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大好きなアイドルを見送ったとき、初めての感情になった

昨日、初めてアイドルの卒業ライブを見た、フリーライターのaoikaraです。

noteでも書いていた、乃木坂46の白石麻衣さんの卒業ライブ。オンライン配信だったので、自宅で見届けることができた。


私は、アイドルの卒業ライブどころか、ほかのアーティスの方も含めて、ライブに行ったことはない。だから、お客さんが入っているライブと比べてどうなのかはわからないけど、すっっごく楽しかった!オンラインをうまく活用している演出もあったし、映像もくっきりはっきりしていてメンバーたちを近くで見ている感覚にもなれて、終始笑顔で見られた。

アイドルが卒業していくときって、どんどんキラキラと輝いて、きれいになっていく気がしている。だから、卒業ライブのときって、そのアイドルは今までで一番美しいなと感じることが多い。

それは、寂しさがありながらも、前を向いて一歩進もうという芯の強さから来る、内面からあふれた美しさなんじゃないかなと思う。と同時に、卒業ライブは本当にいろんな感情が出てきて、その豊かさがアイドルを美しく見せるのかもしれない。笑顔のときも、涙のときも、いつだって美しい。

昨日のまいやんの姿を見て、そんな風に感じた。


まいやんって、本当にきれいな人なんだけど、見た目だけじゃなくて、心もきれいで、優しくて、気さくで、ギャグなんかもしちゃって、プロ意識が高くて、強くて、言い出したらキリがないくらい内面も本当に素敵な人なの。メンバーから「まいやんって本当に素敵でしょ?大好きなんだよ!」って気持ちがすごく伝わってきた。

アイドルは偶像って言葉から来ているけど、まいやんは決して偶像なんかじゃなくて、見た目はそれはそれは高嶺の花なんだけど、いい意味で全然そんなことなくて、すごく人間味のある、近くに咲いているような、それでいて特別に美しい花のような人だなと思う。

そんな内面が豊かだからかな、いわゆるかわいいとか、きれいだけじゃない表情を持っていて。昨日のライブでまいやんが歌って踊っている姿を見たときに、今さらながら「まいやんってパフォーマンスのときの表情が本当に素晴らしいんだな」って思った。

「シンクロニシティ」という曲は、まさにまいやんの表情が本当に美しくて、見入ってしまうような曲だったなと、改めて感じた。あんなにも切ない表情ができるのに、あんなにも優しくて慈しむような笑顔になるんだもん。

だけど「ガールズルール」のようなはじける笑顔にもやられてしまうんだよ。かわいくて、きれいで、美しくて、あーもう言葉が足りない!何で表現したらいいんだ!


1期生はもう9人しかいなくて、まいやんがいなくなっちゃうと8人になっちゃって、時の流れを感じて寂しくなって。でも、昔からの楽曲を歌っているときに、「これはあの子のパートだな」とか「この子のあのフリは覚えているな」とか、思い出と共に蘇ってきて。

同時にそこには新しいメンバーたちがいて、みんないい表情をしていて。今いるメンバーはもちろん、卒業していったメンバーたちの分まで感じられるような時間で。


寂しさと、悲しさと、切なさと、だけど不思議と幸せでいっぱいの気持ちになった卒業ライブだった。

本当はね、最初から少し泣いちゃってて。だってメンバーみんな泣いているからね。最後にまっちゅんこと松村沙友理ちゃんが手紙を読んでくれたんだけど、すごくまっすぐな想いが込められていて、ファンとしても初期を思い出して私の気持ちも重なってしまって、ボロボロに泣いてしまった。

でも、幸せだった。ライブの時間があまりにも楽しくて幸せで、そしてまいやんがいてくれていた乃木坂46が幸せでいっぱいだったんだって、伝わってきたからかもしれない。

それに、こんなにいろんなことがあって、ライブができるかどうかもわからなくて、本当だったらファンの人たち一人一人の目の前でいろんな想いを伝えたいはずなのに、本当だったらそれができたはずなのに、叶わなかったつらさが絶対にあるはずなのに、それでも笑顔でこちら側を見てくれて、想いを伝えてくれて、前を向いてくれて。

まいやんの卒業ソロ曲「じゃあね。」に

「振り向かないで行くけど」
「ただ、らしく 歩くよ」
「ただ、らしく 歩こう」

って歌詞があるんだけど、ライブでもまいやんが前に前に歩いて行く演出が多かった。前を向こう、前に進んでいこうっていう気持ちを私は個人的に感じて、それを心から応援したいし、だからおめでとうって気持ちがあふれて、幸せになって心を満たしてくれたのかなと思う。


全てを見終わったとき、今ままで感じたことのない感情になった。これは何だろう。さっきも書いたように、寂しさと幸せが同居しているような、本当に不思議なエモーショナルを体験をした気分。見てよかったし、見られてよかったと、心から思う。

まいやん、卒業おめでとう。これからのまいやんの人生も心から応援しています。今まで本当にありがとう。乃木坂46が好きで本当に本当によかった。

2020年10月29日(木)

No.677


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