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蒼龍 葵
2024年7月5日 18:01
←前(第6話)へ ★ マガジン第7話 「妹がヤンデレ疑惑なんですけど」「忍~聞いたぞ。お前、柿崎ちゃんに喧嘩売ったんだって?」 友人の雄介がニヤニヤしながら俺に話しかけてくる。 1週間後に迫ったリベンジマッチの所為で、ただでさえ俺は朝が弱いのに、何と2時間も早くから麻衣にケツを叩かれ、無理やり起こされる日々が始まった。内容は3キロの走り込みと、公園での素振りと
2024年7月5日 20:23
←前(第7話)へ ★ マガジン第8話 「リベンジマッチで縮まった距離?」 俺と柿崎ちゃんとのリベンジマッチは大々的に告知されていたようで、何故かギャラリーとしてS女学校の生徒まで来ていた。 勿論、彼女達は自分の母校の先輩でかつ、彼女ら男子に免疫の無い子達にとってスーパーアイドルである柿崎ちゃんを熱烈に応援している。要するに私設ファンクラブだ。 高体連も近いと言
2024年7月6日 07:58
←前(第10話)へ ★ マガジン第11話 「救済企画が消滅しました」 俺は人生で初めて告白をされた。しかも俺の羽球を見てくれた可愛い後輩に、だ。 これから始まる夢のような青春を妄想していたら、何と夢精してしまったらしい。何がヤバいって、その醜態を妹の麻衣にバレてしまった事が一番最悪だった。 もしも、あの時の事がバレずに今も花音ちゃんとお付き合いしていたらどうなっ
2024年7月6日 23:25
←前(第12話)へ ★ マガジン第13話 「あれ?もしかしてシスコンの序曲?」 次の日曜日。今度はスポーツの出来る場所で遊ぶことにした。 何と栞も羽球の経験があるらしく、俺達はまたひとつ意外な所で意気投合した。「びっくりしたなぁ。まさか、忍も羽球やってたんだって?」「ああ。顧問に『お前がいると部員が減る』とか訳分かんねえ事言われて腹が立ってそのまま辞めたん