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【poem】醜悪

私はこの世で一番醜く、汚い。
妬み、僻み、嫉み…
嫉妬というドロドロとドス黒い感情に蝕まれ
カラダ全体を侵蝕されている。
「性格は外見に現れる」と誰かが言っていた。
きっと、私は醜く、底辺の存在だ。
誰とも比較しなければ、
もっとラクに、
この醜悪な感情に支配されることはなく、
少しはマシな存在になっていたかもしれない。
でも、感情は正直だ。
どんなに誤魔化しても醜い部分が姿を現す。
言葉の端々に、表情に、態度にと
知らず知らずのうちに滲み出てくる。
そして、私の醜悪は周りに気付かれ
誰もが離れていく。
だから、1人でいることにも慣れ、
寂しいという感情さえも
醜悪な感情に飲み込まれ、消えていく。
私はこの世で一番醜く、汚い存在なのだから、
きっと一人でいることが日常になるだろう。

aoi_tsuki

【作者コメント】
今回の詩は、私自身のことです。
詩を書くことを再開したのは、自分の感情と向き合うこと、嫌なことを書き出すことで、メンタルのバランスを取ろうと思ったからです。
自己肯定が低すぎるとよく指摘されますが、自分自身で納得しているので、気に留めたことはありません(笑)

aoi_tsuki

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