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移住と仕事 フルリモートのすゝめ

生活と仕事は切っても切り離せないものです。

移住をすると決めてから、まず一番最初に考えたのが仕事のこと。やっぱり大事じゃないですか。生活するのにお金も必要なわけですし。移住したいけど仕事どうすりゃええのん!という声もよく聞きます。仕事と住む場所は密接なわけです。

私の場合、フルリモートという働き方で、「場所」という制約をとっぱらいました。

そして実際にこの働き方で移住してみて、大変よかったなと思う点が多く。移住の目的やスタイル、向き不向き等々、諸々はありますが、是非、お勧めしたい。本当に。どうしようかと迷っている方がいるならば、と、少しでも私の経験が参考になればと、今回は体験談的なものをまとめます。

フルリモートをおすすめする理由

細かいものは諸々あるのですが、大きくまとめるとこの3つ。

  1. 移住前後関係なく仕事ができる

  2. 仮に別の場所に引っ越すことになったとしても、長く仕事ができる

  3. (都心から移住の場合)給与水準を保てる

フルリモートだとインターネット環境さえあれば仕事ができるので、私の場合、引っ越しのために2日休みを取れれば問題なしで、引っ越した次の日から仕事してました。会社のMTGで「今日から佐賀です\(^o^)/ワッショイ!」みたいなテンションで画面に映り込む私。もちろん仕事はいつも通りでなんら変わりありません。ただ、ネット環境の確保にはめちゃくちゃ必死でした笑

また、今後の人生で別の場所に移住ということもあるかもしれません。自分都合ではなく家族の都合だったりすると尚更なのですが、自分の意図しないタイミングでキャリアが途切れてしまう可能性もあるわけです。少し話は変わるのですが、転勤族の妻(転妻と略すそうです)の皆様はそれで悩んでいらっしゃる方も多いようで。仕事で求職者とお話しすると、20代バリキャリだったのに急にブランクが発生したりパートを転々としたりする職歴をお持ちの方が一定数いらっしゃり、話を聞くと多くは転妻さんで、旦那さんの転勤で数年単位で土地を離れる予定だったので転職に困った、と。フルリモートならそれも解決されます。

また給与もそのまま。大概の職種では土地によって給与水準が変動します。転職を決めた時に移住先で仕事を探すことも考えましたが、立地条件もあって私のやりたい仕事だと求人がほとんどなく。また、東京と比べて地法では給与水準は下がります。東京に本社のある企業で採用されれば、移住しても給与は変わりません。

とはいえデメリットもね。

合う合わないもありますし、万人にお勧めできるものでもありません。課題やデメリットもあります。

まず、在宅勤務なので当たり前ですがずーーーーーっと家にいます。予想以上に家にいます。そして仕事中は孤独です。冗談を言っても、オヤジのごとくくしゃみをしても、どれだけ独り言呟いても一人。職場での雑談ってとても大事なんだなとリモートになってから思い知りました。

それから、仕事の進め方も工夫が必要です。対面で話せない分、オンラインや電話、テキストを使って仕事上のコミュニケーションをとる必要があります。対面じゃないと無理!!って人にはお勧めできません。私も最初は大変でしたが、まあでも、意外と慣れるもんです。

また、同僚も変わらずなので、職場で移住先の人脈ができるということはありません。知り合いが欲しければ自分から動かないといけません。私は交流も大切にしたいので、人脈形成の機会を作れるように意識的に場に参加したりお出かけしたり等々しています。お友達、ほしいの…….🥺

私の場合は結果としてメリットが上回りまして、今のところ非常に良かったなと感じています。

フルリモート職の探し方

さて、じゃあどこにあるのかフルリモート求人、ということで、参考までに私が実践した方法ですが

Googleで調べまくる

ごめんなさい、本当にこれに尽きます(笑)求人サイトは職種や業界にもよるので、ここがいいというのも一概には言えなかったです。検索ワードは多少工夫しました(フルリモート/完全在宅/テレワーク 等々)。人材紹介のサイトに登録するのも手ですが、やはり完全在宅は求人数が少ないので、時間はかかるかと思います。

それから、面接は対面での実施が必須だったり、研修期間など最初のうちは出社する必要がある会社もありますので、やはり移住までの準備期間は長めに見積もって準備した方が良いかと思います。

今の仕事に思うところがある方は、思い切ってリモートにしやすい職種にキャリアチェンジも良いかもしれません。一般的にはエンジニアやデザイナー、ライター等々があります。他の職種ではカスタマーサクセスや営業職でも、都内に拠点があるIT系の企業では在宅可なポジションがあるようです。実際、私は東京に本社のある人材会社で営業寄りの仕事をしています。

リモート移住をサポートする制度

費用面もバカになりません。制度としてあって、使えるならきっちり利用しましょう。オカネダイジ、、

佐賀県では今年度よりお試しテレワークでの移住補助金が始まりました。宿泊費・交通費として一人当たり上限15万円が補助されるそうです。ぜひ佐賀の住み心地の良さを体感してくださいませ。

それから移住支援金。こちらは単身だと60万円、世帯だと100万円。引っ越しは何かと物入りですから、本当に助かります。移住前後で同じ会社で勤めている必要があるのと、首都圏からの移住に限るのと、他にも細かい諸条件がありますので各市町村の詳細をご確認ください。また申請タイミングでは翌年度まで待たないといけないなんてこともあります。事前に問い合わせ推奨です。私はやらかしました(笑)

どの補助金系もそうですが、書類準備がMUSTです。頑張ってください!

2022/09/08 update:
移住補助金申請してみたレポートを書きました。果たして参考になるのかならないのか…よければご覧ください。

いろいろ申しましたが、

移住×フルリモート いいよってことでございました。移住をお考えの方、ぜひ手段の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

今後も、移住とリモートに関する内容は発信していこうと思っています。何かリクエストあれば是非コメントいただけたら嬉しいです。そいぎ〜👋

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