誰とも恋愛したことない人が感じる、羨ましい気持ち


友達と話していてもどこか疎外感を感じる。

例えば恋愛の話。彼女が浮気してた、彼氏の気持ちが自分にあるのか不安、こういう話を聞くと、「あぁ、自分とは違って感情を伴った実体験なんだよなぁ」と思う。


私は恋愛をしたことがない。

誰かに自分の精神のバランスを崩されるのは怖いと思う反面、自分の生活・精神的テリトリーの中に、他人を入れられることが羨ましい。

私は、自分が好きになるより前に、相手から好意的に見られているかということが条件として入ってる気がする。
自分を売り込むというのが苦手だから、相手が良いと思ってくれたところを良く見せるように努力する。
そういう風に人間関係を作って生きてきたんだと思う。

でも、誰もが振り向くような美女でもない限り、その人の「人間らしさ」みたいなものが感じられない人には魅力を感じない。

だから誰にも見てもらえないんだよ。


すごく彼氏がほしいわけでもない。
でも、
家族以外に愛情を注げる、注いでもらえる人がいて、
自分以外の視点で世界を見れて、
自分の存在そのものを肯定してもらえて、

なんて羨ましいんやろうって思う。

『呪術廻戦』で離反後の夏油に硝子が言った
「誰にも理解してもらえないって拗ねるのも十分子供だと思うけど」
という言葉が頭にチラついた。

理解してもらう努力をしてないのに、どっかで理解してほしいと願ってる。

それって「どうせ私なんて」って思いながら
「でもこんな(複雑な)私のこともきっとわかってくれる人がいるはず」って期待してるってことじゃない?

あー、やだやだ、めんどくさい。


しかもタチが悪いのは、明日になってちょっといいことがあれば、別に寂しくも羨ましくもなくなってしまうってこと。

人肌恋しいとか
恋人がいないと心にぽっかり穴が空いたようとか

いや、こちとら生まれたときからずっとおらんけど楽しくやってますー。
って謎の対抗心を燃やしてしまう。


はぁーあ。夜中の1時半、お酒が入った状態でグダグダ考えるから何にもまとまらん。

こういう日は泣けるBL小説でも読もう。
そんで泣き疲れて寝る、これに限る。

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