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道草のすすめ

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

2022年、明けました。
皆さま、年末年始はゆっくり過ごせましたでしょうか。

令和4年1月1日、私は精進湖にて初日の出を拝ませていただきました。

令和4年 初日の出。精進湖にて。

力強く、とても美しい初日の出でした。きっと良い年になることでしょう。
年明けとともに、徐々に緊張感のある状況となってきておりますので注意してまいりましょう。

道草の声に耳を傾けてみる。

さて、今回は医療に関する話題から少し離れたnoteです。

昨年の秋のことだったと思います。
朝、車のラジオからこんな話を耳にしました。
「子供の頃読んだ絵本の中では、木や鳥や虫が話したりしている場面を、当たり前のように受け入れている。それが、大人になるとそのような自然の声を意識しなくなる。すこし立ち止まって、木や鳥や、石や風の声を聴いてみるということをしてみても良いのではないでしょうか。」

たしかこんな感じだったと思います。
(だいぶ時間が経ってしまって、記憶をたよりに書いています。)

「僕たちはどう生きるか 言葉と思考のエコロジカルな転回」の著者、森田真生さんのお話でした。
(「君たちはどう生きるか」とはまた別の著書のようです。)

パンデミック、気候変動などにより変わりゆく日常を、どう受け入れて次世代に繋げるか、といった内容の著書のようで、さきほどの話はすこし外れた内容なのかもしれません。
それでも、自分の脳にピピピッと引っかかっりました。

効率化や利便性を追求する現代において、何かもっと大切なことを知らないうちに失っているような、そんな寂しさを最近感じていたんだと思います。少し立ち止まり、季節の移り変わりを感じたり、鳥の声を聴いてみたり、子供の頃を思い出して石の裏に潜む小さな生物を観察したり。仕事には何も役に立ちそうにありませんが、それでも人生に少し彩りを加えることができるかもしれません。きっと古来から日本人はそういうことを大切にして生活してきたんだと思います。

ちょっと道草して、自然の声に耳を傾けてみたり、美味しいものを味わったり、季節の匂いを感じてみたりしてみませんか?


というわけで、私の道草のマガジンを作ってみました。(noteのマガジンという機能、使ってみたかったんです。)
題は「道草の声」にしてみます。子供の頃大好きだった道草を思い出しながら。耳鼻科医っぽく音を聞く聴覚に、声を発する声帯、さらには嗅覚、味覚も管轄内なのでちょうど良さそうじゃないですか?なんて偉そうなことを書いていますが、簡単に言うと趣味を楽しんでいる自己満足な時間を正当化しているだけなようですが、、ま、そういうのも人生では大切です!
そういうわけで、お付き合いいただければ幸いです。

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