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仕事を選ぶ上で重要なのは気質(向き不向き)を知ることなんじゃないか

「やりたいことを仕事にしよう」

「YouTuber」が”小学生がなりたい職業ランキング”にランクインしている今、ぼくたちの日常のあらゆるところで見聞きするようになった。

この理由は大きく2つある。

1点は「コミュニケーションの変化」だ。

インターネットの進歩の影響によって、人対人(もしくは情報)のコミュニケーションの垣根はほとんど無くなった。

やりたいことを仕事にする為のルートが明らかに増えている。

例えば「歌手になりたい人」がいるとしよう。

ほんの十数年ほど前までは、

・オーディションを受ける 
・音楽事務所にデモテープを送る

の流れが一般的だった。

でも今は、上記の方法に加えて

YouTubeやTikTokといったSNSで曲がバズる → 歌手としてデビュー

というルートができた。

米津玄師、Ado(歌手と定義できるかわからないが)などが当てはまると思う。

すなわちこれはインターネットを活用した方法である。

オンラインでのコミュニケーションはSNSにとどまっていないことを考えると、インターネットを駆使すれば歌手になる方法は他にもやまほどあるだろう。

もう1点は「インフルエンサーの登場」である。

同様にインターネットの発達によってインフルエンサーが登場した・

中でもYouTuberは「好きなことややりたいことを仕事にする」をまさに体現している。

彼ら彼女らの登場は「やりたいことを仕事にできる」考え方の浸透に拍車をかけた。

この2つは「やりたいことは仕事にできる」価値観のベースを作り上げた。

ぼくはこの価値観に対してマイナスな感情は抱かないけれど、ただその言葉を鵜呑みにして、迷わずやりたいことを仕事にするのはどうかとぼくは思う。


人には「向いている向いていない」という「気質」がある。

「やりたい」「好き」との違いを見てみよう。

・「やりたい」「好き」は後天的、感情的
・「向き不向き」は先天的、感情的ではない

つまりぼくの言いたいことは

「やりたいこと好きなことを見つけたらいきなり仕事をするのではなく、向いているかを考えるべき、もしくは向き不向きを考えながら仕事をし始めた方がよい。そして仕事を選ぶ上では向き不向きの方が大事だ」

である。

なぜ向き不向きの方が大事かにも触れておく。

「仕事=不向きでは続かない」からである。

不向きならいくら好きでも苦痛を感じることも多くあるだろう。続かない可能性も高い。

反対に好きじゃなくても向いていることなら続く可能性がある。成長も早いし、上司からも褒められて、自己他己ともに承認欲求も満たされて続きやすいと考えられる。

だから「向き不向きは仕事を選ぶ上でとても重要な要素」なのである。

脳死したままやりたいことを仕事にしても必ず後悔する。

ただし

「向き不向きなんてわからない」「気質なんて1ミリも考えたことがない」

という人もいるかもしれない。

そんな人におすすめなのが「16personalities」という診断テストだ。(アフィリエイトじゃないよ)

https://www.16personalities.com/ja/%E6%80%A7%E6%A0%BC%E8%A8%BA%E6%96%AD%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88

※まだやってない人は10分ぐらいでかなり細かい性格診断の結果がわかるのでぜひやってみてほしい。ちなみにぼくはINFPという気質だった。同じだった人はコメントして教えてほしい。

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