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世界青年の船 事前研修

9/11(水)〜9/15(日)まで、代々木にある国立オリンピック記念青少年総合センターで世界青年の船事業の事前研修が行われた。

私は36期世界青年の船事業(以下SWY)の一員として、この研修に参加した。
その様子を簡単にレポートします!


研修前

東京の会社を退職して地元に戻って以来、3ヶ月ぶりの東京!
夜行バスで愛知から東京へ向かう、約6時間ほどのバス旅。
座席に座りながら寝ては起きてを繰り返し、渋谷に朝5時半に着いた。
ちなみに研修は13時から。
持て余したその時間、大きい荷物を抱えたまま、カフェで休んだり、少し歩いたり、代々木公園のベンチでゆっくりしたりして過ごした。
今回は安さで夜行バスを選んだが、休んだ気がせず、さらには到着してからもやることなく待ちぼうけ。
もう少し考えて計画したほうがよかったな…と反省。

研修初日

今年度事業参加者日本人約80名の初顔合わせ。
どんな人がいるのかドキドキしながら会場へ向かった。
会場へ着くと人がたくさん!指定された席に着く。
隣の人に声をかけられ、挨拶をした。
その子はたまたま私のnoteの読者の方で、うれしい気持ちになったと同時になんだか緊張も少し和らいだ。

研修の初日は開講式からはじまり、オリエンテーションを受けたりアイスブレイクをしたりした。
アイスブレイクではMingleゲームをした。
皆が小さな宇宙人になったように踊りながら仲間を集めていき、面白い時間を過ごした。
最初はゲームを楽しむことを少し遠慮していたものの、時間が経つうちにみんながわいわいした雰囲気になり、私ももう恥じらいなんかなし!にその時間を楽しんだ。

そのあとは、お楽しみの夕食の時間!
近くにいる人と、一緒にご飯を食べた。
みんなそれぞれ初めましてで、お互いのことを聞き合って、相手のことを知っていった。
出身地や今何をしているのか?、なんでSWYに応募したのか?、海外の話等様々な話をした(ちなみに今年度SWY参加者のうち海外経験のある人が9割以上らしい、びっくり)。

とある日の夕食
皆とテーブルを囲み楽しい時間

夕食後も異文化理解に関する講義があり、半日みっちり研修を受けて就寝。
研修初日は移動や初めての環境による疲れもあってか、布団に入った瞬間すぐ夢の中へ。ぐっすり眠ることができた。

研修2~4日目

2~4日目は、寄港地での地域活動に関する説明から、英語でのディスカッション基本講座やリーダーシップセミナーなど多数の研修を受けた。
また、SWYでは、決められたコース(例えば環境・教育・観光など)に従ってそのグループで議論や寄港地活動をしたり、さらには船内では参加者自身がサークルのように自由に自主活動をしたりすることができる。
実際の乗船に向けて、コースグループで顔合わせをしたり、船内でやることの計画をしたりした。
研修は毎日朝から晩まで丸1日使って行われ、たくさんの情報に圧倒されながらも、本当に濃い時間が一瞬で過ぎていった。
80人もの参加者の名前も時間が経つにつれて覚え、人となりもちょっぴり知ることができた。

英語でのグループディスカッションの様子
もっと英語話せるようになりたい

研修最終日

あっという間に最終日。
最終日はSWYでの目標設定をしたり、研修のまとめをしたりした。
周りにいる子とSWYを通してやりたいことなどをシェアし、今後の活動がより楽しみとなったと同時に、私はSWYで何がしたいのか?今一度耳を傾けよう、そして自分のことを見失わないようにしようと思った。

研修を受けてみて

率直な感想…
みんなの熱量がすごい!
講座が終わるごとに毎回ばんばん質問が飛び交ったり、個人のこれやりたい!が周りの仲間の助けとともにすごいスピードで形になっていったり、グループワークするときも誰かが率先して自身のできることをしていたり、自由に発言したり。
自身の気持ちを大切にしている人が多いようにみえて、とても素敵だなと思った。
一方、まだ私はこの熱量に乗りきれず、その上無意識にあわせようとし、少し疲れを感じた。
だが、こうして顔広く行動している人のほかにも、やってみようかなと少しづつ自分の殻を破っていく人、小さく行動している人など様々な人がいる。
そしてここには、一人一人が相手のことを受け入れる暖かい空間がある。
そんなことを思うと、私ももっと自由に動いていい、ありのままの自分でいい、と思えた。

多くの人と出会いから始まったこの5日間の研修はあっという間に過ぎた。
みんなと会うのは来年の1月。
このときには海外青年も来日し、いよいよ航海が始まる。
乗船までの数か月間、楽しむ!!ことを第一に、自分を見失わず、少しずつ準備していけたらと思う。

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