20230815 私はまだ生きていて

私はまだ生きていてまだ本棚を建てようとする死者が見ている


最近ちびちびと詩を読んでいて、だからつい詩を作ってしまったのだが、しかし自由詩というものは慣れない私には慣れない裸のような気恥ずかしさがあり、短歌にしてしまった。規則とは衣服なのかもしれない……。

このような詩(短歌)を作ってしまったのは、ふと、いまだに生きていて、本棚を買って組み立てようとしている、これからまだ本を増やすつもりの自分というのが滑稽に見えて、5年連用日記を開きまずはそのことを書き付けたのだったが、3年前の欄に、今となっては死んでいる人が生きていた頃に関するちょっとした記事があったのだった。

そういえば、お盆か。それで思い出したのだが、私は2020年の8月15日には俳句を詠んだのであった!

戦争も死者も思えぬコロナの盆

8/15 戦争も死者も思えぬ

年に一度か二度の詩作が同じ日付に行われるとは驚きである。夏休みになり、暇になると、詩情が湧き出るものなのか……。

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