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知りたくなかった発言に切なさを感じた旅行(9/17日記)裏


※この話はあくまでわたしの記録として残す。
別に楽しいものでも何でもないけど…。



2年半ぶりに安村に逢った。ちょっと前髪薄くなった!?と思いきや、今回のコロナと仕事ストレスで相当毛髪にダメージを受けたらしい。
てっきりレスが長すぎてそっちに行ったのかと思ったら違った。

先週やばかった、とLINEでも珍しく吐露していた安村。原因は、彼と同じ場所で仕事をしている後輩くんだった。

内容としては、Aくん(後輩、仮名)が仕事で分からないことがあり安村(上司)に質問をする。この時点でAくんの質問が取り留めないものだったので、じゃあ、安村の上司に時間もらってこの案件聞いてみようか?と提案。
この時、Aくんに「上司に聞きたい内容をまとめてこい」と言った。そしてAくんはそれを実行して安村と一緒に上司に質問して回答を得て満足。

そのあと、また問題が発生。Aくんは先述と同じことを聞いてきた。まあ、私にIT業界は分からないのだが、仕事が進む上で違う問題に当たるから、質問自体は悪いことではない。
安村がまずAくんの話を聞き、ここで「ん?」
と思う。
Aくんは、安村の助言を無視して自分のメモだけで上司に質問したのだ。
それが、どうやら聞きたいことがまとまっていないマシンガン(わたしと一緒やー💦)で、会話も質問もちぐはぐ。本題に至るまでかなりの時間を浪費する上、結局聞きたい内容の漏れがあったらしい。

安村の人間性で尊敬しているところはここだ。
彼は頭ごなしにひとを否定しない。

Aくんは様々な人と仕事をしてきたが、3年目になってもちっとも仕事ができず、ハングリー精神もない。トラブルと納期に仕事が終わらないため、安村は上司で本来やらなくてもいい場所なのに遅れた場所をサポートしている。

わたしだったらこの後輩の使い道はここじゃねえなーと切り捨てるのだが、安村は会話の端々に「彼もいいところあると思うから、2回なんとか仕事成功させたんだけど…今遅れてる。コストだけかかってこっちも手が出せない(自分で初めているので途中経過が不明)から困ってるんだ💦」
と。

無能くんを2回も成功させて、多分それで彼に自信をつけさせたかったんじゃないかな。でも違う。そういう奴はサポートされて成功した体験談よりも、自分の力で成功させて、自分はできるんだ!と能力を過信しているタイプ。だから、一発ボコられて自分の適性から見直した方がいい。

なーんて無関係のわたしは思ってしまうんだけど、もっとこいつにイラっとしたのが、Aくんの仕事が終わらないせいで、飯を食ってるうちらの間に彼から仕事LINEが飛んでくる。
ええ…マジかよ…まだ終わらねえんかい!てか、Aくんの仕事って、先週終わるやつだよね?

こっちは2年半ぶりの安村と楽しく喋りたいのに、完全に邪魔!でも、彼は出張で来ているので、当たり前だけど無能くんと連絡しないといけない。
少しずつ顔つきの曇る安村。せっかく、静岡の美味しいおでん食べてるのに、なんだか味がわからなくなりそうだ。

後輩くんとやっと仕事の話が終わったと思いきや、今度はわたしといつから出会ったっけ?の話。
2019年にLINEの記録が残っていたので多分間違いない。ところが、そんなもんよりももっと衝撃的な発言があった。

「俺さ、中折れすんだよね」

はい?

「あと、嫁がいるんだわ」

……はい?!

待って、頭の中が混乱している。
彼も変態なので、一番最初のはどうでもいい。
2番目のなんだこれ、聞いてないよー💦

またもやセフレに裏切られたパターンなわけですが、そもそも、セフレに相手がいようがいまいが、その瞬間的な関係なので、双方(この場合は奥様)が問題なければオッケーと思っている。
偏見をもつ人のために一応書くと、キャバクラや出張営業は良くて、セフレがダメという理由はないはずだ。
金で性欲解消を買うか、恋愛ごっこで性欲解消をするかの違いだと思っている。
この時点で安村の妻が外で発散することを止めている器量の狭い女であれば一緒になんてならないだろう。

問題はこの先だった。

安村はデカチンだから、はっきり言って普通の人だと苦しい。これは本当にナイーブな問題で、彼は子どもが欲しい、でも彼女はいたくて無理。精神的トラウマから安村は大好きな彼女を抱くことができなくなってしまった。
それで手を出したのがこの治療薬。

ネタとしてもらったので、世の中の男子のために一応値段をね。

「○○とやってイケたから(この時は薬使ってない)、ちょっと戻るかなって思ったんだけど、やっぱりダメだった。フラッシュバックみたいになるんだよな」

珍しく明るい安村が暗かった。結婚生活の中で、一回抱こうとしてダメで、奥様側からも「本当は抱かれたいと思ったことあるけど、でも無理なのしってるから」と言われたそうで、双方の気持ちを考えると切ない。

あー、私の安産体型の骨盤とお股チェンジしてやりてえよ…
足が硬いとか、そんなの言い訳よ!わたしも硬くてもなんとかなったし?あとは愛情でカバーしろ!

奥様は安村が外で発散しているのをしっている。それは本人から「すまん、お前のことは抱けない」と言われているからだ。やっぱり安村は変わらない男だと思う。夫婦生活において、しっかりお互いに話し合って結論づけ、「嫁は身体の相性は最悪だけど、他は困ってない」と吐露していたので、身体のごく一部だけ変わりたい気持ちになった。

嫁さんが置かれている立場ってわたしとほぼ近いんですよ。こっちは籍入れてないから気楽とはいえ、一緒に住んでてなにもない。仕事とフットサルしか興味ない旦那。仕事でメンタル病んで、フットサルでメンタル回復させて体を壊す。そういうルーティンで生きている旦那を支えているのだ。
彼女も実際家政婦みたいなものだろう。一緒にいても安村は仕事が遅い、残業も多い、週末はフットサルに行くから不在。夫婦の営みもなく、一体どういう関係なのか……。

夕飯も殆ど一緒に食べず、絶対わたしは耐えられない。夫が自分が見ていないところでとは言え、他の女を抱いて帰るのだ。それならば夫婦という関係に入りたく無い。

安村は自分のことをゲスと言い放つが、一度受けたこのナイーブな問題から復活するには時間が足りないのかもしれない。ただ、この話はこのタイミングで聞きたくなかったな、というのが本音。

わたしが名古屋行きを決めたことで、安村はちゃんと話しておかなきゃな、と真実を語ってくれた。そこまでしなくていいのに…
そもそも、わたしは安村の本名は知ってるけど、苗字も電話も知らないし、知るつもりもない。
それくらいのゆるゆるな関係性なのに、こんなナイーブな話されても……
多分、わたしが安村への愛情が増えた時に嫁がいるから無理だよ、と暗に言ってくれたんだと思っている。こいつは優しい男なんで、間接的にわたしの気持ちを悟る。

でも安村に恋愛としての感情ほ向かない。明るく楽しいエッチと他愛無い雑談で楽しくいられるだけの存在だと思っているし、元々自由人の彼を束縛なんて出来ないし、されたくないからこんな話聞いてもね?どうせ一緒になんてならないって最初っから知ってたよ?

わたしはどのみち名古屋に行ってもひとりぼっちでいることを決めているから。
今のわたしは自分の時間を作ってゆっくり過ごした方がいい。

今後において不安なのはただひとつ。緊急の連絡先が全くないこと。
それでも、そういう道を選んだのは自分だから、もう仕方がないと諦めて、今はダブルワークに精を出そうと思う。

あの家にはいられない。だから出るという気持ちに変わり無い。
この記録はあくまでも、わたしが今の現状から変わるために残すもの。

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