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海外留学とnoteの開始

noteをはじめて1週間が経過しましたが、いろんな方がそれぞれ独特な記事を書いており、本当に勉強になります。

日本にいたときは気づかなかったのですが、留学でイギリスに来て海外の方やおなじ留学している日本人と話していて気がつきました。

あ、自分って医学の知識以外ほぼないな。と

受験勉強はこなしてきたので最低限の地理や世界史、数学、物理、化学といったことに対して浅い知識はあるんです。ただいわゆる「趣味」につながるような芸術・スポーツの知識、そして世界情勢など政治事情、生活の知恵などが欠けています。

Xで300名とかフォローしていろんな方の投稿は見ますが、やはり140字制限だとちょっとした呟きをみることしかせず、リンクを踏まないと先に進めないという欠点がありました。

noteでおすすめに出てくる方やすでに記事を拝見して興味をもちフォローさせていただいた方などを見ると、みなさんいろんなことに目を向けて生活充実しているなと。参考にしつつ残り2年の留学を楽しんで行きます。

前置きが長くなりました。

30歳をすぎてからの留学?

医師の「留学」というと9割は大学院を博士課程を日本で卒業したのちに、アメリカやイギリス、ヨーロッパ諸国でポスドクとして1〜5年程度勉強することが一般的です。一般的とは言いましたが母集団はそもそも多くはないです。

最短で24歳で医学部を卒業し、2年の初期研修、(多くは)2-3年の後期研修、そして博士課程で4年間、この時点で32歳。留学もすぐに決まるわけではないので論文の作成や留学先の選定などに数年かかることもあり、35-40の間での留学が多いように思われます。

したがって以外と同年代というと留学生ではなく、駐在の方が多かったり。

英語力

良くも悪くも医師として勤務していると勉強には困らないでしょなんてお世辞を言われることがありますが、残念ながら受験勉強を経験したことがあるだけの一般人がほとんどです。自分を含め、英語は論文を読む程度の能力、しかない人が大半を占めます。

以外と帰国子女は多くなく、留学医師で集まると大抵英語の悩みをお互い慰め合うことから始まるくらいです。

まぁなんとかなるでしょ、と思いながら海外に突入し、最初の数ヶ月は全く太刀打ちできずに軽い鬱になるなんてよく聞く話で、自分も似たような状況でした。

留学中の英語との関わり

年齢が30過ぎている方はわかると思いますが、海外にきたら自然と英語力が身につくなんてことはないんですよね。ほんとに10代での留学経験者がうらやましい。

ちまたではやはり英語力を身につけるには日本人と関わらず、全精力を英語に注ぐべき、という意見は散見されます。で、英語だけを考えるなら実際そうだと思います。

ただ、30過ぎたおじさんからするとどうしても人とのつながりが大事になってきます。特に自分の場合、病院内の人としか関わりがなく、いわゆる世間知らずな訳です。

そんなときに全く別分野の、銀行マン、弁護士、企業家、エンジニアの方、などなどいろんな人と名刺交換をして、日本でもつながりを続けていくことが以外と重要で、語学留学ではなく、あくまで自分の今後のキャリアアップのための留学という立場ですと、どうしても日本人との関わりは5割程度になります。

将来のキャリア

日本にいたときはマウスやラットを用いた基礎研究を行っていたので、研究内容自体は人間関係とは無縁で単に病気の仕組みや治療を追い求めればいいというものでした。

しかし昨今のコロナ事情や感染症を始めとして、気づいている方も多いかと思いますが、単に病気や患者さんをみるだけでなく、医療制度や政治、地球温暖化など幅広いところに目を向けなければいけない時代が来ているということ。

そういう気づきに出会えた今回の留学と今までお話できた方々に感謝しています。

noteでのつながり

なんで共通点ないのに自分のことフォローしてるの?って思われる方もいるかもしれませんが、以上話したとおり、むしろ自分の知らないことを知るために勉強させてもらう目的です。

あと記事を見て話がうまい、面白い方。

趣味としては映画と漫画・アニメ好きということでそれを見たいのもありますが、生活の知恵や雑学など積極的に楽しみます!

温かい目で見守っていただけると幸いです。



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