30代・40代の現状維持は不幸の予感

今、良い会社に勤めているし、そこそこ給料も人間関係もいいから幸せだ。そんなにやりたい事もないし、いまのままでいいかな。とにかく、目の前のことを一生懸命こなして、自分なりに充実した毎日をすごしてる。幸福度60～70％くらいでこのまま生きていけたらそれでいいかな。いつか、結婚したりして、転機が訪れるだろう。真面目に生きてるし、いつか私にも幸せが向こうからやってくると。30代まではそんなふうに思っていた。

40代になった。私はふと立ち止まって感じてしまった。あれ、もしかして、私って不幸かも。これからもっと不幸になりそうって。そんな予感を感じてしまった。

幸せの定義はひとそれぞれ、押し付けるものでもないし、決めつけるものでもない。自由に生きたらいいと思う。

あなたはどんな折れ線グラフの人生をおくりたいですか？

若い時は、新しいことがたくさん起こる。待っていても人生は変化する。

小学校・中学校、高校、バイト、就職、転職、そしてその度に新しい人との出会いが、自然然発生する。自動的に。

ただ、40代を超えると、自然発生の変化は劇的に減る。そして時が止まる。手動で動かさなければ、風も吹かないし扉も窓も開かない。

結婚していて、子供や孫ができたなら、自動的に変化はそれなりに発生するかもしれない。ただ、独身の40代はどうだろうか。と考えてしまう。

 40代こそ、自分で転機をおこすチカラが必要なのかもしれない。人生の踏ん張り時だ。

これまでの自分の生き方を否定しているわけでもないし、今の環境に問題があるわけでもない。ただ、現状維持はわたしはとても危険だと感じてしまった。

現状維持では、グラフのDさんになる。Bさんを望むと、Dさんの人生になるのは必然。今はそんな世の中になったと思う。

40代は、頑張り時だ。今からでも遅くない。そんなふうに前向きに考えたい。