くやつだ・・・


すべてのエヴァンゲリオンにありがとう。

すべてのチルドレンにありがとう。

庵野監督を始めとしたすべてのスタッフの方々に

ありがとう。


エヴァを初めてテレビで見た、あの時

私は、人生で1番の崖っぷちにいた。

シンジにシンクロしたり共感するキャラが

たくさんいた。

あの崖っぷちにいた私がハマって

毎週楽しみにしてたエヴァ。


きちんと終わってほしいと思いながらも

今度こそ、シンジくんを幸せにしてほしいと

願い続けた人生だった。

シンジくんのハッピーエンドを見たかった。


そして、それは叶えられた。


これから先、エヴァを超えるアニメと出会えないと思う。

それくらいにエヴァは私の人生でした。


これから、私はエヴァの大きな喪失と共に

生きていきます。

ありがとうエヴァンゲリオン。

そして

さよならエヴァンゲリオン。

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