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「逃げちゃダメだ」と何度だって唱えたい

「逃げちゃダメだ」と自分に唱えたい、フリーライターのaoikaraです。

なんでかっていうと、私は逃げる弱さがあるから。自分の弱さとか、愚かさとか、ダメな部分とか、見たくないものを見る強さがないから、逃げてしまいたくなるときはある、大いにアル。

だから、逃げた人を厳しく断罪できる人は、とても強いと思う。自分は絶対にそんなことはしないという確信があるわけだから。

ああ、でも、私にもそんな強い部分があるかもしれない「これだけは絶対にしない」と思うことはいくつかはあるから。でも、「逃げてしまうかもしれない」という弱さも同時にある。

自分が何かしでかしたとき、それによって誰かに迷惑をかけてしまったとき、その恐ろしさを受け止めるのはこわい。自分を守りたくなる。だから、小さな嘘をついたり、他人事のように振る舞ったり、まさにその場から逃げようとする。

私に、全くその弱さがないのかと問われたら、「ない」とは自信を持って言えない。「いけないと思っているから、逃げたくない」とは本当に思っているけど、いざそんな状況になったら、果たして自分はちゃんと逃げずに向き合えるんだろうか。

私は法を犯したこともないし、犯したいとも思わないし、できれば法律はきちんと守りたいと思っているくらい。誰かを傷つけたくないし、迷惑もかけたくないし、被害を与えたくもない。だけど、踏み外してしまう可能性がゼロとはいえなくて。そうなりたくはないけど、そうなってしまうことだってある。

だからこそ、逃げたくなるような場面が突然やってくるかもしれないから、いつだって「逃げちゃダメだ」と唱えていよう。自分を守ろうとしてしまわないように、逃げちゃいけないときは、ちゃんと逃げずに向き合わなきゃと。

強くないから、忘れてしまおうとする弱さがあるから、ちゃんとね、そこは強くなりたいね。

2020年10月31日(土)

No.679

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