編集者としてスキルアップしたい
私がライターとして初めて記事を納品したのは、2022年の8月です。
チームを立ち上げたのは2023年4月なので、ライターを始めて8ヶ月が経ったころでした。
ライターになってすぐの頃は、なるべく早くスキルアップしたかったので「書籍やオンラインサロンでインプット」→「いろんなチームで(いろんなメディアで)アウトプット」というのを短いサイクルで何度も繰り返してきました。
インプットとアウトプットを高速で回転させるのはスキルアップするうえで欠かせないと思っていて、実際、この8ヶ月でクライアントの修正がほとんど入らないほどにはスキルアップできたと思います。
(もちろん、まだまだ道半ばです・・・自己採点では60〜80点ぐらい)
チームを立ち上げてからは「実践の場がたくさんあるので、もっとスキルアップできるだろうな〜」とわくわくしていたのですが、実際は違いました。
編集者が私一人なので数をこなさなければならず、納得いくまで試行錯誤できないまま納品することになるので、かえってスキルアップできなくなってしまったんです💦
以前読んだ本に「じっくり腰を据えて取り組み、ミスと修正を繰り返すことに上達のヒントがある」といった内容のことがかかれていました。
これは本当にその通りで、編集者としてのスキルを上げるには(正確には80点→100点にしていく段階では)数をこなすことが大切なのではなく、1つの記事にじっくり取り組んで、納得のいくまで修正を繰り返すことが必要なんだと感じています。
以前もnoteで書いてますが、税金の記事は「正確性」と「わかりやすさ」がとても大切です。
でも、この2つは、ある部分ではトレードオフの関係になっており「わかりやすく書こうとすると正確性が担保されなくなる」という特徴があります。
だから、正確でかつわかりやすい税金の記事ってすごく難易度が高いし、実際、たった一文をつくるのに一時間かかったりします💦
すごく効率が悪いようですが、でも、こういった作業の積み重ねをしていかないと、税金の記事の編集者のスキルを80点→100点にするのは不可能だと思うんです。
まさに「じっくり腰を据えて取り組み、ミスと修正を繰り返す」という作業が必要なんだと。
でも、そのためには時間の確保が必要なので、編集自体のスピードアップも不可欠で・・・
緩急をつけるべきなのかなと思っています。
表現にこだわる(試行錯誤する)部分とその他の部分にわければ、スキルアップのための時間の確保が可能なのかもしれないです。
実はここ2ヶ月ほど、私が編集担当をしているうちは、チームの記事のクオリオティが頭打ちになるとずっと思ってました(それぐらい、自分が成長していないように感じていた)。
税金の記事の書き方に絶対的な正解はないし、自分のやり方が正しいのかも自信がなくて、優秀な編集者さんを招いた方がいいのかなとも思っていて。
実際に、募集もかけていました。
でも、チームの方が私の編集のやり方を肯定してくれたんです。
正解がわからない状況だからこそ、一緒に働いている方が肯定してくれたのはすごく嬉しかったし、勇気をもらえました。
だから、もう少し自分を信じて、編集者としてスキルアップできるように継続して取り組んでみようと思っています。
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