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No.555 我を忘れるほど夢中になれる幸せ

ときどき我を忘れてしまう、フリーライターのaoikaraです。

今朝も、我を忘れてしまった……。「Nizi Project」というアイドルオーディション番組があって、そのラストとなった今日……ずっと見てきて、応援してきたからこそ、我を忘れてしまいました。

今日の深夜にデビューメンバーが発表されて、朝の番組「スッキリ」でもその模様が放送されるということで、ネタバレを見ないようにして朝の番組に挑んでいました。

こんな感じでね。で、デビューメンバーを見届けて、みんなを応援したかったなという切なさと、みんな頑張ってきたよねという感動と、これから応援するぞという元気と、朝から幸せな気持ちになれました。

最速でデビューメンバーを知りたいんだったら、他の番組があるんですよね。それでも、私が「スッキリ」で見たいなと思ったのは、すごく愛が感じられたからです。

まずちょっと前置きとして、私がアイドルを好きになった理由について説明します。私がアイドルを好きになったのは、歌とかダンスとか技術面だったり、魅力的なビジュアルだったりというのはもちろんあるけど、何より一生懸命だからというのがすごく大きいです。

日本のアイドルも韓国のアイドルも、求められるものに応じるためにすごく努力しているんですよ。「もっと頑張ろう」って毎日思って、本当に一生懸命に努力してる。

本当に一生懸命に頑張る姿を見て「私も頑張ろう」と思えるし、ステージでキラキラ輝く姿を見て感動して元気をもらえるし。特に今回のJYPという事務所は「自分」を出すことを大切にしていて、作られたものではなくてその子自身の魅力があふれているというのも、すごく素敵なんですよね。もちろん他事務所のアイドルも好きです。

「スッキリ」では、当初バラエティの特集の一つという感じでした。でも、だんだんと練習生たちの一生懸命な姿に心を打たれて、出演者の方々が思いを持ってくださるようになって、最近は本当にものすごく愛にあふれていました。

元々はアイドルとかに興味がなかった加藤さんもハマっていたのは、アイドルを目指す子たちの一生懸命な姿にあったと語っていたんですよね。森アナウンサーとか春菜さんとか他の方も含めて、練習生たちを応援したくなる気持ちに、アイドルを好きになったときの自分を重ねて、「そう、そうなのよ!」って私は勝手に共感していました。

見ていてこちらもうれしい気持ちになれるような番組作りをしてくださっているからこそ、「スッキリ」で最後を見届けたいなと思ったわけです。


結局発表の間はスッキリを見ながら、ツイッターで興奮しながらツイートをしまくっていました。一応、フリーライターという肩書きでやっているツイッターなので、なるべく仕事に関することと、あとは自分の好きなことや思ったこと、意見をつぶやくように使っているのですが、今日はぶれてたし、荒ぶっていたなぁと。

自分のTLを見ると、リアルタイムの書き込みだけすごい熱を帯びていて、いつもと違うなと。仕事のアカウントでいいのかなとか、プライベートアカウントがあるからそっちでやった方が良かったかなとか、そういうツイッターの使い方についても考えてしまいました。内容が悪いって意味じゃなくて、軸からぶれちゃってないかな、みたいな。

ツイッターのブランディング(っていうほどじゃないけど)はまあ考えるとして、それでも我を忘れてしまうほど感情が揺さぶられて、「言いたい!」とか「伝えたい!」とか思えることってそう多くないと思います。

どこか感情をコントロールして、整理してから伝えることもできるから。それは悪いことじゃないし、特にネガティブな感情の場合は誰かを傷つけることもあるし、コントロールして冷静になってから整理した言葉を伝えるというのも大事だなと思っています。

一方で、その冷静さを失うくらい夢中になれるって、すごいことだなとも思うわけです。それだけの影響力を持ったアイドルたちのパワーもすごいなと思いました。我を忘れないことが大事だとよく言われるけど、我を忘れちゃうくらいのこともすごいなと。

このコントロールできないほどのみずみずしい気持ちを感じて、盛り上がれて、たぎるものがあった、感じられたというのはすごく幸せだなと思いました。騒ぎすぎてはいけないので冷静さも持ちながら、でもやっぱりこういう経験や気持ちを忘れずに、これからも我を忘れるくらい夢中になれることに出くわせたら幸せだなぁと思います。

2020年6月26日(金)

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