あおいの自由帳

若津仰音(わかつあおい)のパラレルノートです。隠れ家的居場所が欲しいと思い、サブノート…

あおいの自由帳

若津仰音(わかつあおい)のパラレルノートです。隠れ家的居場所が欲しいと思い、サブノートつくりました。自分にしかウケそうにないものでも臆せず書いていきます。 ■メインノートはこちら→https://note.com/aoi_wakatsu/ ■YouTube→『ノラらTUNE』

マガジン

  • エッセイもの 若津仰音

    日頃かんじたことや気付いたこと、起こった出来事などを主に綴っています。

  • ショートショート 若津仰音

    若津仰音の超短編集です。詩やショートショートを収録したマガジンです。

  • つぶやきもの 若津仰音

    気ままにつぶやいたものでできています。

最近の記事

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自己紹介(随時更新)

箇条書きではありますが、私の人となりを垣間見て頂けると嬉しいです ■名前:若津仰音 (わかつ あおい) ■経歴:國學院大學文学部哲学科芸術学コース中退、正社員の経験なし ■活動:朗読、もの書き、YouTube発信 ■好きなことば:嵐の前の静けさ ■嫌いなことば:プロフェッショナル ■好きなこと:音楽鑑賞、ぼうっとすること、ものを書くこと ■嫌いなこと:会社勤め、家事全般(よくここまで生きてこれた) ■好きな作家:円城塔、夏目漱石 ■好きな本:おとうさんがいっ

    • 「ありがとう」の効能

      小林正観さんを知ったのは何がきっかけだっただろうと思い返してみた。 けれど結局思い出せない。 当時、『波動の法則』という本に出会い、その本の関係で小林正観さんを知るに至ったのか、はたまたその逆で小林正観さん経由で足立育朗氏の『波動の法則』を知るに至ったのか。 すでに記憶は曖昧だ。 どっちにしろ出会ったのだ。 小林正観さんのどの本に書かれていたのかは忘れたが、「雲に向って、消えてくださいと念じていると、その雲は消えてなくなる」という内容の文章を発見して早速実践したら、本当に

      • 【一部抜粋】戦争責任者の問題 伊丹万作

        多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えてだまされていたという。 私の知っている範囲ではおれがだましたのだといった人間はまだ一人もいない。ここらあたりから、もうぼつぼつわからなくなってくる。多くの人はだましたものとだまされたものとの区別は、はっきりしていると思っているようであるが… …それは、「だまし」の専門家と「だまされ」の専門家とに画然と分れていたわけではなく、いま、一人の人間がだれかにだまされると、次の瞬間には、もうその男が別のだれかをつかま

        • 有用な情報は、YahooやGoogleで検索しても上がってこないよ。

          表題のとおりです。 今は戦時下です。すでに、YahooやGoogle、Edgeなどのブラウザで検索しても、有用かつ真実を述べているサイトは上がってきませんので、今知るべき真実には辿り着けなくなっています。 おススメは今のところダックダックゴーです。 普通に検索するだけで、忖度や検閲のかかっていない情報が純粋にあがってきます。 テレビは洗脳器具ということは昔から言われていますが、それを知っている年代の方でも、Yahooニュースなどはチェックしていたりするでしょうが、それ

        • 固定された記事

        自己紹介(随時更新)

        マガジン

        • エッセイもの 若津仰音
          3本
        • ショートショート 若津仰音
          6本
        • つぶやきもの 若津仰音
          4本

        記事

          【記事一部抜粋】クモに寄生し操るハチの正体とは

          人を殺したり家に火をつけたり、いろいろな悪事を働いて死後に地獄へ落ちた男は、しかし、生前に一度だけクモを殺さず助けてやったことで、地獄の底から脱出するチャンスを与えられた――。 芥川龍之介の小説『蜘蛛の糸』で、御釈迦様が大泥棒・犍陀多(かんだた)の前に御下ろしなさったのが、極楽に生息するクモの糸である。この糸をつかんで、極楽まで登ってきなさい、というのである。 「クモの糸などで人が吊れるものか」と思うかもしれない。しかし、実際にクモがつくる糸は現代のわれわれが化学的に合成した

          【記事一部抜粋】クモに寄生し操るハチの正体とは

          宗教(スピリチュアル)はただのエンタメ

          聖書や分厚い本、動画や説法などといったものから、「気づき」など得られません。付け加えると、祈りや読経、お参りといったものからも同じことです。 それらを読んだり、観たり、聴いたりしたときに、ハッとすることや腑に落ちること、心が救われることがあるため、そういったものを気づきだとか達観しただとか勘違いしてしまう気持ちはわかります。 図面描きに例えるとわかりやすいでしょうか。図面を量産するばかりでは、世に必要とされている物理機器は生まれません。実際に物質を混ぜてこねてくり抜いて、

          宗教(スピリチュアル)はただのエンタメ

          【超短編】メッセージの受信法

          神や宇宙や死んだ者からのメッセージを受け取られたのでございますか? 残念ながらそれは、偽のメッセージでございます。いいえ、メッセージですらございません。 そもそもお聞きしたいのでございますが、離れた場所にいるご家族ご友人があなたに抱いているメッセージは、お受け取りになられたことがないのでございましょう? なにゆえ、神や宇宙や死んだ者などといったものからなら、メッセージの受信ができているとお思いになられたのでございましょう。 特別な存在だから? ええ、あなた様は特別な

          【超短編】メッセージの受信法

          【超短編】幽霊の正体

          幽霊の正体、その多くは、単なる肉体の残像でございます。 墓場や集会に集う肉体の残像は、既に魂は抜かれております。 確かな魂は純粋な源へと消(帰)し、本来の自魂を取り戻しますが、不確かな魂の多くは不純なる(見間違いの)光、もしくは混濁した偽の闇へと消(帰)し、月を経由してサイバババアメーバの活力源として再利用されるのでございます。そう、抜かれてしまった魂は、すべてサイバババアメーバの餌食となっているのでございます。 地球の一部地域ではそれを輪廻と呼んでおりますが、本来、こ

          【超短編】幽霊の正体

          【超短編】祈りの使用法

          祈りでございますか? 人間やその霊魂などによる祈りというものは、だいたいは他に向けられておりますんで、自身の腹底を変えるほどの役目は果たさないわけでございます。 例えば、エイブラハム教の信徒たちによる祈りなんかは、あれは特に月の裏側に蓄積されていっております。タルリスト教信者の祈りなどは、主に月の表側に集められておるのでございます。月の上でさえも、この二大教の陣地争いは起きておるのでございますが、そのお話はまた別の機会に話すことにいたしましょう。 大岡学会? あの学会

          【超短編】祈りの使用法

          毎時毎分、空気に囲まれてるけど、私は空気のことをあまりよくは知らない。全体の1%も知っていないかもしれない。 家族とか友人とか仲間とかについても、同じことが言えてしまうのかもしれない。 1%も知ってはいないかもしれないと思えるほうが、よく知ってると思ってるより、健全な気もする。

          毎時毎分、空気に囲まれてるけど、私は空気のことをあまりよくは知らない。全体の1%も知っていないかもしれない。 家族とか友人とか仲間とかについても、同じことが言えてしまうのかもしれない。 1%も知ってはいないかもしれないと思えるほうが、よく知ってると思ってるより、健全な気もする。

          もう千年もすると、漱石の文章も読むには酷な文体と感じるようになるのだろうか。源氏物語がそうであるように。 そんなことを思ったら、なんだか切なくなってきて、漱石の本を今のうちに隅から隅まで読みつくしておきたくなる。 別に、千年後に、自分が生きてるわけでもないのに。

          もう千年もすると、漱石の文章も読むには酷な文体と感じるようになるのだろうか。源氏物語がそうであるように。 そんなことを思ったら、なんだか切なくなってきて、漱石の本を今のうちに隅から隅まで読みつくしておきたくなる。 別に、千年後に、自分が生きてるわけでもないのに。

          好きになることはなかったが

          電車は、同じ車両に乗り合わせても、下車する地点がみんな違う。 飛行機はそうじゃない。そこに乗り合わせた人みんな、同じ場所で降りる。 葬儀屋の遺影配達の仕事をしていたときに、助手席に乗ってた社長が、空飛ぶ飛行機を見上げて 「あれに乗ってるやつらは、みんな同じ目的地目指してるんやで。ロマンチックやと思わんか」 と呟いたことがある。 嫌いなやつだったけど、その一言を聞いた時、何故だか緩和されたんだった。

          好きになることはなかったが

          【超短編】雨に真似る

          窓際に立っていたM教授に、完全オリジナルで作ったイヤホンを見せたところ、彼はいかにもつまらなそうに鼻をほじった。 「オリジナル、とかいう前置き、いらんで」 今度はケツを掻きながら、大きな欠伸をひとつした。 「イヤホンでもメガホンでも、それを100に分解できるとして、そのなかの1/100でも、オリジナルってものは存在せんでな」 そう言ってこちらを振り向いたM教授の顔は、窓からの逆光で真っ暗だ。 「特許とるやつはアホや」 「そうでしょうか。技術を安全に活かすためには必

          【超短編】雨に真似る

          コットンリネンなパンツ

          麻と綿だけで出来てると思ってたリラックスパンツが、実はポリエステルとレーヨンの割合のほうが多かった、ということに今朝気付いた。 気付いた時のショックはあったが、今まで麻と綿だけで出来てると思って穿(は)いてたんだったら、着用感としては、ポリエステル&レーヨンの感じは皆無だったということだよな。 マトリックスの世界観と似てるな。

          コットンリネンなパンツ

          平和、どうだろうな。 ボケ、いかがなもんかな。 戦争ボケっ、つのはないのかな。 平和中に、戦争や安全保障とかにばっかフォーカスしつづけるのは それはそれで、すごくハードな人間にしあがっちまいそうだ。

          平和、どうだろうな。 ボケ、いかがなもんかな。 戦争ボケっ、つのはないのかな。 平和中に、戦争や安全保障とかにばっかフォーカスしつづけるのは それはそれで、すごくハードな人間にしあがっちまいそうだ。

          【超短編】ティッシュのさきっぽ

          ボックスティッシュは一枚出すと、次の一枚が顔を出す仕組みになっている。 ティッシュの口から一枚分の面積の半分ほどが、へなりと出ている、常に。 ヘンデルはそれが許せなかった。 「くそっ!なんでやねん!」 ティッシュをひっぱり出すたびに、次のティッシュを丁寧に箱の中に戻した。 そしてヘンデルは考えた。思いついた。作り出した。生み出した! ボックスティッシュのさきっぽが出てこないように制御する器具を開発したところ、思わぬ反響を呼び、飛ぶように売れ、いっときは‟バカ売れヒ

          【超短編】ティッシュのさきっぽ