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日向坂46四期生・小西夏菜実センター『雨が降ったって』に学ぶ、不機嫌彼女のあしらい方

日向坂46が5月8日発表した11thシングル『君はハニーデュー』には、楽観的な処世術を提示したカップリング曲『雨が降ったって』が収録されている。

CP曲センターを務めるのは四期生・小西夏菜実さん。彼女のいる男性が、自分ではない第三者の視点で相手の機嫌を取ることに集中する様子が描写されている。一対一の恋愛関係から、人とのコミュニケーション、距離の取り方が学べる。

曲の登場人物は「彼女」と自分だが、自分を「僕」「俺」と書かない時点で、女性カップルの可能性も存在することも付け加えておく。今回の自分は男性と設定した。

歌詞で彼女は今まで「♪上機嫌」だったのにテンションが下がり、それを「♪突然の雲行き」「♪雨が降ったっていいじゃん」と天気で比喩。一緒にデートする彼女が落ち込んでいたら自分のせいかな? と考え、気になってしまう。そこを彼は「♪何があったの? なんて聞いたりしちゃダメ」と気持ちを抑制。1番歌詞は全体的に彼女の気持ちを詮索しないことを諭す。

1番歌詞は途中まで「♪楽しみになって来る」といって彼が主体として感情を表したが「♪何があったの?~」で自分を客観視する第三の視点が登場。

2番歌詞に入れば「♪喧嘩をしたっていいじゃん」と、詮索しないことを勧めた1番歌詞とは違う見方で、言いたい放題彼女に言っちゃっていいことが伝えられる。

歌詞全体を通し彼は彼女の機嫌を取ったり感情を出したりしていいし、そのバランスを取ることが大切だと主張。1番、2番、3番歌詞の最後には「♪明日がどういう日になるか/楽しみになって来る」「♪二人がこれからどうなるか/ワクワクして来るよ」と歌い、彼女をいい意味で上手くあしらう姿が読み取れる。

『雨が降ったって』とネガティブな関係に陥る危機に瀕したときも、この曲が伝えるよう、楽観的に捉えて適切なコミュニケーションを心がければいい。これは恋愛に限らず家族や友人、仕事相手にもいえることで、程よい距離を取り人生を謳歌する醍醐味を教えてくれる。

※タテ書きver.も画像で用意した。

1枚目


2枚目


3枚目


4枚目

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