結婚=幸せとは思っていなかったけど‥‥‥‥‥①

今回の話は、今までの人生で辛い事が起こりましたが、この頃の私は本当に追い詰められていきました。

最後の方は人によりショックを受けるかも知れないと思い、一応前書きさせていただきます。

感情移入しやすい人は、無理に読まずお止め頂いた方が良いと思います。




正直今回の話は、あまり人に話す事はないので避けるべきかとも思いましたが、誰かの役に立つかも知れないと考えお話ししようと思いました。




夢の無い話になってしまいますが、幼稚園児の時の私はすでに子供を産もうとも思わず、結婚もしたいとは思っていませんでした。

すでに生きている事自体、早く終わって欲しいと思っていたほどでしたから。




なので小学校入学して間もなく、授業中に将来の夢を書かされた時は何もなかったので、周りの子の様子を見て書いたくらい。

だから結婚=幸せとか、ゴールとか思わなかった。



そんな私が好きな人と両想いで結婚となれば嬉しかったですが、やはり幸せにしてもらうとか守ってもらえるとか考えていなかった。

彼との結婚の話が進んでいた時に初めて会った時の会話で「女性っていくつで結婚したいと思うの?」と聞かれた時に、この人と結婚するんだと感じた事を話すと、彼からしたら全然今はなく、彼のお兄さんが周りから「いつ結婚するんだ。」と言われていた為に、純粋に女性だったらいくつで結婚したいと思うのか聞きたかっただけだったとか。




あの時は本当に、私とこんな風になるとは考えてもみなかったと言われたが、まさに私も「まさかな‥‥‥‥」と思っていたから本当になるとは驚いた。



ですが付き合うのをなんとか母に許してもらえたのですが、結婚となれば猛反対となり、私としても辛いものがありました。


だけど、いつ頃だったろうか‥‥‥‥‥‥。

結婚する年だったか、その前の年の暮れ頃だったか。



突然、なんの前触れもなく「あっ‥‥‥‥‥‥私、離婚する為に結婚するんだ。」と感じ、動揺した。




自分で思っておいて「えっ?ちょっと待って。そんな訳無い‥‥‥‥そんな訳無い‥‥‥‥‥‥。」と何度も言い聞かせた。




いわゆるマリッジブルーなんだろうと言い聞かせるも、不安は尽きない。きっと気のせいだと考え、誰にも言えずに悩んだ。

もし本当に当たってしまったら?

もし子供が出来て、離婚なんてなったら「離婚するのを分かってた。」なんて言えるだろうか‥‥‥‥‥‥。



別に結婚に対して良くは思っていないけど、彼と一緒にならない事を考えるも結婚しないのとするのでは、どっちが後悔しないんだろうか?

例え離婚しそうになったとしても、回避出来るかも知れない。もしかしたら、離婚しないかも知れない。



悩みに悩んで、彼に結婚するのを止めないかと伝えたが話しているうちに、やはり結婚したい気持ちが強くなる。‥‥‥‥‥‥が、彼も「やはり止めるべきかな。」と話す時もあり、その時は私が「結婚したい。」と言っていた。

何故なのか、どちらか片方が結婚をためらい片方は「結婚したい。」と言い、お互いに結婚しないて後悔するなら、結婚して後悔したいという事で落ち着いていた。



彼のお父さんは、土木関係の会社に働いていていた。

お父さんの遠い親戚がやっていたので、従業員として入ったが社長となる親戚が亡くなり、その後、社長の奥さんが後を継ぐも亡くなり、後を継ぐ人が居なく、お父さんが継ぐ事に。



そこに彼も入る事となり、彼のお母さんも会社に入った。だから後々、彼が継ぐ事になる為、私にも仕事を覚える為に結婚後に入る事になっていた。

話には聞いていたけれど、詳しく教えてもらって無かったので色々と戸惑う。



家は彼と彼のお兄さんが住んでいた家に住む事にし、隣の家が彼の実家だった。なので職場も一緒。家も一緒といった感じになり、朝6時半には家を出るが、それでも遅いらしく車で一時間以上かかって職場に向かう。




帰りはお義母さんは電車で帰っていたらしいが、経費削減の為にお義父さん達と一緒に帰る。

‥‥‥‥‥‥と言っても仕事を終えて帰れば、夜の10時11時当たり前。時には日付が変わる日もある。



そこからご飯やお風呂の支度。
寝るのは毎日夜中だった。




いつもの生活パターンとかなり変わり結婚して一週間で高熱が出てダウンし、主人から「おふくろが、( 私の事を ) 体格良い割りには弱いのねって言ってたぞ。」と聞かされ、ちょっとやそっとじゃ寝込めないと感じ、先が思いやられた。

その後も、主人から親がこう言っていたと聞かされるが、私の言い分は自分で言うよう言われる。




結婚して1ヶ月足らずで離婚の文字が頭に何度も浮かび、夜中こっそり外に出て、このまま家に帰ろうかと何度も思った。



母には余計な心配をかけたくなかったし、離婚するかも知れないと分かっても覚悟の上での結婚だと考え、自分が変われば良いと言い聞かす。


だけど素人の私でも会社の経営がずさんで、このままじゃいけないと、さりげなく主人に会社を辞めるよう話をしていた。主人も分かっていて、仕事を辞める方向で考えていたのにも関わらず途中で「◯◯ ( 私の事 ) が言う事は分かるけど、俺だってやってるんだよ。」と文句を言われ、二度と口にしなかった。


だけど、嫌な予感を感じていた。
私の能力的な話は主人が嫌がり、聞いてはくれない。



余計に何も感じないように言い聞かせるのに必死だった。


でもこの話をした2、3年後にお義兄さんが仕事を辞め会社に入るが、やはりあまりのずさんさに「このままじゃ持たない。」と両親に話したけど、辞める気配は一切なくお義兄さんは諦め、数ヶ月で辞めた。





話を戻しますが、ちょっとした人間関係にも悩まされ、仕事関係の人からセクハラを受け、主人に話すも私が上手くかわせば良いと言うだけで職場内での問題にも悩まされていました。


結婚して2、3ヶ月位でうつ病らしき前兆が見えてきて、自分でもまずいと感じ主人に「精神科医にかかりたい。」と話すが「行っても何も変わらない。」の一言。



もう八方ふさがりで自分で治すしかないと心理学の本などを読むが、どうにもならず、身体が思うように動けなくなり、事務所内などでの私の態度を嫌そうな顔で周りに見られ、主人に私のせいで職場の雰囲気が悪くなると責めれました。



本当に自分しか頼れる者がおらず、暮れにお義母さんと主人の言動がきっかけで自分自身 限界に達し、年が明け落ち着いた頃に死のうと考え、リストカットをしてしまいます。



今までに何度も死のうと考えてはいたものの、一線を越えようとまでは至りませんでした。


あと一歩という所で母の事が浮かび、思い止まってしまい、何で自分はこれ以上進めないのかと悔やみました。



真っ暗な部屋で3、4時間もそんな状況を繰り返していました。

主人は2階の部屋でゲームをしていて、隣の家には主人の両親が居て電気が付いている‥‥‥‥‥‥‥。




私がこんな状態でも、誰もおかしいとは感じない。

無気力のままご飯の支度をし、何事もないかのようか普通の日曜日で、寝れば月曜日が来て事務所に居る人達も誰も私の異変に気付かない‥‥‥‥‥‥‥。



可笑しくなって、何かが吹っ切れてしまった。


もう何も考えない。何も感じなければ良いんだと思うようになったのです。

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