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どこにいても他人の目は気になる

どこにいても見られているなという意識がある、フリーライターのaoikaraです。

有名人でも自意識過剰でもないよ。ただ、どこにいても他人の目はあるなぁ、とは思う。誰の目も気にせずにいられる、なんて場所はないなと。


このnoteも、ライター名でペンネームはあるけれど、仕事をする立場からいえば私本人であって、信頼や責任から言わないことも、言えないこともある。

だったら匿名の何かしらで、言えない書けない思いを吐き出そうか。と思ってみるけど、絶対的な匿名なんてなくて、何かあれば私の正体は明かされるだろう。

匿名の中で作られたコミュニティで、知り合った誰かの目があると意識した瞬間、もう誰の目も気にせずにいない。もう誰かと目が合っている気分。目が合っていなくても、目線は渦巻いている。

じゃあ紙にでも自分の気持ちを書こうかな。と思ってみるけど、私がもしも死んでしまったら、絶対に私の周りの人は見るだろう。死んでしまえば後のことなんて関係ない、という人もいるけど、私は羞恥心が勝つ。


誰にも言えない気持ちを、誰もいないどこかで自分の思いを明かしたいと思って、でもすぐに誰かがいると気づいたら、もう自分だけの思いなんて明かせない。だからまた別のどこかへ…なんてことをしてる。

繰り返してようやく、誰もいないなんてのはないんだなと気づいた。

結局、心の中でしか私は一人になれない。でも、一人じゃ抱えきれないから、どこかで言いたくなる。それはもう、誰もいない場所でなんて言いながら、きっと誰かに聞いてほしくはあるんだろうね。

心の内を明かせる相手がいるなら、きっとそんな場所は望まないんだろうけど。受け止めてほしいとも思うけど、受け止めてもらえなかったらこわいから。

誰にも触れられたくない心の一部分もあるし、笑い話にするくらいじゃないと話せない。

でも、そんな思いが募って止まらなくて、眠れない夜もある。誰か受け止めてよって。そんな夜にはどうしたらいいんだろうね。

2021年4月15日(木)

No.844

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