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私と英語との出会いから、今英語を使う仕事に携わるようになって思うこと

私は英会話はできません。
文章も読めません。
もちろん書けません。

だけど、自分の「声のスキル」を海外のスキル販売サイトで「英語を使って」販売しています。

英語できないのに。
英語できないんですよ。
ただ、なんとなく「ノリ」はわかる(笑)
ふと振り返ってみると英語に苦手意識はないのです

英語できないのに、苦手意識がないってなんだそれ?と自問自答したので
今日はそのお話。


今私は英語をどう使っているか?


私は、去年在宅ワーカーになりました。
自宅に収録室を作って、音声収録のイロハを学び、自分の声を商品として販売するようになりました。(在宅で録音することを「宅録」って言います)
国内の宅録の単価の低さや、競争の激しさに「海外サイトで声を販売する」という道を見つけ、今一年ちょっと海外からお仕事をいただいています。

海外サイトに出品するにあたり、不安だった点はもちろん英語でした。
宅録の先生の紹介で翻訳会社と繋がらせていただき、出品に関するサポートを受けました。
その後も、高度な翻訳が必要な場合、随時その翻訳会社からサポートを受けています。(あとはAIの駆使ですね。ほんと。)

でも、それにしても…不安はあったけど「英語?!いや無理!!」という思考にはならなかったのはなんでだろう?
と、自分の経験を振り返ってみました。


私と英語の出会い

私が英語と出会ったのは小学3年生の時
それまで年少から続けてきたピアノを辞めた後、英会話を習いに行かせてもらったのがきっかけです。(なんか確か「やってみない?」って言われたのがきっかけだった)
それも2年ほどで辞めてしまったのだけれど、それが楽しかった!
ちょうど「ゴールデンエイジ」と呼ばれる年頃です。
日本人の先生ではありましたが、英語に楽しく触れる基礎ができました。

その後、中学3年生の夏休みに、カナダへホームステイに2週間行けるチャンスを得ました。
市の助成を受けて、各中学校1名が選ばれるものでした。(英語の学力関係なし)
我が家は裕福な方でななく、助成が出るとはいえ、そのお金を用意するのも、大変だったと思います。
けど、どうして私が行きたいと言った時に、両親は許してくれたのか?
改めて聞いたことがあります。
「普段自分からやりたいって言わないあなたが「行ってみたい」って言ったんだもん。これはチャンスでしょ」
そう母は言いました。

小学5年生から中学に入るまで、私はいじめに近いものを受けていて「学校に行きたいくない」と言ったこともありました。中学に入ってからも、その影響は続いて、入った部活動の朝練に行こうとしてもその道中で腹痛が起き「十二指腸潰瘍」と診断を受けたこともありました。
小学5年生で演劇の楽しさを知って、そこから表現する喜びを支えになんとか毎日を過ごしてはいましたが・・・

何事にも引っ込み思案で、意思がなく、怯えて怯えて過ごす毎日

今の私が考えると、そんな子が「カナダに行きたい」って行ったんですもの。そりゃ行っておいで!!!ってなりますよね💦

その結果、無事学校の1名に選ばれて、カナダで2週間を過ごしました。
その時に、片言英語で受け入れてくださったホストファミリーの人柄が、私の「伝わらなくても英語って楽しい」のベースになった気がします。


どうして英語に対する苦手意識がないか?

根本を言えば「周りの大人がチャレンジする姿を応援してくれた」という経験にあるからなんだな…と思います。英語に対するものだけではなく。

やりたい
この道に進みたい

そう言った時に周りの大人が全力で応援してくれたし、進む姿を見守ってくれたり、必要なところで手を差し伸べてくれたから

今日は英語の話…と思って書いていたのではなく、実はこれが言いたかったっていうね(笑)

ありがたいことにそれは今も続いていて、周囲の人が応援してくれるその力を持って、引っ込み思案で、すぐにお腹が痛くなっちゃう私でも「よいこらしょ!」と前に進む力を捻り出せています。

チャレンジをする→失敗しても成功しても得るものがある

という繰り返しの成功体験の中で、今海外の方とのやり取りが楽しくって仕方ないです。新しいことに挑戦していくのが楽しい。

もちろんやり取りをしていくに従って、日本語として英語を捉えるのではなく、雰囲気で英語をつかめるようにもなってきました(それでも翻訳アプリ必須ですよ。)
だけど相変わらず英語は読めません、かけません、会話はできません(原稿があればなんとなく読めます(笑))


結局苦手意識って…


苦手意識というのは、困った時に解決できる方法を知らないと起こると思っています。
だから、私は「解決方法を知っていた」「どこにどう助けを求めればいいか知っていた」。
幼い頃からの積み重ねの中で自然と身につけていた繰り返しが、今の私を作っているというのは、周りの人に感謝しかないなぁ・・・という考えに落ち着かせてくれます。

なので、英語に関わらず今「ああ、これ苦手だな」「踏み出せないな」「やる気出ないな」と考えている人に私なりに導いた答えをお伝えしたいことを書いて今日は終わりにします

「知ること」
「助けてもらえる人を作ること」
上の二つを元に「失敗でも成功でも経験を積み重ねていくこと」

これがあったら、なんとかなっていくんじゃないかな?って思います^^
長くなっちゃった💦


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