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すいせい、2023年を振り返ってから2024年の抱負を語るってよ

HEY!オタクの皆様!2023年もお疲れ様でした!2024年もよろしくお願いします。

新年も迎えたということで、昨年のオタ活を振り返りながら、2023年の総括をしつつ、来年の抱負でも語ろうと思います。大っぴらに宣言しとかないと有耶無耶にしてやんないで終わりそうだし。

え?12月31日に公開する予定だったのに執筆が間に合わなかった?思いつきはやめろ?何のことでしょうか?よくわかりませんね

◯2023年全体総括

では、まず今年の現場の本数ですが、ライヴ16公演(のべ28本)、舞台22公演(のべ27本)で延べ数換算で合計55本でした。


いや、多いわ


55本って何やねん。王貞治か。

…はい、なんでコイツ田舎住みなのにこんなに現場行ってんねんというのは仰るとおりなんだけど、田舎にいるからこそ多少無理をしてでも好きなものに触れに行かないと精神が死ぬというのを嫌と言うほどこの約3年で体感したので、メンタル病んだ時の治療費よりは安いやろの精神で地元帰れるまでこの生活は続けます。

それに、これは定期的に言ってることだけど、日常生活で自分と同じものを好きな人に出会えることってあんまりないけど、オタク現場行くと自分が好きなものを自分と同じように好いてる人たちと会えるし、共に魂燃やせる時間が本当に楽しいので、特にコロナ禍であらゆるイベントかできない時期を過ごしたからこそ、こういう時間は大切にしたいなと改めて思った。

つまりは、「オタクの本気舐めんな!」のメンタルで2024年もオタ活やります!

◯コンテンツごとの振り返り

まず、舞台。
昨年の目標として、一昨年本格的に踏み込んだ舞台を沢山観るというのを設定していたのですが、それにしたって多いわ。(参考:2022年末の記事。舞台はいいぞ)

コロナ前は舞台に通ってなかったので、ほぼ純増なんですよね。まあ、楽しいし学びも多いからいいか。ちなみに内訳は2.5次元9作品、3次元13作品でした。

昨年はアサルトリリィの舞台を中心に、アサルトリリィに出演されてる演者さんの出演される作品を観るって感じで色々観たけど、基本観た作品に関してはハズレはなかった。

内容的には自分好みのファンタジーやアクション系が多かったので比較的2.5次元も3次元も近い雰囲気の作品が多かった。
特にアサルトリリィは顕著だけど、どの作品も映像技術や舞台装置などを工夫して2次元的な表現を3次元にどう落とし込むか、に挑戦してると感じることが多くて、舞台に通うようになったからこそ、どの作品でも表現へのこだわりを体感できたのが昨年はとても印象的だった。

また、自分は基本的には作品につくタイプのオタクだから、作品そのものが面白そうかどうかが判断材料としては多くを締めるし、単に推しが出てるという理由だけでは観ないタイプなので、勿論演者さんの演技の妙も楽しみながらも、鑑賞の軸をぶらさず純粋に作品を楽しめたので、昨年の目標は取り敢えず達成できたかと思います。

来年の方向性としては現路線を継続しつつ、ファンタジーとかアクション多めとかの自分の好むジャンルばかりでなく、あえてそういう要素が無い作品にも手を出せたらと思ってます。

次にライヴ。
今でこそコロナ前のように声出しできるようになったけど、昨年は1月の頃は殆ど声出しできなかったし、2月にようやく少しづつ解禁されるようになったのも遠い昔に思える。

声援も無いなりに色々と工夫してそれはそれとして楽しめたけど、やっぱり声の有無って全然違う。特にMOIW2023の時は実感した。

ライヴというライヴが全部中止になってた頃からするとようやくコロナ前の形式のライヴが増えたのは喜ばしいことではある一方、その間、コロナ禍でやる側や会場の受けたダメージの大きさを感じることも多かったので、来年はツアーの地方公演やライブハウス規模のライヴだったりも以前のように回復してくれることを祈りつつ、自分も客として行くことで今後にも繋がっていくと思うので、コロナ前みたいに色んなライヴに、特に初めてのバンドやグループのライヴに行けたらと思ってます。

◯月別公演別振り返り

<1月>

〇スタァライトオケコンRevival

2023年最初の現場は劇場版少女歌劇レヴュースタァライトのオーケストラコンサート。
オケコン自体は一昨年にも開催されたけど、コロナ禍ということもあって空席も目立ってたので、1年越しに本来想定してた形で開催できたのかな。

劇場版スタァライトも公開から2年以上経ってるけど、スタァライトは一つひとつの要素がとても緻密に作られているから、曲を聴くだけで作品の色んなことが蘇ってきたので、改めてスタァライトのキラめきの凄さを思い知ったと共に、この1年がキラめきに満ちた1年になりそうだと思わせてくれるくらいのライヴでした。

〇ミリオン9th

7th Reburn以来のミリオンのライヴ。何てったってミリオンライブの聖地日本武道館でライヴを観れるとは思ってなかった。4thの位置付け的にもう武道館でライヴやることないと思ってたから、ミリオンライブ10周年の口火としてはこれ以上ない舞台だった。

あと、個人的に色々忙しくてミリオンを十分に追えてない中でのライヴにちゃんと乗れるか不安だったけど、ミリオンの培ってきた底力の前にはそんな不安は杞憂だったし、自分の好きなミリオンがそこにはあったし、自分にとってのミリオンライブの大きさを再認識できたライヴだった。

〇スクミュ

ラブライブ初の舞台化ということで、完全に未知数だったけど、内容はラブライブの精神そのものだった。前日、大雪の中3時間高速道路を走って、まさに命がけで観に行った甲斐があったわ。結構無茶なのでみんなは真似しちゃだめよ。

歌もダンスもラブライブらしいパフォーマンスだったし、ストーリーもμ's以来のラブライブのDNAを強く感じた。今年1月からまた上演されるから、ラブライブ好きなら本当に観たほうがいい。
あと確実に言えることは、スクミュ観たら理事長ズ推しになります。これマジです。

<2月>

〇バンドリ11thDay1

昨年のRASの単独が台風のせいで行けず、かなり久々のバンドリのライヴ。
RASは単独にフェスにと場数こなしてるからライヴの完成度がまた上がってて過去イチぶち上がった。
また、ポピパの現地も初めてで、ポピパからバンドリが始まったからいつかは現地で観たいと思ってたから、それもとても嬉しかった。やっぱりバンドは生で浴びてナンボよね。

あと、今回から声出し解禁のライヴ初参加だったのに、行きの電車で水落とすわ、会場ギリギリ到着で水買えなかったわ、声の出し方忘れてるわで体力的には結構大変だったけど、それもまたいい思い出。

〇舞台アサルトリリィ 御台場TBO

細かいことは過去の怪文書記事読んで下さい(丸投げ)。

何しろアツかった。作品そのものもそうなんだけど、ファンの熱量も本当に凄くて、改めて御台場女学校、そして舞台アサルトリリィの凄さを感じた。
自分は御台場からアサルトリリィにハマったようなものなので、来年の第4弾も今からめちゃくちゃ楽しみ。

御台場最強!!!御台場最強!!!うおおおおおお!!!

〇MOIW2023

これが俺たちのM@STERPIECEだ

俺たちの悲願の合同ライヴは初の5ブランドでの開催ということもあり、その盛り上がりは半端なかった。Day1が終わった直後の打ち上げでみんな「明日どうなるの…」って感じで慄いてたよね。

両日を経て、各ブランドそれぞれの個性を比較できたし、それぞれの良さを再確認できたし、単純にまた観たいと思った。次いつやるかはわかんないけど、その日をちゃんと迎えられるように各ブランドでそれぞれの強みを磨いてさらなる化学変化を見せてくれることを期待します。

というわけで、円盤買ってない人は早く買いましょう。


〇舞台少女歌劇レヴュースタァライト#4

舞台スタァライト完結編。アニメ・劇場版とは別の世界線ではあるものの、2層展開してきた舞台スタァライトの完結編としては申し分ないものだった。

特に#4は舞台版を追ってきた人だからこそ感じるものがとても大きい作品だし、レヴューは過去イチ感情が揺さぶられた。
聖翔の物語としては一区切りだけど、舞台少女たちにとってはこれが新たなスタート。それは観てる我々にとてもそう。

列車は必ず次の駅へ。舞台少女とオタクも次の舞台へ。

〇カルコメ緑

「緑」をテーマにした4つの短編からなるコメディ。どの話も軽く観れるテイストながらちょっとクセもあり、その実オチがしっかり練られてて、しかも最後全部が繋がるという上手さ。演者さんも皆さん上手い人ばっかりだったので、とても観やすかった。

自分も関西人なので、子供の頃から「コメディ舞台=吉本新喜劇」で生きてきたから、こういうテイストの喜劇を観ることがあまりなかった分結構新鮮だったし、もっといろんな幅で舞台を観たいなと思うようになった作品でした。

<3月>

〇舞台ライアーゲーム×マーダーミステリー

ライアーゲームとマーダーミステリーを即興劇でやるという作品。ゲームをプレイしながらその場の状況に合わせて動くということで、先が予想できない楽しさがあった。
ただ、自分がゲーマー気質というのもあって演技よりもゲームのプレイングの方にだいぶ意識が向いてたので、正直あんまり演技面覚えてないけど、それも楽しみ方の一つかなと。

あと、これで舞台ができるならTRPGの舞台もありなんじゃね?むしろ探したらあるんじゃね?ってなった。

〇シャニマス5th

問題のアレ。ライヴとしては誇張なしにシャニマスのライヴとしては過去イチの出来だった。それゆえにDay1終わった後のシャニPたちの慄きは凄かったよね。自分もDay1終了後は「わからん…」「こわい…」「不安だ…」の3つをうわ言のように繰り返してた。
そこからのDay2のカタルシスは凄かった。完全版スマイルシンフォニア、斑鳩ルカ加入からのDye the sky。キープレート(=黒)が加わることで3年目の曲が5年目に完成するなんてこと実在る?

ただ、天気を操る変質者高山Pも言ってたように、アイドルがアイドルでいることは決して当たり前ではないというのは、メタだけどアイマスPとしてはちゃんと認識しておくべきことだというのはそうなのかなと思った。

そしてそれは数か月後、別の場所で重い現実としてのしかかることとなるのだった…

〇女王幻想花劇

すいせいさんとしては、女王ステ2作目。
前作女王虐殺で女王ステの質の高さと物語の深さにハマり(よくあの内容でハマったなお前)、発表されたと同時に行くと決めたのですが、期待以上でした。

タイトル通りの幻想的な演出とストーリーの中、幻想に溺れる人の業がしっかり描かれていて、ますます女王ステシリーズにハマることとなったのであった…

女王ステって作品通してテーマブレないし過不足なくまとまってるから観やすいんだよね。あと、生田輝は沼。

<4月>

〇プリンセスだって

シンデレラ、白雪姫、マレーン姫が織りなすスーパーお姫様大戦。
元ネタはしっかり踏まえつつも超展開によるコメディで、個性的な登場人物たちによる掛け合いがおもしろくもあり、最後は感動的という結構しっかりまとまっててとても観やすい作品で面白かったです。

この作品、推し役者さんの山﨑悠稀さんの初主演舞台ということで観に行ったのですが、彼女は感情表現が豊かで舞台上の存在感がとてもある素敵な役者さんで、昨年初めて舞台で観たときにこの子今後絶対伸びるって思ったから推してるんだけど、今作でも主役のシンデレラをしっかり演じきっててオタクの贔屓目あるだろうけど、将来性を更に感じたのよね。

こういうところも舞台オタクの楽しみ方の一つなのかなと思ったりした。

〇舞台アサルトリリィ イルマTGD

アサルトリリィの新たな物語。詳細はこちらをご覧ください。(2回目)

アサルトリリィもいろんなガーデンがあるけど、それぞれの個性がちゃんとあって、イルマならではの雰囲気が本当に良かったし、ルド女との繋がりもあるから、ご新規にもずっと追ってきた人にも刺さる部分は多いから、第2弾も期待大。

あと、テーマ曲の音源早めにください。具体的にはリリスクくらいで売ってください。

〇ミリオン10th act-1

ミリオン10周年のライヴツアーの1発目。1st~4thまでの振り返りということで、自分はそのころミリオンやってなかったのでその当時のことは情報とかライヴの円盤でしか知らないんだけど、それでもめちゃくちゃ心に刺さった。

また、合同ライヴから初めて来たというPも沢山いたので、ミリオンの底力は間違いなく伝わっていたんだなとエモくなった。ここからミリオンは本当に楽しい1年になったね。

〇東京War:DS

アサルトリリィの演者さんが何人か出てるというのでTLに回ってきたので、あらすじ見たら面白そうじゃんと思って観に行ったらめちゃくちゃすごかった。

まず女性キャストのみであそこまでガチの殴る蹴るのアクション舞台が成立するのかと驚愕した。キャラも個性的だし、戦いの中で繰り広げられる人間ドラマも内容が濃くて、前情報ほぼなしだったけど飛び込んで本当に良かった作品。

また、作り手の皆様の苦労がいろんな形で見えるところも応援しがいがあるし、来年5月の続編は絶対観に行く。

<5月>

〇LILIUM

知り合いのオタクがいいぞと言ってたから行ったら本当に良かった。梅田で観れたのも関西人的にありがたかった。

思春期のヴァンパイアの物語。この作品独特の幻想的な雰囲気で謎を追う展開は先が読めず、後半になるにつれどんどんと不穏さが増していく構成はすごく自分好み。
そして、謎が明かされてからの悲劇に向かってまっしぐらの展開と最後の絶望的な終わり方は感情ジェットコースターかってくらい精神的に揺さぶられて、後味悪い中でも満足感というか充実感みたいなのがあった。

後でシリーズものと知って、いろいろと観てみたいと思うのですが、何から観ればいいのかわからないので、有識者がおられましたらご教授ください。

〇舞台アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院 リリプロシュベスターの祈り

舞台アサルトリリィの始まりの物語、「シュベスターの祈り」の再再演。自分は祈り自体は再演版を円盤で観てたから内容は知ってたけど、舞台を生では観ていなかったので、ファンとして今回観れてとても嬉しかった。

キャストが一新されたことで知ってるお話でも違った印象を受けて、よりこの作品の完成度の高さを確認できたと共に、既にある程度イメージが出来上がってる中で演者さんも自分の演技として組み立てるの大変だったと思うけど、この座組でしか出せない唯一無二のアツさが本当にすさまじかった。

なので、この座組で真実の刃までやってくれませんかね?(強めの圧)

<6月>

〇ボクノロワイヤル

TLに流れてきてあらすじ観て面白そうだったから観た作品。
髪の毛たちによる頭部の覇権争いを自分が中心になって止めるという言葉にするとあんまよくわからない設定ながら、キャラとストーリーがめちゃくちゃ練られてて、真面目の話もトンチキもありつつ、どこか男性だからこそ共感できる部分も多いエンタメ作品。

男性キャストメインの作品だからアクションがめっちゃ派手で見た目にも楽しくて、展開のテンポもとても良かったからアニメ作品観てるみたいな印象も受けた面白い作品だったし、頭皮ケアは大事だなと思った。

〇舞台少女歌劇レヴュースタァライト 中等部Rebellion

シークフェルト中等部の2作目。
前作で新たなスタァライトのシリーズとして幕を開けたシークフェルト中等部だけど、まずメインの中等部の5人の演者さんの成長が凄かった。正直前作ではまだ舞台に慣れてないなと思う部分もあったけど、今作では皆さんマジでレベルアップしてた。

ストーリーも前回のラストで一人浮いてる感じだった詩呂を中心にした中等部5人の舞台少女としての成長を描く内容で、作品に重なる部分があったのでより楽しめた。中等部、ますます目が離せない。

また、今作の構成はレヴューがクライマックスではなく、レヴューと劇中劇で言うなれば精神世界と現実世界で舞台少女として舞台とどう向き合うかが描かれたのが特徴的で、こういうちょっとしたことでもスタァライト自体日々成長しているんだなと感じた。

〇舞台トワツガイ

TLにゲームのサービス開始と舞台化が流れてきて、なんとなく面白そうだけどゲームやる余裕ないし、とりあえず舞台からでいいやくらいの軽い気持ちで観た作品。

観劇後のぼく「過去の自分コイツ、最高にアホ」

アサルトリリィっぽい感じの重めの世界観の中で、登場人物それぞれの生き様やペアの関係が戦いの中で構築される様がとても濃い作品。しかも色んな謎がまだまだ隠されてるから続き気になって、即ゲーム始めた。

舞台としても、映像や舞台装置が目まぐるしく展開するし、アンサンブルさんの縦横無尽の動きでゲームの世界観が忠実に再現されてたし、もっと話題になってもいいんじゃないかなと思うくらいによかった。
スタァライトとかアサルトリリィが好きな人はハマると思うんで舞台第二弾何卒よろしくお願いします。(穿て。原初の厄災)

〇イリス・ノワール

女王ステを制作してるILLUMINUSの新作シリーズということで、期待値高めで観に行ったら期待通りに面白かった作品。
イメージ的には「ハリーポッターでやる逆転裁判」みたいな感じで、推理要素エンタメ要素が強いながらも黒魔術をベースにした独特なダークな雰囲気が刺さった。

登場人物や設定も個性的だし、ニト寮長イケメンすぎるし、4月には2作目が上演されるので、今からならまだ追うの大変じゃないから、観た方がいいですよ。

<7月>

〇我儘なまま

シャニマス初のソロ曲中心のライヴということで、3rdツアー以来にソロ曲を沢山聴くことができたというのがまずよかった。
シャニマスはユニット中心だからソロ曲が披露される機会が限られるし、3rdの頃はまだ声出し解禁前だったから、当時とは違う装いで当時よりパワーアップした演者さんのパフォーマンスで聴けたのはPとして本当に嬉しかった。

また、ライヴ構成も高山の癖丸出し劇中劇を展開しながら場面に合わせて曲が披露されるというアイマスライヴでも今までにない形で、これはシャニマスにしかできないし、曲もいつもと違った印象で楽しめた。特にルカの神様は死んだ、ってとDay2のシャイノグラフィー。

こういうライヴ見せられちゃうと舞台版シャニマス期待しちゃうよね。わかります。

〇ミリオン10th act-2

ミリオンライブ10周年ツアー2本目は、5th~9thの振り返りということで、ミリシタ・5thライヴからミリオンに入った自分としては、ここから本領発揮と言わんばかりにめちゃくちゃ楽しんだ。

元々ミリオンは楽曲の多彩さが武器のコンテンツだけど、ミリシタ以降はさらにバリエーションが増えたし、MOIW2023や異次元フェスの反応とかでもそれは強く反響としてあったから、振り返り公演を通じてミリオンライブに出会えて本当によかったと思った。

また、ライヴ外でも「でらます」コラボで名古屋の街中にミリオンライブが溢れてて楽しかったし、自分も名古屋はよく行くけど、まだまだ知らないことがたくさんあったことも知れて、より名古屋を好きになった。
自分の好きなコンテンツが自分の好きな街を盛り上げる姿はP冥利に尽きるね。

でも、今後ポートメッセなごやでライヴやるのだけは勘弁してください!!

<8月>

〇舞台アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院 真実の刃

はよ怪文書かけ
1年越しの完結編。クライマックスだけあって演出面も内容の濃さもとんでもなくて、観てるこっちも満身創痍になるくらい本当に壮絶な物語だった。公演延期があった分、みんな心待ちにしてたよね。

自分がルド女に入ったのは前作約束の行方からなので歴としては長くはないけど、それでも完結編は本当に胸に刺さったし、初演版からルド女が積み重ねてきたものの大きさは間違いなく伝わってきた。
ルド女の物語としては一旦一区切りだけど、アサルトリリィとしてはむしろこれからなので、続きが観たい。

合言葉は「ルド女続編希望」

〇リリコレ2023

はよ怪文書かけその2
1年以上前にコロナで中止になってから、ようやく開催された念願のLIVE SHOW。当時はコロナ真っ盛りだったから、中止になったときは結構精神的にきつかった。最も1番きつかったのは演る側の皆様なんだけど。

曲が多いとはいえ舞台作品なのでどんな感じになるかな未知数だったけど、ルド女と御台場の日常回ような平和なやり取りの中で、オリメンだったり今回だけの組み合わせで色々な曲を観ることができてより深く楽曲を楽しめてし、未来のくだりとかは本編では情報でしかなかったものが舞台上で描かれるのを観れたりと、内容盛り沢山で楽しかった。

真実の刃の時も思ったけど、前回の真実の刃の延期が決まった時に丸々流さずルド女のLIVE SHOWに切り替えたの地味に効いてるんじゃないかなと思ったし、繋げるって大変だけど大事なことだよね。今度は百合ヶ丘とかイルマも加えてやってほしい。

〇陰陽座ツアー東京公演

この日、俺は全てを取り戻した。

2023年になってからほとんどのイベントが再開される中、一番の気がかりだった陰陽座。黒猫さんの体調不良が長引いて本当に気が気ではなかったけど、何とかライヴできるくらいに回復されたというのは本当にほっとした。
結局どれだけライヴに行こうが陰陽座のライヴが再開されない限りは自分の中ではコロナ前に戻ることはないので、新作アルバムとツアーの報にどこの公演であろうがライヴ行くことは確定だった。

陰陽座のライヴ自体は数年ぶりだったけど、始まった途端ブランクなど一切なくいつもどおりに魂を燃やせた。色んなライヴに行ってきたけど、陰陽座のライヴに勝るものはどこにもないし、ファンもアツくていい人たちばっかなんだよね。
宇宙が誇る最高のライヴバンドと共にこれからも一歩ずつ着実に確実に前に進みたいと改めて確信したライヴでした。

<9月>

〇爆剣

昨年筋トレに目覚めた美形クソコラグランプリ芸人声優の青木志貴くんが出演されるということで、あらすじ見たらおもしろそうだったので観に行った作品。

源平合戦を題材にしながらそれに留まらないストーリーや人物描写がとても濃密な作品で剣劇アクションが派手でめっちゃ動くし、プロジェクションマッピングを駆使した能力バトルもあってめちゃ見応えあった。
特にあの前半からこの後半くるか?!っていうくらい衝撃の超展開はかなりびっくりしたし、この作品は他にはない独特の世界観でシリーズものということもあるので、過去作や今後の展開も気になる。

余談だけど、観劇日の朝イチに劇場隣の建物が燃えて、担当のコラボが見えなくなるハプニングがあったのもよくわからん因果でやたら印象に残ってる。

〇The Queen of Purple 2nd京都公演

ナナスタが誇る最強のロックバンドThe Queen of Purple単独ライヴ。あんまり話題には出さないけど、実はナナシスやってます。
QOPはナナシス始めた当初から好きだったけど、単独1stは行けなくて、去年の周年ライヴで初めて現地で観て、音源以上のアツさがマジにカッコよかったので、地元にライヴ来るなら行くしかねぇ!ってなって行った。

ライヴ自体は新曲引っ提げて、QOPの全てでフロア燃やし尽くした最高に暑くて楽しかったし、地元で観れたのが何より嬉しかった。
QOPって正直ナナシスではメインストーリーにはあまり絡まないグループなんだけど、それでも曲もキャラも世界観もきっちり作り込んでいるところがナナシスの良さだなと改めて思った。

<10月>

〇星よ、女王に堕つ

2023年2本目の女王ステ
ここのところ近現代中心のだったところから、久々に1stシリーズの時代に戻った今作は、謎が謎を呼ぶ読めない推理ものの物語として展開されていくエンタメ的な面白さからの、女王ステお得意の残酷な真実がわかった時には胸を締め付けられた。

でも、絶望だけで終わらなかったのが今作の特に面白かったところで、特に主人公のアトレイユが黄金の精神の持ち主でめちゃくちゃ前向きで、絶望に立ち向かっていく姿が演者の込山さんの存在感込みで非常に良かった。
人の業の深さは悪い方に出ると悲劇を生むけど、元を辿れば純粋な想いだったりするし、良い方に出るとそれは救いになりえるのかもしれないと思えた素敵な作品でした

〇チェンソーマンステージ

大人気漫画「チェンソーマン」の舞台。原作はホテルに閉じ込められるところまでしか読んでなかったけど、雰囲気自体は好きな作品なので行くことにした。
ストーリーはサムライソードを倒すところまでで、3階建てくらいあるでっかい舞台装置が目まぐるしく展開したり、悪魔の衣装や小道具、映像も使いながら原作を上手く表現してた。

特にデンジくんやパワーちゃんが顕著なんだけど、戦闘シーンのアクションが凄い激しくてメチャクチャ動くし、でも重い展開のところはきっちり重いし。どのキャラも生き生きしててあっという間の3時間だった。超ハイクオリティだったので、続きも観たい。

〇シャニマス5.5th

両日配信でした。前回、前々回と高山の癖の強い我儘演出強めのライヴだったので、それに比べれば随分オーソドックスだけど、それゆえにいつもどおり楽しめた。

今回はなんといってもCoMETICK。ルカがキャラ的にもストーリー的にも個性がめちゃくちゃ強いので、どんな感じになるか全然予想つかなかったけど、3曲でそれぞれセンターと曲調が変わるのが面白いし、でも3曲ともCoMETICKだし、これが黒色彗星カラーレス・アイドルかとまたとんでもないもんお出しされちゃったな。

ストーリーはこれから展開されていくけど、シャニマスの濃さにはこれからも振り回されんだろうなと覚悟を新たにしたライヴでした。

〇SideM8th

Kアリーナすごかったよね。音良すぎるし、階段長いし、帰り中々駅までつかないし。

2023年の特に上半期はSideMにとっては受難の年だった。MOIW2023で他ブランドのPからもすごく反響があって、サイスタも1周年も迎えて、SideM単独としても5ブランドの一角としてもこれからガンガンやっていこうぜって時に突然サイスタがサービス終了になって。
どこまでいっても営利事業だし、我々も大人なので色々と事情はあるということは飲み込みつつも、正直エムPにとっては精神的には低空飛行の1年だった。残念ながらそこは未だに尾を引いてる。

それでもコンステやポータルへのお引越し、外部とのコラボなどで底力は見せ続けてくれたし、ライヴ行ったらいつものSideMで本当に楽しかった。
特に今回はDay2の過去イチ野郎共にも代表されるように、MOIW2023観て初めて来た他ブランドのPもたくさんいたし、SideMの良さは間違いなく多くの人に伝わってる。
アイマス企業コラボのような挑戦的な取り組みも他ブランドに先駆けて結構やってきたし、ここまで積み上げてきたものは確実にあるから、絶対他には負けない最高のコンテンツだと改めて感じた。

自分も一人の男としてSideMからは人生レベルで本当に強い影響を受けてるし、SideMの諦めずに前へ進む姿勢には幾度となく助けられてきた。
10周年も控えてる中でもっともっと盛り上がっていけるポテンシャルは絶対にあるので、自分もいちPとしてできることはやって、盛大に10周年を迎えたいと誓った2023年でした。

<11月>

〇ミリオン10th act-3

ミリオンライブ10周年ライヴツアー第3弾。
今回はミリPの悲願であったアニメをふんだんに盛り込んだライヴで、今のミリオンライブだけでなくアニマスの要素もあり、改めてアイマスにとってのアニメ化の意味の大きさを感じたライヴだった。
アニメの先行上映もめちゃくちゃ盛り上がったし、その大きな流れのままライヴも盛り上がったよね。

この10年、特にお姉ちゃんのシンデレラがお化けコンテンツすぎるがゆえに何かと比較されてきたミリオンだけど、方向性が違うだけでミリオンだけにしかない魅力は沢山ある。
殊ライヴや楽曲の実力は5ブランドでも随一だと思ってるので、act-4で10周年を盛大に祝えることを楽しみにしてます。

〇降臨SOUL

武将を降臨させて闘うという中二心に刺さる作品。
この作品もTLに流れてきて面白そうだったのと、知ってる演者さんが多数出演されてたので行くことに。

女性キャストのみでありながらしっかりとした殺陣があるし、武将降臨時のエフェクトや戦闘中の必殺技の映像などの演出面や個性的なキャラが人数多い中でもマスター、武将、ペアとそれぞれに見せ場があって内容も濃いし、色んな要素が一つひとつ丁寧に丁寧に積み上げられていたから、エンタメとして面白いだけでなく、いち演劇作品としても質の高いものだった。
ストーリーも続きが気になる終わり方だから、一発で虜になりました。9月の続編が楽しみだ。

<12月>

〇女王ステLIVE

女王ステシリーズ初のライヴということで、スーパー女王ステ大戦と言わんばかりに各作品のキャラと楽曲が集結した、シリーズのファンにはたまらないライヴだった。

各作品の様々な曲を通して聴くことで、曲単体の良さだけでなく作品ごとのテーマが聴くだけでわかる完成度の高さを改めて感じて、女王ステが持つ唯一無二の世界観を楽曲という切り口で堪能できて最高に楽しかった。
また、劇中の色んな場面を思い出してエモくなったり、オリメンじゃないからこその曲やキャラの新たな色が観れたりと女王ステの奥深さを感じたし、改めて女王ステシリーズ好きだなと思いました。

〇異次元フェス「アイラブ歌合戦」

アイドルマスターとラブライブの2大2.5次元アイドルコンテンツによる合同ライヴ。これまでにもバンナムフェスなどで共演することはあったけど、ここまでガッツリコラボするのは初めてだから未知数だったけど、ふたを開けたらとんでもなかった。

自分は骨の髄からアイマスPで、ラブライブはアニメ、バンナムフェス、いくつかのシリーズの単独公演1回観たくらいの知識しかなかったけど、両コンテンツの違いや良さを堪能できた。
このライヴを経て、プロデューサーとラブライバーがお互いを称えあっていたのが印象的で、ライヴ終わっても1週間くらい異文化交流が続いてたから、それだけでも大成功。実際、自分も改めてラブライブを履修してる。一部ネット民の対立煽りとかほんとアホ丸出しですわ。

次の異次元フェスがどうなるかわからないけど、純粋にこの組み合わせでもまたやって欲しいし、こちらとしては何とかSideMをラブライバーさんにお出ししたいので、ラブライブもまだ何か隠してるものがあるなら思いっきりぶつけてきて欲しいです。

〇buGGツアー京都公演

ルド女に出演されてる清水凜さん所属のアイドルグループ。X見てたら2日に1回くらいのペースでライヴやってるから何者?と思っていたところ、全国ツアーで京都来るとのことだったので、急遽行くこととしたライヴ。

こんだけアイマス狂いしておいてなんだけど、実は3次元のアイドル全然見ないしライヴも全く通ってないから、ジャンルとしても初めてのライヴだったんだけど、しっかり歌うしメチャクチャ踊るしでパフォーマンスは激しめなのに全然曲が止まんないからすごい盛り上がって楽しかった。

4月には解散しちゃうとのことなので、せっかく出会えたのに残念だけど、何とか予定都合つけてまた観に行きたい。それくらい一目で引き込む強さがあるグループです。

〇舞台アサルトリリィ新章

はよ怪文書かけその3
2023年の最後の現場は舞台アサルトリリィの新作。今作は舞台ではお馴染みの各校の主要キャラに加え、新たに百合ヶ丘女学院のLGサングリーズルを向けた大所帯での公演。

とにもかくにも映像音楽演出殺陣とあらゆる要素がとんでもなく進化してるし、ストーリーも重要な新情報はバンバン出てくるわ、女同士のクソデカ感情のぶつかり合いが濃厚すぎるわで、情報量が多すぎる。
特にメンヘラバトル!!!!なんなんだよあの濃さは!!!!

5月には新章の2作目があるので、続き怖いけど楽しみです。しかし、アサルトリリィがますますわからない…

〇2024年の抱負と方針

ここまで2023年を振り返ってきましたが、ここからは2024年の話。

テーマは「自分から発信」

具体的には以下の3つ。

①発信を増やす

昨年もちょいちょい書いてたまだ書けてないやつもあるけど舞台やライヴの感想を中心に、それにとらわれず広く趣味とかコラムとかでもいいけど、発信は去年より増やしたい。
別に文書に限らず他の媒体でもいいしできるならやってもいいんだけど、最初からあんまり大きく出ると後が大変だし、とりあえずは今のところやりやすいのは書くことなので。

世間的に有用な記事書いて小銭稼ぐ方が正しい使い方のような気はするし、所詮オタクの感想文なんで有用性なんかないから、そこまで気合い入れるようなもんでも本来はないんだけど、目的は2つ。
1つは、第2項目に繋がる自分の思考の整理。Xでも感想書き散らかすけど、某タワ饅頭もよく言ってるとおりフローのメディアなので、ストックとしてきちんと残すのは必要。
もう1つは、なんやかんやオタクの感想文を読んてるとおもしろいので、もし自分の作文が誰かの暇つぶしとしてちょっとだけでも楽しんでもらえたらそれはそれで価値あるかなというところ。

課題はロールアウトの速さ。これの訓練も込みです。今後のこと考えてAI使ってラクする使い方の勉強に利用するのもありかも。

②創作をする

ここ数年思ってることがあって、それは「消費するだけのオタクであっていいのか」ということ。

創作やった方が普段使ってない脳の部分を使うからボケ防止になるっていうのもあるんだけど、自分の20年近くオタクやってきてインプットをそこそこやってきてるし、そろそろアウトプットもやってみたくなってきたのが近年ある。

特に、アイマスとか舞台のおじさんたちのどう作品を作って行くかみたいな話も面白いし、創作やってるオタクはアクティブで楽しいし、影響ちょいちょい受けてるんよね。

これまでもちょいちょい妄想の具現化はやってきてはいるけど、きっちり作品レベルまで作り込むはやってこなかったし、どっちかというと一次やりたいけど、二次でも思いついたらちょっとづつやっていこうかなと思います。

③楽しいことは周りも巻き込む

ようやくコロナの制限が開けてきて、ライヴの企画とか打ち上げもできるようになって、ありがたいことに参加させてもらって楽しいけど、正直乗っからせてもらってるだけなので、そろそろ自分発でもやるべきかなと最近思うようになってきたのがある。

現状クソ田舎に住んでて万が一行けないというリスクがあって二の足踏んでるのはあるけど、せめて関西圏でやるときくらいは自分で打ち上げ企画するところから初めて行けたらと思います。

こんな感じで今年をやっていきたいと思いますので、改めてよろしくお願いします。

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