見出し画像

大学を休学してデンマークに来ました

こんにちは!デンマークに留学中のきりです!

私は、タイトルの通り大学3年生を休学してデンマークに留学をしています。

休学をすることを周りに相談したときの反応は、、
卒業してからでも良いんじゃない?
卒業が遅れることにためらいとかないの?

というような意見が多くありました。最近、来年以降の留学について相談に乗ることが多くなり、休学へのためらいを感じている人が少なからずいることを実感しました。

そのため、今回は、なぜ私が休学をして留学を決めたのか、実際に休学してみてどう思うかということを書かせていただきたいと思います。

休学の決断

私が休学することを感が始めたのは、昨年の夏。
もとから留学したいと思っていたものの、交換留学は頭になく、留学するなら休学してボランティアとか海外でしかできない体験を積む!と思っていた私は、交換留学の子たちが準備を始めたころに本格的に休学・私費留学を考え始めました。

休学をしたら5年生で卒業することになる。

反対されたり、まだまだマイナーな休学という選択肢を選ぶことに正直不安もありました。

でも、それ以上に「今」留学に行きたかった。

⇩留学出発時の私の気持ちにも書いています。

留学を考え始めたとき、なぜ自分は留学にいきたいと思っているのか、自分と向き合う時間を多く取りました。
その中でさらに自分の留学への思いが強まり、1年遅れるくらいいいじゃん。大学院に行ったら社会に出るのは、2年間遅くなる。浪人したら1年遅くなる。
そう考えたら、社会人にとっての1,2年間ってそこまで大きくないのでは?と思うようになりました。

周りからどう思われるかより、「今」しかできない経験、「学生」だからできる経験にフォーカスしたい。

そんな思いもあり休学することを決意しました。

大好きな学科のみんなと一緒に授業を受けられなくなること、
大好きな部活のみんなと一緒に部活ができなくなること、
そんな大好きな同期と一緒に卒業しないこと。

もちろん寂しいです

でも、寂しさよりも自分の成長が大事だと思うし、
一生会えなくなるわけじゃないので、そこまで大きな問題でもありませんでした。

休学してみて

実際に大学を休学をする決断をして
・外に出たら意外と休学している人はいる。
・留学するなら休学して、学生としていくことにメリットあり!
と感じています。

休学する人意外といる。
休学を決断してから、3月に短期でフィリピンに留学にいきました。
そこで出会った日本人の子たち。

半年間語学学校いるよ!
語学留学終わったらワーホリ行くよ!
今1年だけど在学中に休学して留学いくつもり!

衝撃でした。
多くの子たちが休学していたり、休学を考えていたのです。
休学する事がマジョリティというような刺激的な環境でした。

たった2週間の滞在でしたが、そこで出会った子たちの存在は自分にとって大きいもので、
自分の大学やコミュニティの中では休学はマイノリティかもしれないけど、
外に出たらたくさん休学している人がいることを知りました。

そして、自分の中の休学への不安が一気になくなる瞬間でもありました。

今、実際に休学をしてデンマークに留学をしていますが、フォルケホイスコーレは大学ではないため、大学生で来ている生徒はみんな大学を休学しています。

休学留学はメリットかも。

私は休学をして留学をしていますが、学生限定の奨学金を頂いています。
大学に4年間通って卒業してから留学する。就職して数年したら留学する。という声も何度も聞いたことがありますが、休学して留学をする際には、大学生として留学をすることが出来ます。

私は奨学金を頂いていなかったら留学を実現できていないので、大学生用の奨学金のチャンスが多いことはかなりのメリットなのではないかと思います。

帰国したら、、、
大学3年生を休学。ということは帰国したら一般的には就職を始めることになります。

就職心配ないの、などともいわれますが、
やりたいことがあって、それを追いかけるための休学なのであれば、面接などで聞かれても語ることはできるし、
そもそも批判的に思うような企業があるのであればそこには就職したいとは思わないのでwin-winかなと思ったりします(笑)

まとめ

ここまで、私の休学への考えを書いてきましたが、
結論は、休学してやりたいことがあるならするのが良いんじゃないかなと思います。
もちろん、休学費がかかってしまう大学もあると聞いたので、その場合は経済面も考える必要もあると思いますが、、、

私は、今留学をして新しい世界を見て、刺激的な毎日を送っています。
外に出ることで気づけることがある。外に出るから会える人がいる。
休学して留学をして良かったなと思っています。

やりたいことがある人が、休学のハードルの高さを理由に諦めることが減りますように。。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?