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眠る前の麦茶とクーラー、夏の終わり


日記っぽいものを綴り始めて、三日目。

元々描くことも綴ることも好きな性分で苦ではないけれど、忙しくなってきたり日々の生活をこなしていたりするとたまに置いてけぼりにしてしまう。
そんな時、決まった魔法みたいな言い訳がある。「忘れてた!」さすがにちょっと白々しい感じだ。もう使いたくないな、と思っていたところで。だから短くてもいいから、毎日それなりに綴っていきたい。書き出せばなんとでもなると思ってる。言葉が出てこない日も、言葉が溢れてどうしようもない日も。

休みの日には一日一冊本を読むようにしようと思って、それもなんだかんだ続けている。読みきれなかった時は平日に持ち越して、寝る前とかに読んだり。

生活をする、と言われて思い浮かぶこと。掃除、洗濯、料理、仕事、とか。それだけになる。描かなくても綴らなくても人は生きていける。「余計なことを」と、よく言われたものだ。言われたことが深く根ざしたわけでないし何も恨んではないけど、たまーにふとした時に過去のこととして、言われたことをぽんっと思い出したりすることがある。結構どうでもいいことで救われたりするものだって思う。いつも仕草がきれいな友達が飲み物こぼしたり、窓辺から街並みを見下ろしてたらめちゃくちゃ派手なワンピースを着た人が歩いているのを見つけたり、煎餅をかじったら前歯が欠けたり。

ちなみに歯っ欠け話に関しては私が自動車教習所に通ってた頃の先生の実体験です。その後律儀に私に自動車の運転はなん足るかを教えに助手席に乗った先生。そんな先生が助手席でルームミラー越しに何度もニッと笑いながら私と視線合わせてこようとしてくるもんだから、ゲラには爆裂的に辛かった。なんなら笑いが治るまで路肩止まっていいですかとか言って勝手に止まった。先生も大笑いしてたし授業どころじゃなかったし、ルームミラーでニッ、サイドミラーでニッ。馬鹿みたいに歯っ欠け見せたがりおじさんと化した先生に「ニッ」を繰り返された挙句笑いすぎて思いっきり前のめりになりクラクションに額を叩きつけ、ッファーーーー!って鳴らしたのもいい思い出だ。

話が逸れた。
どうでもいいことを、これからも楽しみたい。どうでもいいことをやれるひとになりたいな。誰に伝えたいのかもわからないけれど、今日が楽しかったかどうかはわからないけれど、あなたが苦しかったかもしれない今日は私が食べちゃいます。いい夢を見れますように。

ちなみに、額にたんこぶができたのはクラクションに叩きつけた時が初めてだった。石頭が結構自慢だったりする。何にも使えないけど。

秋が近い。張り切って買った洋服、早く届くといいな。

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