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架空の演劇タイトル&あらすじ

ありそうな演劇のタイトルとあらすじをあげていきます。



『PS.学園』
あいつはモテるとかモテないとか、あいつとあいつが付き合ってるとかそんなくだらないことに俺は時間を使いたくないんだ。なのに隣のクラスの俺と苗字が同じあのオンナ、なぜかあいつのことが頭から離れない


『母、正気でない』
突然、母が姿を消した。テーブルの上には3日後に行く予定だったディズニーランドのチケットが置かれている。なぜ、母はいなくなったのか


『埋まる』
森林光手自然団体に所属する倉井智和。月2回の活動は、森の奥に隠されたあるものを探すために行われている。古びた缶、借りた覚えのない本、持たされたビー玉、遠くで聞こえる鳴き声


『取り調べによると』
あっさりした自供。多すぎる矛盾。早くかつ丼を食わせろとイラつく犯人。やたら汗が止まらない後輩。頼んだはずのかつ丼はまだ来ない。おかしい。一体何が起こってるんだ?


『暖房も冷房もいらない』
家電メーカーに勤める斎藤万理は、月8時間の残業に追われていた。月8時間なんてホワイトでいいじゃないのと友達は言う。一方、古川楓は今日も完璧でない調理器具で完璧なホットケーキを作る


『受付完了いたしました』
毎日届く身に覚えのないメール。溜まる通知。不穏なやり取りにお腹が痛い。通過する救急車。いや、これは夢か?現実なら一体誰が何のためにこんなメールを送っているのか・・・


『去年のクリスマスケーキと来年のおせち』
冬は憂鬱だ。寒いし、雪が降れば電車が止まり遅刻すれば怒られるから。大人になるたび冬が嫌いになる。あの頃、窓を開けて冷たい風が頬をすり抜けた時の楽しさをもう一度思い出そうじゃないか


『アップルシャーベット』
自転車に乗って、坂を下るとすぐにお気に入りのパン屋に着く。行きで2分、パンを選ぶ時間が3分、会計が1分半。帰りが上りで3分かかる。合わせて10分で帰ってこれるはず。目当てのアップルシャーベットの賞味期限は13分。外に出れない妹のためになんとか間に合わせたい。大丈夫。間に合う・・・




演劇といいながら、全然演劇って感じもなかったです。小説感強めの架空のお話でした。

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