え?牛の頭、落ちてないの?
「赴任して結構経つけど、牛の頭(頭蓋骨ではない)が道に落ちてるのにはまだ慣れないわー」
美味しく頂かれた(トップ画参照)残りが道に落ちているのは、アフリカをはじめとした途上国あるあるだと思っていた。
ところが。
ルワンダ🇷🇼とラオス🇱🇦の同期から「落ちてないよー!!」と大反論をくらった。
軽くカルチャーショックなのだが。
私の任地ディレダワではエチオピアンイースターとか結婚式、ムスリムの断食明け(イード)などの際に鶏や牛やヤギを捌く。そして、食べない頭や皮や骨、蹄などはそのへんの路上にポイされている。そういえば鶏やヤギの残り物はあまり見ない。落ちているのはいつも牛。
首都でもみたことあるから、少なくともエチオピアではあるあるのはず。
そうか。では落ちている牛の部位を見て「あれ、今日お祭りだっけ?」とか「なにかお祝いかな」と思いを巡らせたりもしないのか。
もしや、祭日前に軒先に繋がれている牛を見て「これは明日のご馳走だな」と思うこととか、バジャジ(乗り合い3輪タクシー)を停めて乗ろうとしたら先にヤギが乗っててヤギと相席する羽目になったりもしないのだろうか?
エチオピアの人々のゴミ意識が低いだけで、この辺の経験なら他の国でもあるのではないだろうか。
一般の人たちが牛捌くのが珍しいってことはないと思うんだよね。他の途上国の人たち、どこに捨ててるんだろう。すぐ燃やすのかな。日本ではさすがに自分でやる人いないかな。資格とか要るんかな。
でも聞いた相手2ヵ国だけだし。
どうですか、牛の頭、落ちてないですか?
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